# 評論

巨匠が残した含蓄に富む名台詞を振り返る!! 小さな高級車論ほか 【復刻・徳大寺有恒「俺と疾れ!!」】
2024.06.16

巨匠が残した含蓄に富む名台詞を振り返る!! 小さな高級車論ほか 【復刻・徳大寺有恒「俺と疾れ!!」】

 2014年11月に逝去した自動車評論家、徳大寺 有恒。ベストカーが今あるのも氏の活躍があってこそだが、ここでは2013年の本誌企画「俺と疾れ!!」をご紹介したい。14代目クラウンへの試乗、日本はなぜプレミアムコンパクトを作るのが下手なのか?免許はAT MTどちらを選ぶべき??穏やか、かつ豊か

世界一過酷な24時間レースが史上最短の7時間に…ニュルブルクリンクは今年も波乱の展開でした【Key
2024.06.16

世界一過酷な24時間レースが史上最短の7時間に…ニュルブルクリンクは今年も波乱の展開でした【Key"s note】

レーシングドライバーであり自動車評論家でもある木下隆之氏が、いま気になる「key word」から徒然なるままに語る「Key’s note」。今回のキーワードは「2024年のニュルブルクリンク24時間レース」についてです。世界一過酷と言われる耐久レースに地元ドイツのチームとタッグを組んで参戦した

佐野元春の初ヒットアルバム『SOMEDAY』 現代の若者にも通じる都会人の孤独や青春【休日に聴きたい名盤】
2024.06.16

佐野元春の初ヒットアルバム『SOMEDAY』 現代の若者にも通じる都会人の孤独や青春【休日に聴きたい名盤】

国内外のアーティスト2000人以上にインタビューした音楽評論家の岩田由記夫さんが、休日のドライブで聴きたくなる名盤を紹介します。今回は、佐野元春のサードアルバム『SOMEDAY(サムデイ)』です。リリースは1982年5月で、自身初の大ヒットを記録します。その2年前、80年3月にシングル「アンジ

文芸評論家の野口武彦さん死去
2024.06.14

文芸評論家の野口武彦さん死去

 江戸学の深い造詣で知られた文芸評論家で神戸大名誉教授の野口武彦さんが9日、老衰のため死去した。86歳。東京都出身。

虚無の声を「解毒」する複層性。池上裕子評「ホー・ツーニェン エージェントのA」展
2024.06.12

虚無の声を「解毒」する複層性。池上裕子評「ホー・ツーニェン エージェントのA」展

 シンガポール出身のホー・ツーニェンは、あいちトリエンナーレ2019にて《旅館アポリア》(2019)、2021年に山口情報芸術センター[YCAM]で開催された個展にて《ヴォイス・オブ・ヴォイド─虚無の声》(以下、《ヴォイス・オブ・ヴォイド》。2021)、同年末の豊田市美術館での個展で《百鬼夜行

ポール・オースターは「本のない家庭」で育った...人間を見続けた「文学の天才」の人生とは?
2024.06.07

ポール・オースターは「本のない家庭」で育った...人間を見続けた「文学の天才」の人生とは?

4月30日に77歳で死去したポール・オースターは、1950年代のニュージャージー州の「本のない家庭」で育った。人間の行動や変化する世界の複雑性にこだわるオースター流の視点を養ったのは、そんな世界だ。文学に情熱を傾け、書くことに魅了されていた「ニューヨークのユダヤ人青年」時代には、

【100歳の100の知恵】ただ年上ということだけで、上から目線でなにか言うのは、おこがましい。年齢や性別関係なく、相手を尊重する気持ちを忘れない
2024.06.07

【100歳の100の知恵】ただ年上ということだけで、上から目線でなにか言うのは、おこがましい。年齢や性別関係なく、相手を尊重する気持ちを忘れない

101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』(中央公論新社)から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。*

