# 若手力

湘南乃海が名古屋場所でのリベンジへ闘志 「やっぱり悔しい。次は自分がという気持ち」…夏場所は優勝争いも届かず
2024.06.10

湘南乃海が名古屋場所でのリベンジへ闘志 「やっぱり悔しい。次は自分がという気持ち」…夏場所は優勝争いも届かず

 大相撲の幕内・湘南乃海(高田川)が10日、優勝に届かなかった夏場所の悔しさを糧に、名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)でのさらなる飛躍を誓った。この日は東京・江東区の部屋で稽古し、申し合い稽古などで汗を流した。 夏場所では11日目終えて単独トップに立つなど、優勝争

朝乃若、やっぱり持ってた勇姿 関取経験者として33年ぶり弓取り式、十両返り咲きへ「頑張らないと」
2024.06.09

朝乃若、やっぱり持ってた勇姿 関取経験者として33年ぶり弓取り式、十両返り咲きへ「頑張らないと」

◇記者コラム「Free Talking」 結びの一番直後の勇姿が、役力士が立て続けに休場した関係でほぼフルでテレビ中継された“持ってる”デビューだった。大相撲で元十両の幕下朝乃若(28)=高砂=が、弓取りを夏場所2日目から千秋楽まで務めた。関取経験者が弓取り式に登場するのは199

夏場所Vの小結・大の里が部屋で稽古 新生・二所ノ関部屋を「白熊と引っ張る」
2024.06.05

夏場所Vの小結・大の里が部屋で稽古 新生・二所ノ関部屋を「白熊と引っ張る」

 大相撲夏場所で、初土俵から7場所目で最速初優勝を飾った小結・大の里(二所ノ関)が5日、茨城・阿見町にある部屋で稽古を行った。四股やすり足など基礎運動を中心に行い、相撲は取らなかった。「稽古は4日から再開した。優勝の余韻は1週間味わった。夏場所の3敗は反省の多い負け方。1か月でしっかり修正して

西日本学生相撲選手権 団体戦は朝日大が初優勝!6連覇中の近大と金沢学院大も撃破
2024.06.03

西日本学生相撲選手権 団体戦は朝日大が初優勝!6連覇中の近大と金沢学院大も撃破

 第98回西日本学生相撲選手権大会が2日、大阪・堺市大浜公園相撲場で行われ、朝日大が初の団体優勝を果たした。 1部団体戦は、近大、金沢学院大、朝日大、九州情報大、愛知学院大、関大の6校に2部優勝の龍谷大を加えた7校の総当たりで争われた。当大会6連覇中で昨年の全国学生選手権を制した

運動神経いい新十両嘉陽は「いずれ大の里を超える主役に」師匠の元稀勢の里・二所ノ関親方の願い
2024.05.30

運動神経いい新十両嘉陽は「いずれ大の里を超える主役に」師匠の元稀勢の里・二所ノ関親方の願い

 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月14日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議を開き、3人の十両昇進を決めた。新十両の嘉陽(24=二所ノ関)は、夏場所に所要7場所で史上最速優勝を果たした大の里の、中学、高校、大学の1学年先輩。現在も同じ部屋に所属する後輩を追い

【大相撲】史上最速V・大の里 「後輩たちに給料で米500キロ」高校時代の恩師が語る人柄と強さ 《新潟》
2024.05.28

【大相撲】史上最速V・大の里 「後輩たちに給料で米500キロ」高校時代の恩師が語る人柄と強さ 《新潟》

大相撲夏場所で初優勝した小結大の里(23)=二所ノ関。石川県出身で中学から新潟県の糸魚川市に相撲留学していました。史上最速優勝を成し遂げた怪物はどんな中学・高校時代を過ごしていたのでしょうか。大の里の恩師で、母校・海洋高校相撲部の村山大洋さんに話を聞き

【大相撲】貴景勝&朝乃山は没落していくのか 横審・山内委員長が実感した土俵の世代交代
2024.05.28

【大相撲】貴景勝&朝乃山は没落していくのか 横審・山内委員長が実感した土俵の世代交代

 世代交代が加速か。大相撲夏場所は小結大の里(23=二所ノ関)が初優勝する一方で、他の上位陣はふがいなさを露呈。春場所で新入幕Vを果たした尊富士(伊勢ヶ浜)に続き、再び〝ちょんまげ力士〟に賜杯をさらわれる格好となった。 横綱審議委員会の山内昌之委員長(東大名誉教授)は27日の会見

