# 診療・治療

断続的断食の両面…腸の再生助けるが、大腸がんのリスク高める
2024.08.27

断続的断食の両面…腸の再生助けるが、大腸がんのリスク高める

 一定時間断食を行う断続的断食は、腸幹細胞の再生能力を高め、炎症を治療する助けになる利点があるが、再び食事をする段階で、大腸がんのリスクを高める可能性があるとする研究結果が発表された。 米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、マウスの実験を通じて、断食を終えて再び食

手術支援ロボット「ダヴィンチ」を新型に更新 富山県の砺波総合病院
2024.08.27

手術支援ロボット「ダヴィンチ」を新型に更新 富山県の砺波総合病院

 富山県砺波市の砺波総合病院は26日、内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチSi」を新型の「ダヴィンチXi」に更新し、運用を開始したと発表した。 Siの修理サポートが年内で終了するため導入した。価格は3億4100万円。ロボットアームの構造が改良され、患者の体への負担をより少なくするこ

終わりの見えない不妊治療。想像を超えたつらさの中で私を支えてくれた言葉
2024.08.27

終わりの見えない不妊治療。想像を超えたつらさの中で私を支えてくれた言葉

ピン芸人・本日は晴天なりによる連載「バツイチアラフォーの幸せだけじゃない日常」。妊活を経て始めた不妊治療で初期流産を経験した筆者。ネガティブな気持ちに押しつぶされそうになっても、希望を信じて不妊治療を続けることを選んだ。しかし、待っていたのはさらに過酷な現実。終わりの見えない日々を振り返る。<

JR東海経営の病院、心臓カテーテル治療の事故相次ぐ 患者死亡も
2024.08.27

JR東海経営の病院、心臓カテーテル治療の事故相次ぐ 患者死亡も

 JR東海が経営する名古屋セントラル病院(名古屋市中村区)の循環器内科で2022~23年、心臓のカテーテル治療を受けた40代患者が植物状態に陥り、50代患者が出血性ショックで死亡する事故が起きていたことが、複数の関係者への取材や関連文書で分かった。JR東海は「診療内容は当事者以外に回答できない

【片頭痛の解消法】痛みはどのように和らげるのが正しい?痛みの原因についても米専門家たちが解説
2024.08.26

【片頭痛の解消法】痛みはどのように和らげるのが正しい?痛みの原因についても米専門家たちが解説

頭痛は頭痛でも、片頭痛には普通の頭痛とは異なる特徴がいくつもあるって知ってた? この記事では、片頭痛が起こる原因や治療法など、「片頭痛」について理解しておくべき内容を詳しくみていこう。※本記事は、『Prevention』からの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載して

国内初 認知症に伴う暴力の治療薬に…うつ病の治療薬の使用を了承 厚労省
2024.08.26

国内初 認知症に伴う暴力の治療薬に…うつ病の治療薬の使用を了承 厚労省

アルツハイマー型認知症に伴う暴力などの行動障害の治療薬として、抗精神病薬「レキサルティ」の使用が了承されました。 「レキサルティ」は大塚製薬が開発した統合失調症やうつ病の治療薬で、60以上の国や地域で使われています。 26日、厚生労働省の専門家部会は有効性が認められ

三笠宮妃百合子さま 軽い肺炎と診断され集中治療室に 熱下がって回復し近く一般病棟へ
2024.08.26

三笠宮妃百合子さま 軽い肺炎と診断され集中治療室に 熱下がって回復し近く一般病棟へ

最高齢の皇族で101歳の三笠宮妃百合子さまは、8月16日、入院中の都内の病院で発熱し、大事を取って集中治療室に移られていたことが分かりました。その後熱は下がり、回復されたということです。百合子さまは2024年3月、右の手足が動かしにくく、軽い脳梗塞と、誤えん性肺炎と診断されたため

「なぜ障害者が妊娠すると『おめでとう』ではなく憐れんだり怒ったりするんだろう」車椅子ママ・千葉絵里菜(29)が子育ての様子を発信し続ける訳
2024.08.26

「なぜ障害者が妊娠すると『おめでとう』ではなく憐れんだり怒ったりするんだろう」車椅子ママ・千葉絵里菜(29)が子育ての様子を発信し続ける訳

「脳性まひの車椅子ママ」として子育てに励む様子をSNSやブログで積極的に発信している北海道在住の千葉絵里菜さん。東京で出会った男性と結婚し、妊活を経て今年の2月に女の子を出産しました。妊娠中や命がけで臨んだ出産について振り返ってもらいました。(全3回中の3回)■排卵障害や子宮外妊

皇室最高齢101歳の百合子さま 軽い肺炎で8月16日から集中治療室に 現在は回復
2024.08.26

皇室最高齢101歳の百合子さま 軽い肺炎で8月16日から集中治療室に 現在は回復

3月から聖路加国際病院に入院中の三笠宮妃百合子さま(101)が軽い肺炎のため、今月16日から集中治療室に入られていることがわかりました。現在は回復し、近く一般病棟に移られるということです。これは、宮内庁の黒田武一郎次長が定例の記者会見で明らかにしたものです。百合子さ

【がん闘病】森永卓郎さん 体重増加を報告「52キロです」 先々週は「50.5キロ」まで減少 「お腹パンパンなるまで食ってた」
2024.08.26

【がん闘病】森永卓郎さん 体重増加を報告「52キロです」 先々週は「50.5キロ」まで減少 「お腹パンパンなるまで食ってた」

経済アナリストの森永卓郎さんが、26日、ラジオ番組に出演し、がん闘病中の体調について語りました。19日のラジオ番組で、森永さんは「体調はね、良いんですけれども、体重の減少が止まらなくて、金曜日ついに、50.5キロまで減ってですね。(毎週)1キロずつ減ってるんで。多分、来週40キロ

夏の厳しい暑さに サプリメントウォーターを取り入れた愛犬たちの猛暑対策
2024.08.26

夏の厳しい暑さに サプリメントウォーターを取り入れた愛犬たちの猛暑対策

“飼い主さん、お願いします。熱中症で亡くなるたくさんの外飼いの犬達がいます。どうか涼しいお家の中に入れてあげてください。もう昔の夏とは違います。どれだけ辛いか…この異常な暑さから守ってあげられるのは飼い主さんです。彼らは鎖に繋がれ逃げるこ

自然に治癒することはなく一生心身を蝕みつづける「トラウマ」は、どのように治すのか?
2024.08.26

自然に治癒することはなく一生心身を蝕みつづける「トラウマ」は、どのように治すのか?

