「そうそうポジションを…」堀内恒夫さん、巨人・岡本和真の起用法に懸念 サード固定を主張「今は尚更」

AI要約

元巨人エースで野球評論家の堀内恒夫さんが、巨人の選手起用について意見を述べた。

菅野智之投手の腰痛について心配を表明し、坂本勇人内野手や岡本和真内野手の起用法について提言した。

世代交代と将来への視点を持ちながら選手を育てることの重要性を指摘した。

「そうそうポジションを…」堀内恒夫さん、巨人・岡本和真の起用法に懸念 サード固定を主張「今は尚更」

 巨人V9時代のエースで、元監督の野球評論家、堀内恒夫さん(76)が24日、自身のブログ「今日もどこかであくたろう」を更新し、巨人の選手起用について「老婆心ながら」と前置きした上で進言した。

 23日のヤクルト戦は、予告先発されていたエースの菅野智之投手(34)が、腰痛により登板回避した。堀内さんは「エースと呼ばれたピッチャーが 試合前に登板を回避する。よっぽどのことだろう。体が以前のようにいうことを聞いてくれない。常に、体の状態が悪い」と思いやった。

 さらに、出場機会のなかった坂本勇人内野手(35)にも触れ「それは、坂本にも言えるだろうね」「坂本はスイングができていない。これまでのような技術がないんだ。バットの扱いが上手くいかないからボールが当たらない。加齢や長年酷使してきたものが体にきていると想像できる」と述べた上で「でもね、坂本にはまだまだ頑張ってもらわなくちゃいけないよ」とエールを送った。

 一方、4番打者で打率2割6分3厘、12本塁打と不調の岡本和真内野手(27)の起用法には懸念の声を上げた。「彼はファーストへ行ったりサードへ行ったり。昨シーズンはレフトも守った。岡本という存在はそうそうポジションを変える選手じゃない。調子が取り戻せていない今は尚更ですよ」とポジションをサードに固定すべきだと主張し、ファーストは坂本や大城卓の起用を提案した。

 「目の前の1試合1試合を選手を変えて懸命に戦うことも大事だが世代交代を見極めつつ先のことを見据えて い選手をどっしりと育てることも忘れないでほしい」と求めた。