# 自動車技術

フェラーリの全ては12気筒から始まった 「12チリンドリ」日本初披露
2024.06.13

フェラーリの全ては12気筒から始まった 「12チリンドリ」日本初披露

「12チリンドリ」、つまり12シリンダー。エレガントなニューモデルはイタリア語で12気筒を意味する。車名の通り、6.5Lの自然吸気V型12気筒エンジンをフロントミドに搭載、後輪を駆動して走る伝統的な形式のスポーツカーとなっている。エンジンの最高出力は830ps/9250rpmで、

「レベル4」の自動運転が全国へ “完全自動運転”で運転手不足の解消へ…安全面は「人間が運転するよりも事故発生確率は減るはず」
2024.06.12

「レベル4」の自動運転が全国へ “完全自動運転”で運転手不足の解消へ…安全面は「人間が運転するよりも事故発生確率は減るはず」

ドライバーなしでの「自動運転」を全国で推進していこうという政府の新たな方針が明らかになった。「2024年問題」など運転手不足が叫ばれる中、2025年度にすべての都道府県で1年を通じて自動運転バスの運行など実施する計画だ。キーワードとなるのが、特定の条件のもとで人を運転席に乗せずに行う、完全な自

2026年、F1マシンはこうなる! パワーユニット規則に続いてマシンレギュレーションも決定
2024.06.12

2026年、F1マシンはこうなる! パワーユニット規則に続いてマシンレギュレーションも決定

2024年6月6日(現地時間)、F1第9戦カナダGP開幕を前に、2026年から導入されるF1の次世代テクニカルレギュレーションが発表された。2026年の規則は、6月28日に世界モータースポーツ評議会によって正式に承認される予定となっている。2026年から導入されるパワーユニット規

オートライト便利だけど全消しはひと苦労!? オートエアコンてどこまで自動!? メーカー&車種によって全然違うクルマの疑問3選
2024.06.10

オートライト便利だけど全消しはひと苦労!? オートエアコンてどこまで自動!? メーカー&車種によって全然違うクルマの疑問3選

 日々ハイテク化が進み、高度な進化を遂げている自動車デバイス。だんだんと、使う側の理解を超えるところまで技術が進み、「どうやるんだ?」というシチュエーションも増えてきた。いくらハイテクになっても、使う側がローテクのままではもったいない!そこで、いまさら聞きにくい、だからこそ押さえておきたいクル

戸田レーシングとエクセディのモータースポーツにとどまらないすごい技術!インホイールモーターに未来はあるか?【人とくるまのテクノロジー展2024】
2024.06.09

戸田レーシングとエクセディのモータースポーツにとどまらないすごい技術!インホイールモーターに未来はあるか?【人とくるまのテクノロジー展2024】

「戸田レーシング」といえばモータースポーツで活躍するレーシングカンパニーの老舗。また、「EXEDY(エクセディ)」もクラッチメーカーとしてモータースポーツには欠かせない存在だ。そんな二社が2024年5月22日(水)~24(金)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて開催された『人とくるまのテクノ

総計23台のハイパーカーが終結!WEC第4戦開幕に合わせ、恒例の公開車検がかつてない盛り上がりを見せる【ル・マン24時間 プレビュー】
2024.06.07

総計23台のハイパーカーが終結!WEC第4戦開幕に合わせ、恒例の公開車検がかつてない盛り上がりを見せる【ル・マン24時間 プレビュー】

2024年6月15日~16日(現地時間)、WEC世界耐久選手権のハイライトともいえる第4戦「ル・マン24時間」決勝がル・マン(フランス)のサルテサーキットで開催される。。レーススケジュールは6月12日水曜日から始まり、24時間にわたる決勝レースはおよそ30万人の観客が見守る中、6月15日土曜日