史上最速、幕下付出しでの初土俵から7場所目で新小結・大の里が涙の初優勝。ちょん髷力士のパワーが幕内の土俵で炸裂
2024.05.27

史上最速、幕下付出しでの初土俵から7場所目で新小結・大の里が涙の初優勝。ちょん髷力士のパワーが幕内の土俵で炸裂

5月12日、大相撲夏場所が東京・両国国技館で始まりました。「荒れる春場所」のあと、今場所はどうなるのか。『婦人公論』愛読者で相撲をこよなく愛する「しろぼしマーサ」が今場所もテレビ観戦記を綴ります。* * * * * * *◆史上最速7場所目での初優勝大

史上最速V大の里、優勝後は「こんなに忙しいんだなとびっくり…」 激動の15日間の裏側明かす
2024.05.27

史上最速V大の里、優勝後は「こんなに忙しいんだなとびっくり…」 激動の15日間の裏側明かす

 大相撲夏場所で、初土俵から所要7場所目での史上最速優勝を果たした小結・大の里(23=二所ノ関部屋)が千秋楽から一夜明けた27日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で会見を行った。 激動の15日間を終え「ようやく終わったなという感じ。長かったですね」と素直な感想を述べた。初日の横綱・照ノ

ちょん髷の新小結・大の里の初優勝か?最大4力士での優勝決定戦で、大銀杏の貫禄を示せるのか?
2024.05.26

ちょん髷の新小結・大の里の初優勝か?最大4力士での優勝決定戦で、大銀杏の貫禄を示せるのか?

5月12日、東京・両国国技館で始まった夏場所もいよいよ千秋楽。「荒れる春場所」のあと、今場所はどうなるのか。『婦人公論』愛読者で相撲をこよなく愛する「しろぼしマーサ」が今場所もテレビ観戦記を綴ります。* * * * * * *◆大混戦の大相撲夏場所大相

土俵下での力士のやり取りが「仲良しかよ」と話題 スポーツマンシップあふれる姿に「友情」「イチャイチャし過ぎ」ツッコミも
2024.05.26

土俵下での力士のやり取りが「仲良しかよ」と話題 スポーツマンシップあふれる姿に「友情」「イチャイチャし過ぎ」ツッコミも

<大相撲五月場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館 序二段二十四枚目・玉天翔(片男波)と、序二段十六枚目・名島(湊)の一番では勝敗が決する際に両力士が勢いよく土俵下へと落下。その直後、激しい戦いを終えた2人は、肩を貸し、お互いを支えるように立ち上がり、土俵へと戻っていった。こ

2敗キープで5月場所単独トップ 湘南乃海が捨てた「四つ相撲」へのこだわり 
2024.05.23

2敗キープで5月場所単独トップ 湘南乃海が捨てた「四つ相撲」へのこだわり 

 素質を考えれば、幕内下位でウロウロしていい力士ではない。 22日、前頭10枚目の湘南乃海(26)が同16枚目の宝富士との2敗対決に勝利。結びの一番で、同じく2敗をキープしていた大の里が豊昇龍に敗れ、湘南乃海が一躍、単独トップに立った。 194センチ、190センチ。

元十両・藤青雲が6連勝! 幕下優勝&関取復帰へあと一つ「気にせず思い切り自分の相撲を」
2024.05.22

元十両・藤青雲が6連勝! 幕下優勝&関取復帰へあと一つ「気にせず思い切り自分の相撲を」

 ◇大相撲夏場所11日目(2024年5月22日 東京・両国国技館) 元十両で東幕下11枚目の藤青雲(26=藤島部屋)が風の湖(21=押尾川部屋)との幕下全勝対決を制して6連勝と星を伸ばした。 立ち合い、先に手を降ろした風の湖が勢い込んで突っかけること3度。今度は藤青

