尾木直樹さん「みんな自然体でいる学校」岐阜・可児市訪問 児童の野菜嫌いに助言「庭に野菜植えて」

AI要約

教育評論家の尾木直樹さんが岐阜県可児市の小学校を訪問し、いじめ防止や子育てに関する活動を行った。

尾木さんは児童と給食を一緒に食べたり、全校集会に参加し、学校生活を見学していた。

可児市の教育環境整備に対して、尾木さんは高い評価をしていた。

尾木直樹さん「みんな自然体でいる学校」岐阜・可児市訪問 児童の野菜嫌いに助言「庭に野菜植えて」

 岐阜県可児市のいじめ防止専門委員会特別顧問を務める教育評論家の尾木直樹さんが25日、東明小学校(同市久々利)と広見小学校(同市広見)を訪問し、授業参観や給食などを通して児童らと交流した。

 同市では、2012年に市子どものいじめの防止に関する条例を制定し、それに合わせて同委員会を設置。尾木さんが特別顧問に就任し、市内の小中学校を訪問してもらうなどして、いじめ防止や子育てに関するアドバイスをもらっている。

 この日は、市内の小学校2校を訪問した。東明小学校では各学年の授業の様子を見学した後、3年生の教室で児童と給食を一緒に食べた。児童が「野菜が苦手」と話すと、尾木さんは「お庭とかに野菜を植えてごらん。野菜がかわいくって、かわいくって食べたくなるよ」と優しくアドバイスしていた。全校集会では6年生の発表などに耳を傾けていた。

 児童らの学校生活の様子を見た尾木さんは「自然体でみんな落ち着いて学校生活を送れている。外国籍の子どもへの支援なども充実していて、可児市は教育の環境整備が進んでいる」と評価していた。