新アンテナで道路沿いにテラヘルツ無線エリアを構築、6G時代に向けたソフトバンクの実証実験を見学
2024.06.06

新アンテナで道路沿いにテラヘルツ無線エリアを構築、6G時代に向けたソフトバンクの実証実験を見学

ソフトバンクは6月4日、独自のアンテナ技術を用いて、300GHz帯のテラヘルツ無線で屋外を走行する車両向けの通信エリアを構築する実証実験に成功したと発表した。今回は、ソフトバンク本社付近の道路上で行われた実証実験を見学する機会に恵まれたので、新技術の概要と実験の様子をお伝えする。

ブリヂストン、第2世代の月面探査車用タイヤ説明会 鳥取砂丘で走行試験を初公開
2024.06.05

ブリヂストン、第2世代の月面探査車用タイヤ説明会 鳥取砂丘で走行試験を初公開

■ 「国際宇宙探査ミッション」で使われるルナクルーザーが履くタイヤ ブリヂストンは5月30日、第2世代の月面探査車用タイヤに関する記者説明会を鳥取県と共同で開催。鳥取砂丘の月面実証フィールド「ルナテラス」で第2世代のタイヤでの走行試験を報道陣に初公開した。 JAXA

年に1度のシボレー祭り! コルベット E-Rayも登場した「CHEVROLET FAN DAY 2024」にファンも熱狂!!
2024.06.05

年に1度のシボレー祭り! コルベット E-Rayも登場した「CHEVROLET FAN DAY 2024」にファンも熱狂!!

 6月1日、富士スピードウェイで「CHEVROLET FAN DAY 2024」が開催された。前日までは天候が心配されていたが、当日は終日雨に降られることなく開催され、オープンエアで来場する参加者も多く見られた。大人から子どもまで多くの人が楽しめるコンテンツが開催された様子をリポートする。

日本の自動運転ベンチャー「FUTU-RE 」、異例の中国進出 天津市の介護施設で自律走行車の実証を開始
2024.06.04

日本の自動運転ベンチャー「FUTU-RE 」、異例の中国進出 天津市の介護施設で自律走行車の実証を開始

日本の自動運転スタートアップ企業「FUTU-RE」は、「次世代モビリティによる高齢化社会の課題解決」というミッションを掲げ、独自開発した小型自律走行車の実用化を加速しようとしている。2014年に設立されたFUTU-REは、本社を名古屋市に置き、国際色豊かなチームを中心に、自動運

100年超の技術で披露する
2024.06.04

100年超の技術で披露する"見える光と見えない光"。小糸製作所「中距離/短距離用LiDAR」「高精細ADB」【人とくるまのテクノロジー展2024】

小糸製作所は自動車用ライトメーカーの大手だ。いまでは闇を照らすライト技術で得たノウハウを光学分野にまで広げ、目に見えない光を用いたセンシング技術の開発も盛んに進めている。本稿では、5月22~24日に横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展」の小糸製作所ブースで見

大型バイクに自動ブレーキ!? スクーター搭載も可能な日立アステモの低コストADAS
2024.06.04

大型バイクに自動ブレーキ!? スクーター搭載も可能な日立アステモの低コストADAS

サスペンションのショーワ・ブランドなどを手掛ける日立アステモ(日立Astemo)が、2輪車用ADAS(先進運転支援システム)を開発中。自動車関連の技術展示会「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA(2024年5月22日~24日・パシフィコ横浜)」で、ホンダ・CRF1100Lアフリ

バイクのオートマ化はホンダの執念か!? 1977年登場の「EARA(エアラ)」が新2輪世紀の幕を開ける
2024.06.03

バイクのオートマ化はホンダの執念か!? 1977年登場の「EARA(エアラ)」が新2輪世紀の幕を開ける

 2024年6月に、ホンダからクラッチレバーの操作無しにシフトチェンジ可能な「E-Clutch(イークラッチ)」を装備した「CBR650F」および「CB650F」が発売され、クラッチコントロールを自動制御する画期的な新製品として話題を集めています。 1970年代にも、同じようにク

