# 紛争・戦争

チャーチルに学ぶ「政治指導と軍事指導」
2024.08.15

チャーチルに学ぶ「政治指導と軍事指導」

 戦後80年を来年に控えるが、ウクライナやガザでは戦争が続いている。日本でも、世界でも、戦時の指導者のあり方に関心が高まっている。本稿では「昭和の戦争」期におけるイギリスの指導者に注目することで、戦時の指導者について考えたい。 戦争におけるリーダーシップを考える時、ともにイギリス

たった一人で22名もの米兵を殺傷……「凄腕スナイパー」の壮絶な最期とは #戦争の記憶
2024.08.15

たった一人で22名もの米兵を殺傷……「凄腕スナイパー」の壮絶な最期とは #戦争の記憶

 県民の4人に1人が犠牲となった、沖縄戦。「ありったけの地獄を集めた」といわれるこの激戦地で、米軍から陣地奪還を果たした大隊があったことをご存じだろうか。 兵員の数はもちろん、武器弾薬や医療品、食料など物資の面でも米軍に圧倒されていた日本軍にとって、「勝てるはずのない戦争」なのは

「虎に翼」が「玉音放送」によって敗戦を描かなかったワケとは…〈なぜ岡田将生演じる航一は“苦悩”し続けたのか〉
2024.08.15

「虎に翼」が「玉音放送」によって敗戦を描かなかったワケとは…〈なぜ岡田将生演じる航一は“苦悩”し続けたのか〉

 NHKの朝ドラ「虎に翼」は、日本近現代史を研究している立場からもとてもおもしろい。日本で初めて女性として弁護士・裁判所所長などを務めた三淵嘉子をモデルにしたドラマであるが、三淵とは実際は関係のなかった戦前の大疑獄事件である帝人事件(ドラマでは共亜事件)では父親が逮捕され、同じく実際は三淵と交

戦時下の古里知って 岩手・奥州 胆沢特別企画展 被弾した鐘、飛行場資料など紹介 戦後79年
2024.08.15

戦時下の古里知って 岩手・奥州 胆沢特別企画展 被弾した鐘、飛行場資料など紹介 戦後79年

 恒久平和を願う第7回特別企画展「戦時下の胆沢を振り返って」は、奥州市胆沢南都田の胆沢文化創造センターロビーで開かれている。空襲で撃ち抜かれた小山国民学校の鐘、戦地からの手紙、小山飛行場の資料などを展示。戦後79年を迎え、訪れた人たちが資料を見ながら戦争当時に思いをはせ、平和への誓いを新たにし

制圧ロシア領一部に「緩衝地帯」 ウクライナ、人道回廊も
2024.08.15

制圧ロシア領一部に「緩衝地帯」 ウクライナ、人道回廊も

 【キーウ共同】ウクライナ政府高官は14日、越境攻撃で制圧したロシア西部クルスク州の一部地域に「緩衝地帯」を創設する考えを示した。国境地帯のウクライナ住民を攻撃から守る目的。緩衝地帯内に民間人がウクライナとロシア双方に避難できる「人道回廊」を設ける方針も表明した。現地住民への支援物資提供や、国

「急きょ、大和の特攻を考えたと」連合艦隊参謀の“肉声”発掘 戦艦大和「水上特攻」79年目の真実
2024.08.15

「急きょ、大和の特攻を考えたと」連合艦隊参謀の“肉声”発掘 戦艦大和「水上特攻」79年目の真実

 太平洋戦争で日本の敗北がすでに決定的となっていた1945年4月。連合艦隊参謀・三上作夫は、海軍航空部隊の前線基地がある鹿児島県・鹿屋にいた。 三上は当時37歳。的確な戦況分析と沈着冷静な性格を買われて44年9月、連合艦隊参謀に抜擢されたエリートだった。三上は参謀として水上部隊の

体中におできができて、指先は細菌感染…黒柳徹子が振り返る戦時中の窮乏生活《15粒の大豆が1日分の食糧だった》
2024.08.15

体中におできができて、指先は細菌感染…黒柳徹子が振り返る戦時中の窮乏生活《15粒の大豆が1日分の食糧だった》

父がヴァイオリニストであり、幼少期は比較的裕福な暮らしができていたと振り返る黒柳徹子さん。しかし、8歳で太平洋戦争が始まったことで、生活は次第に困窮していき、自身も栄養失調に苦しむようになる。◆◆◆ 2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、「戦争」という