昨年の学生横綱・草野6連勝 幕下付け出しデビューVへ王手「勝ちにいきたい」
2024.05.22

昨年の学生横綱・草野6連勝 幕下付け出しデビューVへ王手「勝ちにいきたい」

 「大相撲夏場所・11日目」(22日、両国国技館) 昨年の学生横綱で幕下最下位格付け出しの草野(伊勢ケ浜)が、安青錦(安治川)との全勝対決を制し、6連勝を飾った。脇を固めて頭をつけてくる相手を起こしながら両腕をねじ込み、もろ差しになって一気に寄り倒した。 「あれ(も

18歳爽やか力士の豪快投げが炸裂した瞬間!甘いマスクとワイルドなギャップにファンうっとり「すげー!」
2024.05.22

18歳爽やか力士の豪快投げが炸裂した瞬間!甘いマスクとワイルドなギャップにファンうっとり「すげー!」

<大相撲五月場所>◇十日目◇21日◇東京・両国国技館 甘いマスクで人気の18歳、序二段十三枚目・幸乃富士(伊勢ヶ濱)が、序二段十七枚目・琴隆成(佐渡ヶ嶽)を豪快な下手投げで転がした。爽やかな見た目と強烈な投げのギャップに館内からはどよめきが起こり、ファンも「すげー!」「力強い」と

「いまは有望な子ほど進学」「プロとアマの実力差がなくなり…」大相撲の“若手台頭”は喜ばしいだけではない? “番付の権威”が揺らぐ現状
2024.05.21

「いまは有望な子ほど進学」「プロとアマの実力差がなくなり…」大相撲の“若手台頭”は喜ばしいだけではない? “番付の権威”が揺らぐ現状

 先の春場所は尊富士が110年ぶりとなる新入幕優勝を成し遂げ、相撲ファンのみならず日本中で世紀を跨ぐ大快挙が大きな話題となった。番付も東前頭17枚目という幕内42人中、“ランキング”は最下位にもかかわらず、大関、関脇、小結の3人の役力士を撃破しての13勝は、堂々たる成績である。 

学生横綱・草野が5連勝!優勝への意識は「最後の一番になったら」安青錦、風の湖、藤青雲も幕下で全勝
2024.05.20

学生横綱・草野が5連勝!優勝への意識は「最後の一番になったら」安青錦、風の湖、藤青雲も幕下で全勝

 ◇大相撲夏場所9日目(2024年5月20日 東京・両国国技館) 昨年の学生横綱で幕下最下位格付け出しの草野(22=伊勢ケ浜部屋)が東三段目2枚目の天風(32=押尾川部屋)との全勝対決を制して5連勝と星を伸ばした。 左四つに組み合って攻め込まれたところで逆転の左下手

足がピンと美しく伸びた姿に「四股選手権あるなら優勝だわ」うっとりするほどキレイな取組前ルーティンを披露する20歳力士
2024.05.20

足がピンと美しく伸びた姿に「四股選手権あるなら優勝だわ」うっとりするほどキレイな取組前ルーティンを披露する20歳力士

<大相撲五月場所>◇中日◇19日◇東京・両国国技館 「四股選手権あるなら優勝だわ」ーー。序二段六十九枚目・鶴ノ海(錣山)が取組前ルーティンの四股を披露すると、足がピンと美しく伸びた姿に視聴者からそんな声が寄せられた。 身長174.5センチ、体重84.2キロの鶴ノ海は

20歳のウクライナ出身力士が強すぎる…!土俵際に追い込まれてからの見事な逆転劇で“初幕下”ストレート勝ち越し「かっこええ」
2024.05.19

20歳のウクライナ出身力士が強すぎる…!土俵際に追い込まれてからの見事な逆転劇で“初幕下”ストレート勝ち越し「かっこええ」

<大相撲五月場所>◇中日◇19日◇東京・両国国技館 この強さはやはり本物か。幕下四十枚目・安青錦(安治川)が初めての幕下の舞台でストレート勝ち越しを決めた。土俵際に追い込まれてからの見事な逆転劇に視聴者は「強すぎるわ」「うおおお」「かっこええ」などと騒然とした。 ウ

【夏場所】新小結大の里が6連勝 優勝は意識せず「15日間長いので」
2024.05.18

【夏場所】新小結大の里が6連勝 優勝は意識せず「15日間長いので」