# 皮膚

肌の炎症、人工皮膚で再現 キリンHDが研究成果発表
2024.09.11

肌の炎症、人工皮膚で再現 キリンHDが研究成果発表

 キリンホールディングス(HD)は11日、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)に由来する免疫細胞を組み込んだ立体的な人工皮膚モデルの作製に成功したと発表した。 炎症による肌のトラブルを正確に再現できる可能性がある画期的な成果という。化粧品開発などへの応用が期待される。

“あそこ”にできるニキビみたいなデキモノ、つぶすと危険? 「毛嚢炎」の原因と正しい対処法は? 【医師解説】
2024.09.11

“あそこ”にできるニキビみたいなデキモノ、つぶすと危険? 「毛嚢炎」の原因と正しい対処法は? 【医師解説】

 デリケートゾーンや背中、太ももなどに出現するデキモノ。「ニキビ」と思い、潰して対処してしまう人も少なくないが、実は多くが「毛嚢炎(もうのうえん)」と呼ばれるもので、自然に治ることもあるが、処置を誤ると何度も繰り返したり、重症化して巨大なデキモノ「よう」や「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」になった

「きれい好き」が仇になる?「汗疱(かんぽう)」などの手皮膚炎を防ぐには?医師の実験と考察
2024.09.10

「きれい好き」が仇になる?「汗疱(かんぽう)」などの手皮膚炎を防ぐには?医師の実験と考察

汗をかく季節になると、手足の指、手のひら、足の裏などの皮が剥け、小さな水疱がプツプツ……。このかゆみや痛みを伴う水ぶくれは「汗疱(かんぽう)」と呼ばれる皮膚炎です。 確固たる原因はまだ不明。ですが今回、にっしん皮フ科・形成外科 理事長・院長の平岩亮一先生が、ある仮説を立て、ご自身の体で実験され

爪水虫、治療は長引くことがほとんど 生え替わるまで根気強く治療 Doctorに聞こう!
2024.09.10

爪水虫、治療は長引くことがほとんど 生え替わるまで根気強く治療 Doctorに聞こう!

 爪が白く濁ったり、分厚く変形したりする爪の水虫。夏にサンダルを履いて素足を見せる機会が増え、気になっている人も多いはず。マツダ病院(広島県府中町)の皮膚科の大塚理紗部長(38)に治療法や予防法を聞いた。 爪水虫は正式には爪真菌症(つめしんきんしょう)といい、主に白癬菌が原因です

「シミやクマとりしたい?」気になる肌の悩み、ママたちの本音は?ある時期は治療を避けたほうがいい、と専門家が提言
2024.09.09

「シミやクマとりしたい?」気になる肌の悩み、ママたちの本音は?ある時期は治療を避けたほうがいい、と専門家が提言

年齢を重ねると気になり始める、顔のシミやクマの悩みについて「たまひよ」アプリユーザーに聞くとともに、シミのレーザー治療について、さとこ皮膚科・美容クリニック院長の日景聡子さんのアドバイスをお届けします。まず、みんなにに肌の悩みについて聞きました。■クマをとりたい!<

「日焼け止め」と「痛み止め」の併用がNGのケースも 日光に当てると〝意外な副作用〟、なぜ起きる?
2024.09.07

「日焼け止め」と「痛み止め」の併用がNGのケースも 日光に当てると〝意外な副作用〟、なぜ起きる?

日差しが強い時期に使用される日焼け止め。そして、肩や腰が痛いときなどに使用される痛み止め。これらを併用することで意外な副作用が発生し、深刻な状態になる場合もあると、厚生労働省や製造元の製薬会社が注意喚起をしています。どんなことに気をつければいいのか、取材しました。(朝日新聞デジタル企画報道部・

虫刺されに“爪で×印”はなぜNG?患部を傷つけ症状悪化の可能性…“かゆみ”のメカニズムと蚊に刺された後の対処法
2024.09.07

虫刺されに“爪で×印”はなぜNG?患部を傷つけ症状悪化の可能性…“かゆみ”のメカニズムと蚊に刺された後の対処法

夏に一番活発なイメージがある蚊。季節は秋に向かっているが、いまだに「プ~~ン」と羽音が聞こえてゾワッとすることはないだろうか。何が嫌かというと、刺されるとかゆ~い虫刺され。ついかきむしってしまいそうになる時、筆者は“おばあちゃんの知恵袋”的な、よく爪で患部に×印(バッテン)をつけ

