ウエルシアが企業版ふるさと納税で2500万円寄付 南房総(千葉県)

AI要約

全国で調剤併設型ドラッグストアチェーンの運営をしている「ウエルシア薬局株式会社」が南房総市に2500万円の寄付を行い、介護人材養成推進事業に充てられることが贈呈式で合意された。

南房総市では高齢化率の上昇と要介護認定者数の増加に伴い、介護人材の育成と指導を応援するプロジェクトが令和5年から始まっており、企業版ふるさと納税を通じて資金募集を行っている。

ウエルシア薬局株式会社は同プロジェクトを支援し、若者に魅力のあるしごとづくり推進事業の一環として介護人材養成推進事業に寄付した。

ウエルシアが企業版ふるさと納税で2500万円寄付 南房総(千葉県)

全国で調剤併設型ドラッグストアチェーンの運営をしている「ウエルシア薬局株式会社」(田中純一代表取締役社長)=本社・東京都千代田区=が、南房総市に企業版ふるさと納税として2500万円を寄付した。17日に同市役所で贈呈式があった。介護人材養成推進事業に充てられる。

同市では、高齢化率の上昇と要介護認定者数の増加に伴い、令和5年から介護人材の育成と指導を応援するプロジェクトを開始。推進するための資金として今年末までを受付期間として、企業版ふるさと納税による寄付を募っている。

今回は、同社がこの取り組みに共感し、寄付につながったもので、同市の企業版ふるさと納税の中の「若者に魅力のあるしごとづくり推進事業」である「介護人材養成推進事業」に対して寄付した。

同市役所で行われた贈呈式では、同社の笠原哲総務本部長から石井裕市長に目録が贈られた。

石井市長は「多額の寄付をいただき、感謝申し上げます。人口減少が進む中、高齢化社会を支える介護人材の不足は、全国的にも大きな問題。そのような中、貴社からの寄付は大変心強く、勇気づけられます。頂いた寄付は、介護人材養成のための学習環境整備のために、有効に活用させていただきます」とお礼を述べた。

同市によると寄付は、旧嶺南中学校和田校舎を活用して開校した安房医療福祉専門学校南房総校の、施設整備への補助に充てられる予定だという。