「表現できません。ものすごい形相です」…浮揚した潜水艦内で新聞記者が見た、乗組員たちの死に顔に浮かんだ“断末魔の表情”
2024.08.15

「表現できません。ものすごい形相です」…浮揚した潜水艦内で新聞記者が見た、乗組員たちの死に顔に浮かんだ“断末魔の表情”

〈「手を押しのけたら、肘の所からポーンとちぎれて」…浮揚した潜水艦内を撮影した新聞記者が語った“凄まじすぎる光景”〉 から続く「記録文学の巨匠」吉村昭氏は、戦史文学でも非常に優れた多くの作品を遺した。『戦艦武蔵』『帰艦セズ』『深海の使者』『総員起シ』などがその代表作だが、その圧

「手を押しのけたら、肘の所からポーンとちぎれて」…浮揚した潜水艦内を撮影した新聞記者が語った“凄まじすぎる光景”
2024.08.15

「手を押しのけたら、肘の所からポーンとちぎれて」…浮揚した潜水艦内を撮影した新聞記者が語った“凄まじすぎる光景”

「記録文学の巨匠」吉村昭氏は、戦史文学でも非常に優れた多くの作品を遺した。『戦艦武蔵』『帰艦セズ』『深海の使者』『総員起シ』などがその代表作だが、その圧倒的リアリティを支えたのは、氏がたった一人で行った太平洋戦争体験者への膨大な数の証言インタビューだった。 その数多の録音テープ記

戦艦大和と同じ日に沈んだ「知られざる武勲艦」とは? 旧式だけど東奔西走! 時代に即した”大改造”も
2024.08.15

戦艦大和と同じ日に沈んだ「知られざる武勲艦」とは? 旧式だけど東奔西走! 時代に即した”大改造”も

 今から100年以上前の1923年8月15日、旧日本海軍の軽巡洋艦「五十鈴」が竣工しました。太平洋戦争の開戦時には旧式化していましたが、時代に即したアップデートを受け、「縁の下の力持ち」として東奔西走。奇しくも戦艦「大和」が沈没した同日に、全く別の場所で戦没しています。どのような艦艇だったので

「ひめゆり学徒隊」を育てた沖縄の「ナインチンゲール」…ひたすら献身に生きた、その知られざる戦中と戦後
2024.08.15

「ひめゆり学徒隊」を育てた沖縄の「ナインチンゲール」…ひたすら献身に生きた、その知られざる戦中と戦後

太平洋戦争終結から79年が経過する。その末期に繰り広げられた沖縄戦では、住民を巻き込む激しい地上戦で約20万人もの犠牲者を出した。その、慰霊と顕彰、哀悼の心は沖縄県民だけではなく、日本とアメリカ両国民にとっても忘れることができない大切な歴史への儀礼であり、我々には記憶を未来に語り継ぐ使命がある

イスラエルとハマスの停戦交渉 15日に再開 イラン報復攻撃にも影響か
2024.08.15

イスラエルとハマスの停戦交渉 15日に再開 イラン報復攻撃にも影響か

イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘停止などに向けた交渉が15日に再開されます。交渉の結果は報復を明言するイランの判断にも影響を与えるとみられ、注目が集まっています。イスラエル首相府は14日、15日にカタールの首都ドーハで開催される停戦交渉に、交渉団を派遣すると正式に発表しました

ロシア、ウクライナ南部オデーサにミサイル攻撃 港湾施設標的
2024.08.15

ロシア、ウクライナ南部オデーサにミサイル攻撃 港湾施設標的

[14日 ロイター] - ウクライナ当局は、黒海に面する南部オデーサの港湾インフラが14日夕にロシア軍の攻撃を受け、少なくとも2人が負傷したと明らかにした。オデーサ州のキペル知事は、弾道ミサイルによる攻撃を受けたとしている。ロシアは昨年夏、黒海経由の穀物輸出

