# 看護・介護

ウエルシアが企業版ふるさと納税で2500万円寄付 南房総(千葉県)
2024.06.22

ウエルシアが企業版ふるさと納税で2500万円寄付 南房総(千葉県)

全国で調剤併設型ドラッグストアチェーンの運営をしている「ウエルシア薬局株式会社」(田中純一代表取締役社長)=本社・東京都千代田区=が、南房総市に企業版ふるさと納税として2500万円を寄付した。17日に同市役所で贈呈式があった。介護人材養成推進事業に充てられる。同市では、高齢化率の

屋上庭園 癒やしに 富山西総合病院、北棟増築祝う
2024.06.22

屋上庭園 癒やしに 富山西総合病院、北棟増築祝う

 富山西総合病院(富山市婦中町下轡田)の北棟が完成し、竣工(しゅんこう)式が21日、現地で開かれた。外来や救急用の診察室や手術室を増やしたほか、新たに屋上庭園や介護医療院、療養病棟を整備した。 医療法人社団藤聖会(藤井久丈理事長)が運営する。北棟は病院北側の駐車場に増築し、鉄筋コ

映画『かくしごと』胸のざわめきが消えない心奪うヒューマン・ミステリー
2024.06.21

映画『かくしごと』胸のざわめきが消えない心奪うヒューマン・ミステリー

Navigator●折田千鶴子さん 映画ライター最近さすがにマズいかもと、週に2度ノンアルに切り替え成功。お気に入りの味を見つけたのが勝因です。▶胸のざわめきが消えない、心奪うヒューマン・ミステリー善意や正義感から発した彼女の行為を、冷静

「障害のある家族をいつまで家族が面倒みるのか?」法律家が手がけた注目の2冊を元ヤングケアラーがレポート
2024.06.21

「障害のある家族をいつまで家族が面倒みるのか?」法律家が手がけた注目の2冊を元ヤングケアラーがレポート

 家族に障害がある場合、面倒をいつまでみればいいのだろうか。家族がケアを担うのは義務なのか――。そんな問題に真っ正面から斬り込んだ2冊の本に注目したい。高次脳機能障害の母のケアを続けている元ヤングケアラーのたろべえさんこと、高橋唯さんが、著者のトークイベントに潜入、その想いや現状の課題をレポー

看取り医が驚いた…!「ヘルパーに頼ること」を拒む88歳女性を心変わりさせた「意外な日常風景」
2024.06.21

看取り医が驚いた…!「ヘルパーに頼ること」を拒む88歳女性を心変わりさせた「意外な日常風景」

 私は訪問診療を生業とする看取り医として、患者さんには住み慣れた“我が家”が、終末期においても心安らぐ場所であり、人生の総仕上げにもふさわしい場所になって欲しいと願っている。 そのためにも時期がきたら介護サービスを使って、介護ベッドや手すりを利用したり、ヘルパーを入れて生活介助し

「昨日の夕食」「服をしまった場所」が思い出せないのは認知症?<老化によるもの忘れ>と<認知症>の根本的な違いとは
2024.06.21

「昨日の夕食」「服をしまった場所」が思い出せないのは認知症?<老化によるもの忘れ>と<認知症>の根本的な違いとは

厚生労働省が公開している2020年の「介護保険事業状況報告」によると、施設に入所している<寝たきり>の人は300万人以上もいるそう。そのようななか、高齢者のリハビリを20年以上続けてきた理学療法士の上村理絵さんは「老化することを最後まであきらめなければ、回避できる寝たきりもたくさんある」と話し

30代で「脳梗塞→寝たきり」から奇跡の復活を遂げた男……病床で彼を支えた意外な「命綱」と「回復の決め手」
2024.06.21

30代で「脳梗塞→寝たきり」から奇跡の復活を遂げた男……病床で彼を支えた意外な「命綱」と「回復の決め手」

 毎年だいたい6万人が命を落とす「脳梗塞」。脳の血管が詰まってしまう恐ろしい病気だが、30代でこの病に襲われ、一時「寝たきり」となりながらも見事復活を遂げたのが、本稿著者の根津良幸氏だ。その回復を後押ししたのは、患者としての体感や経験をもとに病床で編み出した独自の技術だった。 3

“老老介護殺人”夫(80)に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決 東京地裁
2024.06.20

“老老介護殺人”夫(80)に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決 東京地裁

東京・世田谷区のマンションで介護をしていた妻の首を電源コードで絞めて殺害した罪に問われている80歳の夫に対して東京地裁は懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。 吉田友貞被告は去年、自宅の寝室で介護をしていた妻の節子さん(当時85)の首を両手で絞めた後、電源コードを首に

にしおかすみこの認知症の母、自らの糖尿を気にしてダウン症の姉とダイエットを考える話
2024.06.20

にしおかすみこの認知症の母、自らの糖尿を気にしてダウン症の姉とダイエットを考える話

 糖尿病の人は認知症になる可能性が高くなる。そんなことを国立国際医療センターの「糖尿病情報センター」など、多くの医療機関でも告知し、糖尿病ケアの重要性を訴えている。では、すでに認知症の人で糖尿病でもある人はどのようにケアしていけばいいのか。糖尿病は、食事療法のみならず、インスリン

「高齢者の楽しみに」 福祉ネイルに広がり
2024.06.20

「高齢者の楽しみに」 福祉ネイルに広がり

 ネイリストが施設などに出張し、高齢者や障害者の爪をマニキュアで彩る「福祉ネイル」が広がりを見せている。 養成団体によると、福祉ネイリストと認定された人は4年間で3.5倍に増加。利用者がいる高齢者施設の職員からは「入居者の楽しみにつながっている」と声が上がる。 福祉