『季刊・オーディオアクセサリー193号』発売中! 土方久明氏のテーマは「歌謡曲を国産オーディオで聴こう!」
2024.06.06

『季刊・オーディオアクセサリー193号』発売中! 土方久明氏のテーマは「歌謡曲を国産オーディオで聴こう!」

5月27日(月)より、『季刊・オーディオアクセサリー vol.193』が発売されています。『季刊・オーディオアクセサリー 193号』の詳細はこちらから音元出版は今年4月に社屋を移転をしたばかり。そして試聴室もそれに合わせて新しく作りました。それに合わせて、今号では新

『大谷翔平と一緒にしないで』 累計利益100億円の投資家、自身の金銭感覚を明かすも、番組共演者からピシャリ
2024.06.06

『大谷翔平と一緒にしないで』 累計利益100億円の投資家、自身の金銭感覚を明かすも、番組共演者からピシャリ

 フジテレビ系トーク番組「ホンマでっか!?TV」が5日放送された。投資評論家のテスタさんが初出演したが、ある発言で共演者に苦言をていされた。 この日の放送は「もうけ話SP」。テスタさんはフリーターをしていた2005年から元手300万円で投資を始め、6年で資産1億円となり、2024

白河の名ラーメン店「とら食堂」の首都圏弟子店6軒を回ってみた
2024.06.06

白河の名ラーメン店「とら食堂」の首都圏弟子店6軒を回ってみた

日本初の料理評論家、山本益博さんはいま、ラーメンが「美味しい革命」の渦中にあると言います。長らくB級グルメとして愛されてきたラーメンは、ミシュランも認める一流の料理へと変貌を遂げつつあります。新時代に向けて群雄割拠する街のラーメン店を巨匠自らが実食リポートする連載です。ラーメンを

トヨタなど5社 認証不正 「メーカー側の気の緩みだが、国際競争のためには 認証制度の見直しも必要」自動車評論家が指摘
2024.06.04

トヨタなど5社 認証不正 「メーカー側の気の緩みだが、国際競争のためには 認証制度の見直しも必要」自動車評論家が指摘

自動車評論家の国沢光宏氏が6月4日(火)、ニッポン放送のニュース番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』(毎週月~金曜日 朝6時~)に電話出演。トヨタ自動車など5社の「認証不正」問題について、その認証制度の課題を指摘した。国土交通省は6月3日、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機

【証言・官房機密費】田原総一朗氏が明かす“渡される側”のリアル 和服の女性が渡した紙袋に入っていた「100万円の封筒が10個」
2024.06.04

【証言・官房機密費】田原総一朗氏が明かす“渡される側”のリアル 和服の女性が渡した紙袋に入っていた「100万円の封筒が10個」

 毎月約1億円、年間約12億円もの税金の使途が“ブラックボックス”になっている──それが「官房機密費」だ。国会で「政治とカネ」の改革を掲げて必死にアピールする岸田文雄・首相も、そこには決して手をつけようとしない。 このままでは、次の総選挙で機密費が好き放題に使われかねない。そこで

レクサス製の新型ハイブリッドコンパクトSUV「レクサス UX 300h」快適性重視の性能と実力をチェック
2024.06.03

レクサス製の新型ハイブリッドコンパクトSUV「レクサス UX 300h」快適性重視の性能と実力をチェック

新型「レクサスUX」はどうですか?おもしろい。そう?教えて!実際、レクサスのコンパクトSUVは、同クラスの他の競合車とは何よりも違う。このクラスには、「アウディQ3」や「BMW X1」、あるいは「UX」の兄貴分である「カローラ クロス」などがいる。これらのモデルは、デザインがあま

日本車には個性的で楽しいターボがいっぱいあったのよ! 国産車限定・歴代過給エンジン10選
2024.06.02

日本車には個性的で楽しいターボがいっぱいあったのよ! 国産車限定・歴代過給エンジン10選

 日本車にも個性的で楽しいターボがあったな、としみじみ語るのは、本誌でお馴染みの自動車評論家 鈴木直也、片岡英明両氏。身を震わせたターボ、記憶に残るターボ、歴史に名を刻んだターボ……。国産車限定でふたりが選ぶ史上最強ターボ。さて、どれだ??(本稿は「ベストカー」2013年4月26日号に掲載した