仏サプライヤー「ヴァレオ」の電動化に向けた最新技術に注目してみた
2024.06.03

仏サプライヤー「ヴァレオ」の電動化に向けた最新技術に注目してみた

自動車技術展として、例年多くの来場者を集めることで知られる「人とくるまのテクノロジー展2024」が、5月22日から24日までパシフィコ横浜で開催された。その中からフランスの自動車部品サプライヤーである「ヴァレオ」の最新技術をしよう。同社製品は日本製自動車にも数多く採用されており、ここでも電動化

ぐるぐる巻きばかりが
2024.06.03

ぐるぐる巻きばかりが"ばね"じゃない!これでも"ばね"なの?と言いたいばねもある? 日本発条の「グリッドばね」【人とくるまのテクノロジー展2024】

毎年春に横浜(夏は名古屋)で開催される「人とくるまのテクノロジー展」は、自動車メーカーの技術を後ろから支える無数のサプライヤーが、自社技術・製品をお披露目する大舞台だ。いかに優秀な技術を持つサプライヤーをどれだけ擁しているかが、自動車メーカーの技術力を左右するといっても過言ではない。<

日産が横浜市中心地区の公道でレベル2の自動運転披露 スムーズ走行も判断難しい場面も
2024.06.03

日産が横浜市中心地区の公道でレベル2の自動運転披露 スムーズ走行も判断難しい場面も

日産自動車は、本社のある横浜市内の公道で自動運転の実証試験を報道陣に公開した。運転者が補助的に乗車する「レベル2」の段階で、近隣に横浜中華街や山下公園などがある中心地区の幹線道路を自動走行した。あらかじめ決められた約6キロの走行ルートを、信号や障害物を認識しスムーズに走り抜けた。同社は、令和7

ドライバーなしの完全自動運転が見えてきた! 日産の「ロボシャトル」に乗ったら「ここまできたか!」と驚きしかない!!
2024.06.03

ドライバーなしの完全自動運転が見えてきた! 日産の「ロボシャトル」に乗ったら「ここまできたか!」と驚きしかない!!

 高齢化社会に伴い、移動ニーズが多様化すると同時に、職業ドライバーが不足するという問題が起きているのはご存じのとおり。 タクシーのドライバー不足についてはライドシェアサービスの拡大という方向に向かっているが、あくまで都市部に限定した解決策であって、住民の少ない地域においては役立た

【日下部保雄の悠悠閑閑】
2024.06.03

【日下部保雄の悠悠閑閑】

 公益社団法人自動車技術会が主宰する「人とくるまのテクノロジー展」。2024年も駆け足で回ってきた。年々出展社が増えてスペースも拡大している。テクノロジー展の主体は部品メーカーで普段は直接見えない自動車産業の原動力が分かる。初日は特に来場者数が多かったので盛況だった。 最初に入っ

「SDV」ってなに? ―自動車産業の盛衰をかけた挑戦と求められるマインドの大転換―
2024.06.01

「SDV」ってなに? ―自動車産業の盛衰をかけた挑戦と求められるマインドの大転換―

昨今、報道などで目にする機会の増えていた「SDV(Software Defined Vehicle)」が、ついに“お墨付き”を得た。経済産業省と国土交通省が2024年5月20日に発表した資料『モビリティDX戦略(案)』で、取り組み目標「SDVのグローバル販売台数における『日系シェア3割』」と、

「ホンダE-クラッチ」素朴な疑問に一問一答「自動変速する? 坂道発進に役立つ? 6速で急停止したらどうなる?」
2024.05.31

「ホンダE-クラッチ」素朴な疑問に一問一答「自動変速する? 坂道発進に役立つ? 6速で急停止したらどうなる?」

通常のマニュアルトランスミッションをベースに、「切る・半クラ・繋ぐ」のクラッチ操作を電子制御に任せることができ、人間が普通にクラッチ操作をすることもできるというホンダの最新二輪変速機構「E-クラッチ」。メカ好きな人は「2つのモーターとセンサーが……」というテクニカルな説明や、「E