アトピー改善法、あなたはどうしてる?村上佳菜子「かいちゃダメ!の言葉はトラウマ」
2024.09.05

アトピー改善法、あなたはどうしてる?村上佳菜子「かいちゃダメ!の言葉はトラウマ」

アトピー性皮膚炎には、季節ごとに悪化要因があります。「夏は湿気があってベタベタしていて、かゆくなりやすい」と語るのは、29年間アトピーに悩まされながらも、フィギュアスケートでソチオリンピックに出場した村上佳菜子さん。「かいちゃダメ!」という言葉が今でもトラウマだという村上さんに、当時の心境や、

秋の寝具は要注意!?気をつけないと「ダニアレルギー」の要因に…専門家が教える“一網打尽”の対策
2024.09.02

秋の寝具は要注意!?気をつけないと「ダニアレルギー」の要因に…専門家が教える“一網打尽”の対策

外では大丈夫なのに、家の中だと鼻がムズムズする、目がかゆくなる。こんな状態に心当たりがあるなら「ダニアレルギー」かもしれない。「秋は気を付けてほしい季節です」こう話すのは、アレルゲン対策の専門家・白井秀治さんだ。自宅に“ダニアレルギーの原因物質”が増えやすく、気づか

ニキビは潰してもいい?…放っておいたら命取り!?危険な「できもの」原因と見分け方
2024.09.01

ニキビは潰してもいい?…放っておいたら命取り!?危険な「できもの」原因と見分け方

身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。ドクターは、はなふさ皮膚科 理事長 花房火月先生はなふさ皮膚科 新座院 院長 医学博士 清澤智

成人の2人に1人のまつ毛に寄生 目のトラブルは “まつ毛ダニ” が原因かも アイメイクをしている人は要注意
2024.08.31

成人の2人に1人のまつ毛に寄生 目のトラブルは “まつ毛ダニ” が原因かも アイメイクをしている人は要注意

「まつ毛ダニ」とも呼ばれる、顔の毛穴に寄生するダニ「デモデックス」。高齢者やアイメイクをしている人はこのダニがまつ毛に増殖しやすく、様々な目のトラブルの原因になることもあります。花粉症とも間違えやすい「まつ毛ダニ」による症状などを取材しました。細長く、先端に突起がある特徴的な形の

【MEGUMI×ソンミ】「潤いに人生かけてます」美容好きの二人の美肌論とは?
2024.08.31

【MEGUMI×ソンミ】「潤いに人生かけてます」美容好きの二人の美肌論とは?

実はプライベートでも仲の良いMEGUMIさんとソンミさん。2人の最大の共通点は、潤いでミッチミチに満たされたその美肌。待望のスペシャル対談で美容ポリシーをたっぷり語っていただきます。MEGUMIさん突然のエイジングサインに悩んだアラサー時代から今日まで、1000を超

50代の爪、なぜ弱くなる?「爪は老化しません」専門医が明かす二枚爪、割れ爪の驚きの原因と育み方
2024.08.30

50代の爪、なぜ弱くなる?「爪は老化しません」専門医が明かす二枚爪、割れ爪の驚きの原因と育み方

50代に増えてくる爪のお悩み。年齢とともに爪に変化を感じている人が目立ちます。強くて健康的な爪を作るための方法を、専門家の視点から繙きました。お話を伺ったのは…齋藤昌孝先生(麻布台クリニック 院長)●皮膚科専門医。皮膚科領域のなかで爪の疾患や治療を専門にする日本でも

YOD Gallery東京店が9月、TERRADA ART COMPLEX Ⅱにオープン。開館記念展は「関根伸夫展 空相 ‒ 皮膚」
2024.08.30

YOD Gallery東京店が9月、TERRADA ART COMPLEX Ⅱにオープン。開館記念展は「関根伸夫展 空相 ‒ 皮膚」

 東京・天王洲にあるアート複合施設「TERRADA ART COMPLEX Ⅱ」に、新たなギャラリー「YOD Gallery東京店」が9月7日にオープンする。 YOD Galleryは2008年に大阪で設立され、以来、新たな価値観や表現を国内外へ積極的に発信してきた。20年にはY