こういうクルマこそトヨタに作ってほしいのよ!!! VWアルテオン試乗でテリーさんが思ったこと 【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
2024.06.02

こういうクルマこそトヨタに作ってほしいのよ!!! VWアルテオン試乗でテリーさんが思ったこと 【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】

 ベストカー本誌で30年も続いている超人気連載「テリー伊藤のお笑い自動車研究所」。過去の記事を不定期で掲載していきます。今回はVW(フォルクスワーゲン)アルテオン試乗です!(本稿は「ベストカー」2020年12月26日号に掲載した記事の再録版となります)撮影:西尾タクト

『デデデデ』“終末作品”を目指した劇場版の良さ 原作と比較するとビターな結末に
2024.06.02

『デデデデ』“終末作品”を目指した劇場版の良さ 原作と比較するとビターな結末に

 浅野いにお原作の映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(以下、『デデデデ』)は、地球滅亡の物語だ。3月22日に公開された前章では、空に大きな母艦が浮かんだ東京で暮らす小山門出と中川凰蘭(通称・おんたん)の日常が主に描かれた。高校の先生である渡良瀬に恋心を抱く門出や、友達との女

恒例トークライブ「政則十番勝負」ゲストに怒髪天増子&上原子、人間椅子、掟ポルシェら
2024.06.02

恒例トークライブ「政則十番勝負」ゲストに怒髪天増子&上原子、人間椅子、掟ポルシェら

音楽評論家・伊藤政則によるトークイベント「政則十番勝負」が、東京・タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIOで行われる。「政則十番勝負」は、伊藤が各界の著名人をゲストに招いて行う恒例のトークイベント。今回は8月30日から9月3日までを「Part 1」、9月13日から17

オーディオ評論家の井上千岳氏、小原由夫氏が提唱する新時代のシステムプラン。最新号『季刊・オーディオアクセサリー193号』にて掲載
2024.05.31

オーディオ評論家の井上千岳氏、小原由夫氏が提唱する新時代のシステムプラン。最新号『季刊・オーディオアクセサリー193号』にて掲載

5月27日(月)に最新号となる『季刊・オーディオアクセサリー 193号』が、全国の書店およびオンライン書店にて発売されました。『季刊・オーディオアクセサリー』の詳細はこちらから今号の巻頭特集では、今年4月に稼働した小誌の新試聴室、通称「ホワイト・ルーム」竣工を記念し

古本屋を巡り、顧みられなくなった作品、作家を生き返らせた九大大学院教授没後20年 教え子や研究仲間を支える「清新な光景」
2024.05.31

古本屋を巡り、顧みられなくなった作品、作家を生き返らせた九大大学院教授没後20年 教え子や研究仲間を支える「清新な光景」

 分厚くて、グローブみたいな手だった。筑紫女学園大教授の松下博文(67)が思い出すその手の持ち主は花田俊典(1950~2004)。松下にとって、九州大大学院の先輩に当たる。 花田は九州大大学院教授を務めた文芸評論家である。代表作は九州、沖縄、山口の文学者を掘り起こした「清新な光景

ハマる人が続出…中国発「マーラータン」を日本に持ちこんだ「意外な人物」がその秘史を明かす
2024.05.29

ハマる人が続出…中国発「マーラータン」を日本に持ちこんだ「意外な人物」がその秘史を明かす

 いま注目を集める中国グルメ「麻辣湯(マーラータン)」をご存じだろうか。 「1人用の火鍋」ともいえる料理で、自分で選んだ好きな具材と麺が、麻辣スープで一緒に煮込まれて、丼で提供される。『楊国福マーラータン』や『張亮麻辣湯(燙)』といった中国現地チェーン店も日本に多く進出しているな