# 紛争・戦争

戦後79年 陸軍の演習地だった三瓶山周辺に残る「監的壕」「兵舎」跡 訓練時には3000人以上の兵士が
2024.08.14

戦後79年 陸軍の演習地だった三瓶山周辺に残る「監的壕」「兵舎」跡 訓練時には3000人以上の兵士が

太平洋戦争が終わって79年。山陰にも戦地に赴き、ふたたび故郷の土を踏むことなく命を落とした方、空襲の被害にあった方が数多くいます。長い年月を経ながら残っている戦争の記憶を伝える遺跡を島根県大田市の三瓶山に訪ねました。入江直樹 記者「間もな

「夫の戦死が誇らしい」手紙につづった母は、仏前で毎晩のように涙を流していた #戦争の記憶
2024.08.14

「夫の戦死が誇らしい」手紙につづった母は、仏前で毎晩のように涙を流していた #戦争の記憶

 県民の4人に1人が犠牲となった、沖縄戦。「ありったけの地獄を集めた」といわれるこの激戦地で、米軍から陣地奪還を果たした大隊があったことをご存じだろうか。最終的に隊員の9割は戦死し、指揮官を務めた伊東孝一(当時24)はその遺族に宛てて手紙を送り続ける。その「詫び状」に手紙を返した遺族たちがいた

「偉い人の逃げ足は速い」ソ連軍の奇襲をよそに、民間人を見捨てて姿を消した日本軍と憲兵隊 #戦争の記憶
2024.08.14

「偉い人の逃げ足は速い」ソ連軍の奇襲をよそに、民間人を見捨てて姿を消した日本軍と憲兵隊 #戦争の記憶

 1945年8月6日、広島に人類史上初めて原爆が落とされる。日本の降伏は色濃いとみたのか、ソ連はその2日後、一方的に日ソ中立条約を破棄して宣戦布告し、日本の植民地だった朝鮮半島北部の市街地に侵攻した。一般市民も容赦なく戦火にさらされる中、日本軍の要塞司令部は「避難命令を出す必要はない」と明言。

「戦犯の発表があったら、すぐ知らせてくれ」敗戦直後、東條英機はなぜ自決の道を選んだのか?
2024.08.14

「戦犯の発表があったら、すぐ知らせてくれ」敗戦直後、東條英機はなぜ自決の道を選んだのか?

〈「竹やりでは間に合わぬ」太平洋戦争時の“勇気ある”東條英機批判は評価すべきなのか?《激怒の真相》〉 から続く 敗戦後、自決すべきか、それとも連合軍の求めに応じて出頭すべきか……。 『東條英機「独裁者」を演じた男』 (文春新書)より一部抜粋し、関係者の証言と共に苦悩に満ちた東條

《真珠湾攻撃》立案者が語った意義…「真珠湾作戦をやらなくても、結局アメリカ国民は結束した」「やらなければ、1月中旬には日本本土が空襲されていた」
2024.08.14

《真珠湾攻撃》立案者が語った意義…「真珠湾作戦をやらなくても、結局アメリカ国民は結束した」「やらなければ、1月中旬には日本本土が空襲されていた」

〈《真珠湾攻撃》元参謀が語った12月8日の朝。「ちょっと行ってくるよ」…総指揮官は隣りにタバコか酒でも買いに行くように、出撃していった〉 から続く 1941年12月8日、太平洋戦争のきっかけとなった「真珠湾攻撃」。山本五十六・連合艦隊司令長官の密命を帯びて、作戦実施計画立案の中

《真珠湾攻撃》元参謀が語った12月8日の朝。「ちょっと行ってくるよ」…総指揮官は隣りにタバコか酒でも買いに行くように、出撃していった
2024.08.14

《真珠湾攻撃》元参謀が語った12月8日の朝。「ちょっと行ってくるよ」…総指揮官は隣りにタバコか酒でも買いに行くように、出撃していった

 1941年12月8日、太平洋戦争のきっかけとなった「真珠湾攻撃」。山本五十六・連合艦隊司令長官の密命を帯びて、作戦実施計画立案の中心的役割を担ったのが、第一航空艦隊参謀だった源田実氏である。 源田氏は戦後『 真珠湾作戦回顧録 』を著し、世界戦争史でもまれに見る大奇襲作戦の全貌を

