# 教育環境

「一般入試で入られへんのに、ラクしやがって」京大生が激論…京大で始まる“女性枠”入試は、格差是正につながる?
2024.09.07

「一般入試で入られへんのに、ラクしやがって」京大生が激論…京大で始まる“女性枠”入試は、格差是正につながる?

 生まれという初期条件によってもたらされる「教育格差」。ここにスポットライトを当てた京都大1年生の授業が、2024年度前期に開かれた。高校までの日常・学校生活を振り返り、そこに潜む教育格差の存在に気づくことで、京大生たちは何を学んだか。今回のお題は、実際に京大入試に導入される“女性枠”。学生た

離島の教育環境を確認 盛山文科相が大高など視察 奄美大島
2024.09.05

離島の教育環境を確認 盛山文科相が大高など視察 奄美大島

 離島の教育環境確認などを目的に、盛山正仁文部科学相が4日、鹿児島県の奄美大島を訪れた。文科相の奄美訪問は2021年以来。今回は5日までの2日間で同島と徳之島を視察する。初日は奄美大島内の各施設を訪問。奄美市名瀬の奄美博物館で奄美の歴史や文化に理解を深めたほか、県立大島高校を訪れ「この島の魅力

<速報>県立大学の開学「2029年4月」に変更 1年延期へ【佐賀県】
2024.09.04

<速報>県立大学の開学「2029年4月」に変更 1年延期へ【佐賀県】

県立大学について、県は開学の時期を2028年の4月から1年遅らせ、2029年の4月に変更すると発表しました。

新学期スタート 輪島市では被災した6つの小学校が合同の仮設校舎で始業式
2024.09.02

新学期スタート 輪島市では被災した6つの小学校が合同の仮設校舎で始業式

県内の多くの小中学校では9月2日から2学期です。元日の地震の影響で、中学校の校舎を間借りしていた輪島市の6つの小学校では新たな仮設校舎で始業式や授業に臨みました。元日の地震から丸8か月。今も被害の爪あとが残る中、児童たちが向かうのは…輪島市・河井小学校のグラウンドに

【輪島】被災の小学校仮設校舎で合同始業式
2024.09.02

【輪島】被災の小学校仮設校舎で合同始業式

輪島市に建設された仮設校舎で2日市内6つの小学校が合同で始業式を開きました。輪島市の6つの小学校では能登半島地震で校舎が被害を受け、河井小学校の敷地に仮設校舎の建設が進められていました。仮設校舎で開かれた2学期の始業式には市内6つの小学校の児童約380人が出席し、六

30年ぶり! 海保最新のマンモス練習船がデビュー「異例の2段船橋」その内部は? 運用は教育訓練のほかにも
2024.08.30

30年ぶり! 海保最新のマンモス練習船がデビュー「異例の2段船橋」その内部は? 運用は教育訓練のほかにも

 海上保安大学校の新造練習船「いつくしま」の就役披露式が2024年8月26日、広島県呉市内で行われました。斉藤鉄夫国土交通大臣は「海上保安庁最大かつ最新鋭の練習船だ」と述べ、「学生・研修生の皆さんは、これまで以上に充実した実習環境で海上保安官としての素養をしっかりと身につけ、自信をもって現場に

「田舎でのびのび育児。夢見た私がバカだった…!」都心から移住した夫婦が「田舎懲り懲り」と泣き出した、地方育児の厳しすぎる現実。
2024.08.28

「田舎でのびのび育児。夢見た私がバカだった…!」都心から移住した夫婦が「田舎懲り懲り」と泣き出した、地方育児の厳しすぎる現実。

文部科学省の調査によると、2017年から2021年までの5年間に、全国の小中学校の統合は合計714件行われたという。少子化に歯止めがかからないだけでなく、教員の働き方問題、高齢化に伴う地域社会の弱体化など、子供たちの教育環境にはさまざまな社会問題が影響を与えている。危機管理コンサ

広島市に全国初の「特別支援教育モデルルーム」開設
2024.08.22

広島市に全国初の「特別支援教育モデルルーム」開設

特別支援教育の充実を目指し、子どもたちの特性に合わせて授業が受けられるモデルルームが広島市に開設されました。モデルルームには自閉症の子どもたちが休むために設置されたソファーに落ち着いて学習できる個別スペースがあります。広島市教育センターに設置された全国初の「特別支援

小学校受験の「面接」、どんなことが聞かれるの? お受験の願書と面接の基礎知識
2024.08.19

小学校受験の「面接」、どんなことが聞かれるの? お受験の願書と面接の基礎知識

 コロナ禍で私学の教育環境に魅力を感じた家庭が増え、活況を呈していた首都圏の小学校受験ですが、2024年度の入試はブームに一服感がみられました。この項では、合否のカギを握る入学願書と面接について、小学校受験指導の草分け「ジャック幼児教育研究所」の吉岡俊樹理事に話を伺いました。「AERA Eng

板柳町長「改修進める」住民投票結果受け
2024.08.18

板柳町長「改修進める」住民投票結果受け

 青森県板柳町内4小学校の統合小整備を巡る同町の住民投票で「板柳南小を統合小として、長寿命化改修する」が多数を占めたことを受け、葛西健人町長は18日夜、町役場で記者会見し「今回の結果を基に改修を進めていく」との考えを示した。予定していた2028年4月開校を目指し、9月の定例町議会に、板柳南小改

フランス初優勝を可能にした「運営」とチャンピオンズカップ準優勝チームの「個人教授」【欧州サッカークラブの「育成部門」は高校の部活】(1)
2024.08.03

フランス初優勝を可能にした「運営」とチャンピオンズカップ準優勝チームの「個人教授」【欧州サッカークラブの「育成部門」は高校の部活】(1)