北九州市が「未来の介護大作戦」 介護人材不足に先進テクノロジー導入へ 政令指定都市で最も高齢化
2024.06.20

北九州市が「未来の介護大作戦」 介護人材不足に先進テクノロジー導入へ 政令指定都市で最も高齢化

福岡県北九州市の武内市長は介護人材の不足などに対応するため「未来の介護大作戦」を推し進めると発表しました。北九州市は市民の約3人に1人が65歳以上の高齢者で、政令指定都市の中で高齢化率が最も高いことから介護人材の不足が懸念されています。このため、これまでもテクノロジ

社会福祉法改正に着手へ 身寄りない高齢者らに対応 厚労省社会・援護局長が講演
2024.06.20

社会福祉法改正に着手へ 身寄りない高齢者らに対応 厚労省社会・援護局長が講演

 医療・福祉フォーラム「社会福祉法人の新たな経営戦略」が6日、東京都港区の日本赤十字社で開かれた。基調講演した朝川知昭厚生労働省社会・援護局長は、身寄りのない高齢者への支援強化や成年後見制度の見直しに向けた民法改正の議論に合わせて、社会福祉法を改正することを明言。「今月下旬に検討会を開き、20

野々村真氏がAIに。高齢者向け対話型AIサービスの実証実験をSpiral.AIらが実施
2024.06.20

野々村真氏がAIに。高齢者向け対話型AIサービスの実証実験をSpiral.AIらが実施

 生成AI技術を用いたサービスの開発を手掛けるSpiral.AI株式会社は6月17日、高齢者向けのサービス「AI音声対話型デジタルヒューマン」の実証実験を開始した。AIのモデルとして、タレントの野々村真氏(株式会社スターダストプロモーション所属)を起用する。 AI音声対話型デジタ

質問「子どもに結婚や介護を望むのは古い考えですか?」 - 我知(がち)ーお坊さんに聞いてみる(2024年6月19日)
2024.06.20

質問「子どもに結婚や介護を望むのは古い考えですか?」 - 我知(がち)ーお坊さんに聞いてみる(2024年6月19日)

【質問】 子どもたちも就職する年齢になったので、将来結婚して子どもをつくり、私たちが老人になった時、介護もしてほしいと言ったら、人生を決めつけるのはおかしいと言われました。時代の空気、子の気持ちも分かりますが、私は小さい頃からそう言われ続けて育ち、始まった慣れない介護も頑張ってい

「外国人に体を触られたくない」「言葉が通じないのに何がわかる」…頑なだった84歳女性がフィリピン人介護士に心を開いた「意外な理由」
2024.06.20

「外国人に体を触られたくない」「言葉が通じないのに何がわかる」…頑なだった84歳女性がフィリピン人介護士に心を開いた「意外な理由」

 医療介護の現場は人手不足だ。 後期高齢者人口は、約2200万人に膨れ上がる見込みだ。認知症高齢者の数は、2012年の462万人から2025年には675万人、単身高齢者世帯数は2012年の487万世帯から2025年には751万世帯となる厚生労働省の推計もある。 とこ

にしおかすみこ、認知症の母から糖尿で病院に同行したあとにお願いされたこと
2024.06.20

にしおかすみこ、認知症の母から糖尿で病院に同行したあとにお願いされたこと

 「うちは、母、80歳、認知症。姉、47歳、ダウン症。父、81歳、酔っ払い。ついでに私は元SMの一発屋の女芸人。45歳。独身、行き遅れ。全員ポンコツである」 2021年9月、この書き出しで始まった連載「ポンコツ

「子持ち様」論争に拍車?雇用保険法と育児・介護休業法改正で不満募るワケ
2024.06.20

「子持ち様」論争に拍車?雇用保険法と育児・介護休業法改正で不満募るワケ

 5月に改正雇用保険法と改正育児・介護休業法が成立した。育児と仕事の両立を支援する目的の法改正だが、むしろ現場に運用を丸投げしている印象がある。昨今、小さな子どもを持つ親を「子持ち様」とやゆする声も広がっているが、果たして今回の法改正は職場環境の改善につながるのだろうか。改正内容と考えうる影響

「究極の刑罰」慎重に検討 患者3人中毒死事件控訴審、再び無期懲役判決
2024.06.19

「究極の刑罰」慎重に検討 患者3人中毒死事件控訴審、再び無期懲役判決

横浜市の旧大口病院で平成28年、入院患者3人の点滴に消毒液を混入して中毒死させたとして殺人罪などに問われた元看護師、久保木愛弓被告(37)の控訴審では死刑を求める検察側に対し、極刑を回避すべきかが最大の争点となった。東京高裁判決は19日、1審の判断過程を詳細に検討し、再び無期懲役とした。

安否確認怠り、高齢女性死亡発見遅れ
2024.06.19

安否確認怠り、高齢女性死亡発見遅れ

 札幌市は19日、介護保険事業として行っている高齢者配食サービスで、委託先の事業者が配食時に定められた安否確認を怠り、自宅の室内で倒れていた利用者の80代女性の発見が遅れたと発表した。女性はその後、医療機関で死亡が確認されたという。

日本の介護施設利用者「80歳以上の寝たきり率」はスウェーデンの約10倍で米の6倍以上…その理由を理学療法士が解説
2024.06.19

日本の介護施設利用者「80歳以上の寝たきり率」はスウェーデンの約10倍で米の6倍以上…その理由を理学療法士が解説

厚生労働省が公開している2020年の「介護保険事業状況報告」によると、施設に入所している<寝たきり>の人は300万人以上もいるそう。そのようななか、高齢者のリハビリを20年以上続けてきた理学療法士の上村理絵さんは「老化することを最後まであきらめなければ、回避できる寝たきりもたくさんある」と話し