指原莉乃 元AKBおめでたラッシュに「私、何も変化してない」「毎日ウーバー、もう嫌だ!」でも…
2024.08.29

指原莉乃 元AKBおめでたラッシュに「私、何も変化してない」「毎日ウーバー、もう嫌だ!」でも…

 タレントの指原莉乃(31)が、元AKB48、NGT48で女優の北原里英(33)のYouTubeチャンネル「きたりえチャンネル」に出演。28日に配信された動画で、近況を語った。 北原が第1子を妊娠し、大きくなったおなかや、名前の候補について話していると、指原は「みーちゃん(峯岸み

「糞便のような体臭」「酸っぱいにおい」の正体は? “男女の体臭”に違いも…皮膚科医が解説
2024.08.27

「糞便のような体臭」「酸っぱいにおい」の正体は? “男女の体臭”に違いも…皮膚科医が解説

 先日、「夏場の男性のにおい」に対するフリーアナウンサーの投稿が炎上し、多くの批判が寄せられた。男性だけに言及されていることで、「ジェンダーハラスメントでは?」「女性だってくさい」などの声も上がり、体臭問題がいかにナイーブなことであるかが示された形に。本当に男性のほうがにおいが強いのか? 男女

手指の関節の赤みから皮膚筋炎と大腸がんが見つかった…自己免疫が原因なら薬で治療できる
2024.08.23

手指の関節の赤みから皮膚筋炎と大腸がんが見つかった…自己免疫が原因なら薬で治療できる

 膠原病といえば、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどが挙げられることが多いが、次いで多いとされるのが「皮膚筋炎」だ。皮膚と筋肉に炎症が起こる自己免疫疾患で、60歳前後の中年に発症しやすい。悪性腫瘍との合併も多く報告され、悪性腫瘍によるデルマドロームとして皮膚症状を引き起こすケースも少なく

首の後ろが硬くなっていたら糖尿病が進行したサイン…水虫から足の切断に至るケースも
2024.08.22

首の後ろが硬くなっていたら糖尿病が進行したサイン…水虫から足の切断に至るケースも

 悪性腫瘍や内分泌障害など、内臓の病気と関連して生じる皮膚症状を「デルマドローム」という。中でも日本人の5人に1人が罹患しているとされる糖尿病は、血糖コントロールが悪く糖尿病が進行すると、さまざまな皮膚トラブルが起こりやすい。東邦大学医療センター佐倉病院皮膚科教授の樋口哲也氏に聞いた。

とびひ、あせも、脂漏性皮膚炎…正しいやり方で早めに対処!薬剤師が教える、夏の皮膚トラブル解消方法
2024.08.21

とびひ、あせも、脂漏性皮膚炎…正しいやり方で早めに対処!薬剤師が教える、夏の皮膚トラブル解消方法

日差しが強く、高温多湿な夏は、皮膚にとっては過酷な環境です。夏の皮膚トラブルの多くは、紫外線や汗、細菌感染などが原因で起こるもの。とびひ、あせも、脂漏性皮膚炎などに加え、アトピー性皮膚炎やニキビの悪化などが挙げられます。皮膚を清潔に保ってトラブルを予防するとともに、トラブルに応じた薬の正しい使

皮膚を見れば病気が分かる…クモの巣のような赤い発疹は肝臓トラブルのサイン
2024.08.21

皮膚を見れば病気が分かる…クモの巣のような赤い発疹は肝臓トラブルのサイン

 内臓の病気が皮膚症状をもたらす状態を、医学的に「デルマドローム」と呼ぶ。「皮膚は内臓の鏡」といわれ、皮膚の状態から全身の病気が診断されるケースも少なくない。臓器の中でも消化器で起こりやすい皮膚症状について、東邦大学医療センター佐倉病院皮膚科教授の樋口哲也氏に聞いた。 重度の肝機