あなたは本当にトラウマのことを知っていますか?自然に治癒することはなく、一生強い「毒性」を放ち、心身を蝕み続けるトラウマ。講談社現代新書の新刊・杉山登志郎『トラウマ 「こころの傷」をどう癒すか』では、発達障害と複雑性PTSDの第一人者である著者が、「心の複雑骨折」を

ファウチ元NIAID所長が退院、西ナイルウイルスから回復
2024.08.26

ファウチ元NIAID所長が退院、西ナイルウイルスから回復

(CNN) 米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長を務め、新型コロナウイルス感染症の流行時には大統領首席医療顧問も務めた経歴を持つアンソニー・ファウチ氏が、西ナイルウイルスの罹患(りかん)による入院を終えて自宅で養生していることがわかった。広報担当が明らかにした。広報担

治療中に支援生徒死亡疑い、堺市 歯科医師2人を書類送検
2024.08.26

治療中に支援生徒死亡疑い、堺市 歯科医師2人を書類送検

 堺市堺区の「堺市重度障害者歯科診療所」で昨年7月、治療を受けていた特別支援学校の男子生徒に適切な処置をせず死亡させたとして、大阪府警は26日、業務上過失致死容疑で、いずれも歯科医師の男性所長(55)と女性(34)を書類送検した。府警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。 2

「ヘルスリテラシー」の重要性―納得する治療を受けるため 患者に必要なこととは
2024.08.26

「ヘルスリテラシー」の重要性―納得する治療を受けるため 患者に必要なこととは

病気になったら誰しも、よりよい治療を納得したうえで受けたいと願うだろう。では、「納得する治療」とは何か、日進月歩の医療界で日々生み出される新しい薬は自分に使えるのか――。あふれる情報の洪水から自分に合った適切な情報を探し出すために、今注目されているスキルが「ヘルスリテラシー」だ。ファイザー・メ

「余命半年だったけれど、2年も生きている」腫瘍内科医が語る、医師宣告の余命宣告が当たる驚愕の確率
2024.08.26

「余命半年だったけれど、2年も生きている」腫瘍内科医が語る、医師宣告の余命宣告が当たる驚愕の確率

■最後までがんと闘うから最期に苦しんでしまう がんに関して誤解をしていたり正しい知識がないせいで、必要以上に恐怖を感じたり絶望的になったりする人が多いように思います。そのようながんに関する誤解の一つに「緩和ケア」への誤解があります。 緩和ケアというと、治療が行き詰ま

専門医のバーンアウトに看護師はストライキ宣言…病院が「救急状況」=韓国(2)
2024.08.26

専門医のバーンアウトに看護師はストライキ宣言…病院が「救急状況」=韓国(2)

今年2月の専攻医離脱以降は救急室の軽症患者が減ったが、最近では以前よりも増えているという。保健福祉部によると、8月第3週の救急室平均来院患者は1万9784人で平時に比べて111%に達した。匿名を求めたソウル大学病院救急医学科教授は「秋夕時は救急室勤務者は減って体調の悪い人は増え、大変なことにな

自然死を願う夫と、延命を望む妻に起きた「哀しすぎる結末」…看取り医が語る「死の直前」の様子と、浴槽に浮かぶ「薔薇の花びら」の正体
2024.08.26

自然死を願う夫と、延命を望む妻に起きた「哀しすぎる結末」…看取り医が語る「死の直前」の様子と、浴槽に浮かぶ「薔薇の花びら」の正体

私の患者だった達夫さん(仮名)は65歳だった。訪問診療を受ける層の中ではかなり若い方に位置する。彼は病院で頚椎症と診断されて手術に臨んだが、一向に症状が改善せず、再診の結果、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された方だった。頚椎症もALSも、筋力低下や運動機能の障害を引き起こすな

iPS細胞で心臓治療を…“世界初の治験”とは 研究進む「再生医療」【バンキシャ!】
2024.08.26

iPS細胞で心臓治療を…“世界初の治験”とは 研究進む「再生医療」【バンキシャ!】

日本人の「死因」で一番多いのは「がん」で、次に多いのが「心疾患」です。バンキシャ!は、この心臓の治療に関する画期的な技術を取材。iPS細胞から作った心臓の筋肉の細胞を集めたものを、重度の心不全の患者に移植する世界初の「治験」とは。(真相報道バンキシャ!)今月18日、バンキシャ!は

受診時間はたった3分になることも…悪い病院には「スーツ姿の人間」がいるその納得の理由
2024.08.26

受診時間はたった3分になることも…悪い病院には「スーツ姿の人間」がいるその納得の理由

いい医師を見分けるためには、患者も自分で調べて勉強しなければいけない。しかし、インターネットの情報などに簡単に飛びつかないことも大切だ。たとえば、外科医であれば手術スキルが高いことは重要で、内科医であれば薬剤や病気へのアプローチに関する知識が多いことが重要だと言われるが、それ以上に大切なことは