「戦死したのは皆、餓死。骨と皮になって死んでますよ」パラオで飢餓地獄をさまよった日本兵の証言《サツマイモの盗み食いで銃殺も》
2024.08.14

「戦死したのは皆、餓死。骨と皮になって死んでますよ」パラオで飢餓地獄をさまよった日本兵の証言《サツマイモの盗み食いで銃殺も》

〈「棒地雷を持ったまま、戦車に突っ込め!」1万2000人が戦死したペリリュー島の壮絶な戦法《帰還兵の証言》〉 から続く日米双方で約1万2000人が戦死した西太平洋の島・ペリリュー島(西太平洋、パラオ共和国)。元日本兵の尾池隆氏はペリリュー島での戦闘には加わららず、パラオ本島で後

「棒地雷を持ったまま、戦車に突っ込め!」1万2000人が戦死したペリリュー島の壮絶な戦法《帰還兵の証言》
2024.08.14

「棒地雷を持ったまま、戦車に突っ込め!」1万2000人が戦死したペリリュー島の壮絶な戦法《帰還兵の証言》

日米双方で約1万2000人が戦死した悲劇の島・ペリリュー島(西太平洋、パラオ共和国)。この島から生還できた日本兵はわずか34名だった。そのうちの一人、土田喜代一氏にノンフィクション作家の早坂隆氏が戦場の記憶を訊いた。◆◆◆〈「ペリリュー島から帰還した三十四名」の内の

特攻隊員は、遺される親や女性たちに何を思っていたのか…遺書や日記に書かれた「心の叫び」
2024.08.14

特攻隊員は、遺される親や女性たちに何を思っていたのか…遺書や日記に書かれた「心の叫び」

生還の見込みのない体当たり兵器に乗り込んだ若者たち。戦局挽回、国民の士気高揚を目的に「一億総特攻」を打ち出す軍上層部、メディア。国民は特攻、そして特攻隊員をどう見ていたのか。『特攻隊員の現実』では、前線、銃後の人びとの生の声をもとに、特攻を再現する。※

「ゼレンスキーは《最悪の選択》をした」ロシア越境攻撃を仕掛けたウクライナが、「アメリカ・フランスに見放される」運命にある理由
2024.08.14

「ゼレンスキーは《最悪の選択》をした」ロシア越境攻撃を仕掛けたウクライナが、「アメリカ・フランスに見放される」運命にある理由

8月6日から、ウクライナはロシアに対して越境攻撃を開始した。その狙いはどこにあるのか。また、なぜ今の時期の攻撃なのか。ゼレンスキー大統領の真の狙いがよく分からない。F16戦闘機を入手したとはいえ、年末までの供与数は約20機と、その数も少なく、ウクライナのパイロットの習熟度も十分で

「未曽有の国難のときに疎開はできぬ」貞明皇后の終戦後の
2024.08.14

「未曽有の国難のときに疎開はできぬ」貞明皇后の終戦後の"疎開生活"

1945(昭和20)年4月、沖縄戦で「戦艦大和」率いる日本海軍の最後の艦隊が全滅し、日本軍は地上戦へと突入した。時を同じくして、長野県は埴科郡松城町(はにしなぐんまつしろちょう、現在の長野市松代地区)に、政府の中枢機能を移転する計画が立てられた。戦局が厳しくなるなかで、当時の天皇、皇后両陛下、

ロシア西部州で74集落制圧 ウクライナ軍、激戦続く
2024.08.14

ロシア西部州で74集落制圧 ウクライナ軍、激戦続く

 【キーウ共同】ロシア西部クルスク州への越境攻撃を続けるウクライナのゼレンスキー大統領は13日、ロシアの計74集落を制圧したと明らかにした。ロシア国防省はクルスク州の4集落で敵の進軍を阻止したと発表。ロシア側は兵力を増強して撃退作戦を展開しており、双方の激しい戦闘が続いている。 

米国務長官、中東訪問を延期 「状況不確実」=アクシオス
2024.08.14

米国務長官、中東訪問を延期 「状況不確実」=アクシオス

[ワシントン 13日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は予定されていた中東訪問を延期した。米ニュースサイトのアクシオスが13日、複数の関係筋の話として報じた。「状況の不確実性」が理由としている。 ブリンケン長官は13日に中東に向けて出発する予定だった。<

