西日本学生相撲選手権 団体戦は朝日大が初優勝!6連覇中の近大と金沢学院大も撃破

AI要約

第98回西日本学生相撲選手権大会で初の団体優勝を果たした朝日大について報道。

朝日大が金沢学院大や近大を破り優勝。若手力士の活躍が光った。

朝日大が過去最高の実績を更新し、全国でも上位進出が期待される。

西日本学生相撲選手権 団体戦は朝日大が初優勝!6連覇中の近大と金沢学院大も撃破

 第98回西日本学生相撲選手権大会が2日、大阪・堺市大浜公園相撲場で行われ、朝日大が初の団体優勝を果たした。

 1部団体戦は、近大、金沢学院大、朝日大、九州情報大、愛知学院大、関大の6校に2部優勝の龍谷大を加えた7校の総当たりで争われた。当大会6連覇中で昨年の全国学生選手権を制した近大と、今年既に2つの選抜大会で団体優勝を果たしている金沢学院大が優勝候補。両校が激突する最終戦で優勝が決まるかと予想されていたが、朝日大が波乱を起こした。

 朝日大は4回戦で金沢学院大を撃破。先鋒・生駒智之(2年)が先制し、中堅・大島泰樹(3年)が大森康弘(3年)を破る殊勲の星を挙げた。迎えた副将戦、清水響生(1年)が森田陽彦(2年)を相手に立ち合い潜って足取りでひっくり返すも立ち合い不成立に。作戦がバレてしまったかと思われたが、もう一度足取りを狙って見事に決めた。

 続く5回戦で近大と対戦。先鋒・生駒が一気の電車道で先制すると、二陣・織田タダシ(4年)も突き押しの速い攻めで白星。中堅、副将は近大が勝って2―2の大将戦へ。朝日大のモンゴル出身・チンゾリグ(2年)が巨体を生かした前に出る相撲で野坂朋矢(2年)を送り倒し、団体6連覇中の絶対王者に土をつけた。

 朝日大は初優勝。過去の実績では、現コーチの白塚元久氏(元十両・徳真鵬)を擁した06年の準優勝が最高だった。昨年の全国学生選手権ではAクラス15位に終わっていたが、今年は全国でも上位進出が期待される。

 ▽団体戦 1部

優勝 朝日大(6勝22点)

2位 近大(5勝23点)

3位 金沢学院大(4勝22点)

4位 関大(2勝15点)

5位 愛知学院大(2勝12点)

6位 九州情報大(2勝9点)

7位 龍谷大(0勝2点)

 ▽団体戦 2部

優勝 龍谷大

2位 立命館大

3位 関西学院大