 蹴球放浪家・後藤健生がカバーするフィールドは広い。ワールドカップも取材すれば、若手の育成にも目を向ける。強い代表チームやクラブが生まれるには、それなりの理由があるのだ。 25年くらい前にヨーロッパ各国のサッカークラブの取材をしていた時期がありました。 最初に取材に

「開成中学校・高等学校」創立150周年記念事業の新校舎竣工! その“仕掛け”を徹底解説
2024.07.31

「開成中学校・高等学校」創立150周年記念事業の新校舎竣工! その“仕掛け”を徹底解説

 開成中学校・高等学校の創立150周年記念事業として、「開成の未来を創る」をコンセプトに、高校新校舎が竣工した開成中学校・高等学校。同校が大事にすべきものは何か、生徒が育っていく空間として、どのような校舎がふさわしいのかを考えて設計された。伝統の教育理念「質実剛健」を意識し、本当に必要なものだ

北海道の中学生の21.8%がSNSや動画視聴に費やす時間「4時間以上」全国平均上回る 学力・学習状況調査結果発表
2024.07.29

北海道の中学生の21.8%がSNSや動画視聴に費やす時間「4時間以上」全国平均上回る 学力・学習状況調査結果発表

北海道教育委員会は2024年7月29日、国が実施した「全国学力・学習状況調査」について、道内公立小中学校での調査結果を発表しました。調査は4月18日に国語と算数・数学の2教科で実施され、道内からは公立の小中学生合計6万8145人が参加しました。調査結果によりますと、

朝イチから大人気「使える学校図書館」 児童の貸し出し冊数3倍、必要な人材とは
2024.07.28

朝イチから大人気「使える学校図書館」 児童の貸し出し冊数3倍、必要な人材とは

 多くの児童や生徒にとって、学校図書館(図書室)は本に接する最も身近な場所。だが、その運営に携わる「学校司書」の配置は、各市町で大きな格差があるのが実情だ。滋賀県は学校図書館の充実に向け、新たな試みも始めている。 愛知川小(愛荘町)の図書室は朝8時に開く。登校したばかりの児童が次

エアコンのない特別教室「サウナのよう…」 猛暑で広島市内の学校現場ため息 低い設置率、増やす動きもなく
2024.07.16

エアコンのない特別教室「サウナのよう…」 猛暑で広島市内の学校現場ため息 低い設置率、増やす動きもなく

 学校現場から「エアコンのない特別教室での授業がつらい」とのため息が漏れている。。広島市立小中学校の場合、普通教室はエアコンが完備されているが、理科室や家庭科室といった特別教室は設置率が低く、増やす動きもない。今夏も厳しい暑さが予想される中、独自の対策に乗り出す学校もある。 まず

準備部会4部門で発足 東部中校区6小を2小に統合 三重・松阪
2024.07.12

準備部会4部門で発足 東部中校区6小を2小に統合 三重・松阪

 三重県松阪市教育委員会は11日午後7時から、松阪市六根町の市立機殿小学校で、「第4回東部中学校区学校活性化協議会」を開催。各校区の住民自治協議会や学校運営協議会の委員、各小学校の校長など約30人と市議などの傍聴人5人が出席し、準備部会立ち上げなどについての報告が行われた。 同協

尾木直樹さん「みんな自然体でいる学校」岐阜・可児市訪問 児童の野菜嫌いに助言「庭に野菜植えて」
2024.06.26

尾木直樹さん「みんな自然体でいる学校」岐阜・可児市訪問 児童の野菜嫌いに助言「庭に野菜植えて」

 岐阜県可児市のいじめ防止専門委員会特別顧問を務める教育評論家の尾木直樹さんが25日、東明小学校(同市久々利)と広見小学校(同市広見)を訪問し、授業参観や給食などを通して児童らと交流した。 同市では、2012年に市子どものいじめの防止に関する条例を制定し、それに合わせて同委員会を

20年後の大学生は今より3割少なくなる…では、どうしたらいいのか?
2024.06.26

20年後の大学生は今より3割少なくなる…では、どうしたらいいのか?

 人口減少日本で何が起こるのか――。意外なことに、多くの人がこの問題について、本当の意味で理解していない。そして、どう変わればいいのか、明確な答えを持っていない。 100万部突破の『未来の年表』シリーズの『未来のドリル』は、コロナ禍が加速させた日本の少子化の実態をありありと描き出

なぜ教師は「魅力的な職業」ではなくなったのか、公教育の危機に必要な優秀な人材確保のための3条件 「多忙・授業以外の負担大・残業代なし」への対処
2024.06.23

なぜ教師は「魅力的な職業」ではなくなったのか、公教育の危機に必要な優秀な人材確保のための3条件 「多忙・授業以外の負担大・残業代なし」への対処

少子高齢化などを背景として、学校現場に限らず、さまざまな業界で人手不足が生じている。ただ、教師のなり手不足は、未来を担う子どもたちの教育に直結する深刻な問題だ。文科省も優秀な人材を教職に呼び込もうと必死だが、あまりうまくいっていない。本職である授業以外の業務負担が大きく多忙で残業代も出ない学校

「中田敦彦のシンガポール移住に刺激を受けた」子どもを単身留学させる家庭も…教育のために“海外移住”を決めた親たちのホンネ
2024.06.19

「中田敦彦のシンガポール移住に刺激を受けた」子どもを単身留学させる家庭も…教育のために“海外移住”を決めた親たちのホンネ

〈月収約33万円、残業は基本的にナシだが…「物価は高い」27歳保育士が実感した“キラキラ”だけじゃない海外移住のリアル〉 から続く 海外に拠点を移し、永住権をとった日本人は過去最高水準に達している。近年では、子供により良い教育を受けさせるために日本を出る親たちも増えているという