アッバス議長とプーチン大統領が会談 「パレスチナの国家創設」で認識確認
2024.08.13

アッバス議長とプーチン大統領が会談 「パレスチナの国家創設」で認識確認

パレスチナ自治政府のアッバス議長がロシアのプーチン大統領と会談し、ガザ地区での戦闘や中東情勢について協議しました。 パレスチナ自治政府のアッバス議長は13日、訪問先のモスクワで6年ぶりにプーチン大統領と会談しました。 会談でアッバス議長はガザ地区での戦闘について触れ

ハマス、テルアビブをロケット弾で攻撃と表明 爆発音聞こえる
2024.08.13

ハマス、テルアビブをロケット弾で攻撃と表明 爆発音聞こえる

[カイロ 13日 ロイター] - イスラム組織ハマスの軍事部門「カッサム旅団」は13日、イスラエルのテルアビブとその郊外を「M90」ロケット弾2発で攻撃したと表明した。イスラエルのメディアによると、テルアビブで複数回の爆発音が聞こえた。今のところ死傷者の報告はないという。

広島の米兵被爆死、身元詳述 10~20代、横浜に遺骨埋葬
2024.08.13

広島の米兵被爆死、身元詳述 10~20代、横浜に遺骨埋葬

 米軍による広島市への原爆投下で被爆死した米兵捕虜の氏名や生年月日、階級といった身元を詳述した米軍公文書が13日までに明らかになった。遺骨を回収して横浜市の墓地に埋葬後、米国に送還した経緯も判明した。「原爆で死亡」「8月6日に広島で戦死」などと記録され、10~20代の米国の若者も原爆の犠牲とな

731部隊の元少年隊員 79年ぶりに中国の跡地訪問 「日中関係良くしたい」
2024.08.13

731部隊の元少年隊員 79年ぶりに中国の跡地訪問 「日中関係良くしたい」

第2次世界大戦中に中国で細菌戦の研究を行ったとされる「731部隊」に所属していた元少年隊員が終戦以来、79年ぶりに中国を訪れました。 長野県に住む清水英男さんは1945年3月から8月まで少年隊員として「731部隊」に所属し、終戦とともに帰国しました。 中国中央テレビ

【戦後79年目】「悲しいって思えばいいんですけど、そんな気持ちすらなく…」終戦2日前の空襲 友人を亡くした男性の証言
2024.08.13

【戦後79年目】「悲しいって思えばいいんですけど、そんな気持ちすらなく…」終戦2日前の空襲 友人を亡くした男性の証言

終戦から79年、戦争の記憶を未来につなぐつなぐ、つながるをシリーズでお伝えします。今回はちょうど79年前に山梨県大月市で起きた空襲を経験した男性の証言です。山梨県都留市井倉に住む清水昭伯さん、昭和5年7月14日生まれの94歳です。戦時中の世の中を次のよ

報復攻撃に備えるイスラエル北部“地下病院”設置で救急対応の準備進む
2024.08.13

報復攻撃に備えるイスラエル北部“地下病院”設置で救急対応の準備進む

イランとレバノンの武装組織ヒズボラが報復攻撃を宣言する中、イスラエル北部では、「地下病院」が設置されるなど、大規模な攻撃への準備が進められています。イランとヒズボラは、イスラエル軍がイスラム組織ハマスの指導者ハニヤ氏や、ヒズボラの幹部を殺害したとして、報復攻撃を宣言しています。<

「すぐ大声で怒鳴る上司が苦手です…。どう付き合ったらいいでしょうか?」悩む女性に毒蝮三太夫がアドバイス「あなたは悪くない」
2024.08.13

「すぐ大声で怒鳴る上司が苦手です…。どう付き合ったらいいでしょうか?」悩む女性に毒蝮三太夫がアドバイス「あなたは悪くない」

 仕事をする上で、上司や同僚との相性は極めて重要である。「上司と気が合わない」と悩んでいる60歳の女性。「パワハラ」と言っていい仕打ちも受けているようだ。仕事は辞めたくないけど、その上司のことを考えると憂鬱だという苦しい状況から、どうすれば抜け出せるのか。マムシさんはその上司に憤りつつ、果敢に