イスラエル軍、ヨルダン川西岸でハマスを攻撃 ガザ停戦協議控え
2024.08.15

イスラエル軍、ヨルダン川西岸でハマスを攻撃 ガザ停戦協議控え

[ラマラ(ヨルダン川西岸) 14日 ロイター] - イスラエル軍は14日、イスラエル占領下にあるヨルダン川西岸のタムンでパレスチナ人武装勢力を攻撃した。一方、イスラム組織ハマスは、ヨルダンとの国境に近いトゥバスで同組織の戦闘員がイスラエル軍と激しい戦闘を繰り広げていると発表した。

94歳「いつ死んでもいいと思っていた」 団らんの食卓、聴き入る孫
2024.08.15

94歳「いつ死んでもいいと思っていた」 団らんの食卓、聴き入る孫

 太平洋戦争中に14、15歳で海軍特別年少兵(特年兵)に志願し、戦地に送り出された少年たちがいた。群馬県板倉町出身の高瀬秋治さん(94)=埼玉県越谷市在住=もその一人。少年が経験した戦争とはどのようなものだったのか。【庄司哲也】 ◇両親に黙って少年兵に志願 「『ニイ

「(供養のため戦死した仲間の手首を)切って焼いて持ち帰った」 戦後79年、失われつつある戦争体験者の貴重な証言 
2024.08.15

「(供養のため戦死した仲間の手首を)切って焼いて持ち帰った」 戦後79年、失われつつある戦争体験者の貴重な証言 

今年の8月15日で終戦から79年を迎えます。日本海テレビでは、実際に戦地に赴いた経験がある元日本兵の男性に話を聞くことができました。戦争体験者が年々少なくなる中、貴重な声を伝え続けていくためには…証言を残す取り組みに力を入れる自治体の活動も紹介します。島根県飯南町に

<終りに見た街>山田太一さんの名作に吉田羊、堤真一、神木隆之介ら出演
2024.08.15

<終りに見た街>山田太一さんの名作に吉田羊、堤真一、神木隆之介ら出演

 故・山田太一さんの名作を、主演に大泉洋さん、脚本に宮藤官九郎さんを迎えてドラマ化する「テレビ朝日開局65周年記念作品ドラマプレミアム『終りに見た街』」に吉田羊さん、堤真一さん、神木隆之介さん、奥智哉さん、當真あみさんらが出演することが明らかになった。 「終りに見た街」は、山田さ

終戦79年、戦没者追悼式 参列遺族、戦後生まれ47%
2024.08.15

終戦79年、戦没者追悼式 参列遺族、戦後生まれ47%

 終戦から79年となった15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で行われる。参列者は先の大戦の犠牲者約310万人を悼み、戦禍の記憶と平和の尊さを胸に刻む。式は昨年まで新型コロナウイルスの感染防止のため参列規模を縮小して実施してきたが、今回は5年ぶりの通常開催。

大泉洋×宮藤官九郎『終りに見た街』吉田羊、堤真一ら追加キャスト12人解禁、放送日は9月21日 山田太一の名作を令和版にリブート
2024.08.15

大泉洋×宮藤官九郎『終りに見た街』吉田羊、堤真一ら追加キャスト12人解禁、放送日は9月21日 山田太一の名作を令和版にリブート

 山田太一の名作を主演・大泉洋×脚本・宮藤官九郎で約20年ぶりにドラマ化する、テレビ朝日開局65周年記念 ドラマプレミアム『終りに見た街』の放送日が9月21日(土)に決定。さらに、吉田羊、奥智哉、當真あみ、今泉雄土哉、勝地涼、三田佳子、堤真一、神木隆之介、田辺誠一、塚本高史、西田敏行、橋爪功の

吉田羊、大泉洋と夫婦役「大泉さんの存在は安心感がとてつもなくありました」 テレ朝系ドラマ「終りに見た街」
2024.08.15

吉田羊、大泉洋と夫婦役「大泉さんの存在は安心感がとてつもなくありました」 テレ朝系ドラマ「終りに見た街」

 俳優大泉洋(51)主演のテレビ朝日系ドラマ「終りに見た街」(9月21日午後9時)に女優吉田羊(年齢非公表)や俳優堤真一(60)らが出演することが14日、分かった。吉田は大泉演じる主人公の妻役として登場。吉田は「大泉さんの存在は安心感がとてつもなくありました」と〝夫〟絶賛した。