# 拡大抑止

米国の核の傘、尹大統領が望んだ「作戦計画」ではなく「共同指針」となったわけ
2024.07.14

米国の核の傘、尹大統領が望んだ「作戦計画」ではなく「共同指針」となったわけ

 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため米国を訪問した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は今月9日(現地時間)、米国ハワイのインド太平洋軍司令部に立ち寄った。前日の8日、大統領室の高官はハワイで記者団に対し、尹大統領のインド太平洋軍司令部訪問と米国の拡大抑止について問われ、次のように答

米国の核資産に朝鮮半島関連任務を常時与える…韓国の核武装論を抑制か
2024.07.14

米国の核資産に朝鮮半島関連任務を常時与える…韓国の核武装論を抑制か

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と米国のジョー・バイデン大統領が11日(現地時間)、ワシントンで韓米首脳会談を開き、米国の核戦力と韓国の通常戦力を統合して北朝鮮核に対応する「一体型拡大抑止」を盛り込んだ「朝鮮半島核抑止・核作戦指針」を承認する共同声明を採択した。同指針には、米国の核資産に戦時と

米韓が「一体型拡大抑止」で北朝鮮に対抗 首脳会談で指針承認
2024.07.12

米韓が「一体型拡大抑止」で北朝鮮に対抗 首脳会談で指針承認

【ソウル=桜井紀雄】バイデン米大統領と韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領はワシントンで11日(現地時間)、会談し、米国の「核の傘」提供を軸にした拡大抑止の強化と運用指針に関する共同声明を出した。核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮に対し、両首脳は「韓国に対するいかなる核攻撃も即刻、圧倒的で決定

北朝鮮の核を抑止・核に対応、米韓が「一体型」ガイドライン…両国首脳が共同声明
2024.07.12

北朝鮮の核を抑止・核に対応、米韓が「一体型」ガイドライン…両国首脳が共同声明

【07月12日 KOREA WAVE】韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は11日、米ワシントンでバイデン大統領と会談し、朝鮮半島における拡大抑止に関する共同声明に署名した。昨年のワシントン宣言で合意した米韓の核協議グループ(NCG)がスタートして1年。両国による一体型拡大抑止システムが構築

米上院、国防権限法に在韓米軍維持・拡大抑止強化を明示
2024.07.10

米上院、国防権限法に在韓米軍維持・拡大抑止強化を明示

米国上院軍事委員会が在韓米軍の規模を現在の水準に維持して、韓国に対する米国の拡大抑止(核の傘)を強化する内容の国防権限法(NDAA)を処理した。法案には韓米両国が核協議グループ(NCG)で合意した核協議の手続きや核戦略などを具体化する方案も盛り込まれた。北朝鮮とロシアの核技術協力動向を分析し、

朝ロの蜜月に「韓国核武装」噴出…「恐怖の錯覚効果」作用(2)
2024.06.27

朝ロの蜜月に「韓国核武装」噴出…「恐怖の錯覚効果」作用(2)

◆「核の傘を信じるが核武装も望む」2022年2月のシカゴ国際問題協議会(CCGA)の世論調査(1500人)によると、「拡大抑止を強く信じる」という回答者の78%、「拡大抑止を多少信じる」という回答者の76%が核武装を支持した。東アジア研究院(EAI)が昨年9月に中央日報と共同で実

米国、朝ロ会談後の拡大抑止懸念に「ワシントン宣言を履行すればよい」
2024.06.25

米国、朝ロ会談後の拡大抑止懸念に「ワシントン宣言を履行すればよい」

北朝鮮とロシアの軍事同盟関係復元で韓半島(朝鮮半島)で北朝鮮の核の脅威に対する懸念が強まった中、米国が韓国に現在提供する拡大抑止(核の傘)が適切な水準だと、米国務省の当局者が明らかにした。カート・キャンベル国務副長官は24日(現地時間)、ワシントンで開かれた米国外交問題評議会(C

「核使用の威嚇は違法…米の拡大抑止、廃棄すべき」広島で原爆国際民衆法廷討論会
2024.06.18

「核使用の威嚇は違法…米の拡大抑止、廃棄すべき」広島で原爆国際民衆法廷討論会

 「米国が朝鮮半島で進めている『拡大抑止政策』は、国際法と国連憲章に違反する違法行為だ」 8日、日本の広島平和公園内の国際会議場で開かれた「1945年の米国の核兵器投下の責任を問う原爆国際民衆法廷・第2回国際討論会」で下された主要な結論だ。原爆国際民衆法廷は、平和市民団体である「

「拡大抑止」めぐり日米が協議 2プラス2へ向け、連携深化を確認
2024.06.15

「拡大抑止」めぐり日米が協議 2プラス2へ向け、連携深化を確認

 核を含む米国の戦力で日本への攻撃を思いとどまらせる「拡大抑止」をめぐり、日米の外務・防衛当局の担当者が13、14両日、米西部ワイオミング州で定例の協議を開いた。7月にも東京で開かれる外務・防衛担当閣僚による「2プラス2」に向けて突っ込んだ議論を行い、一層連携を深めることを確認した。<

米韓が共同指針、北朝鮮の核攻撃に対応 「拡大抑止の強力な土台」
2024.06.10

米韓が共同指針、北朝鮮の核攻撃に対応 「拡大抑止の強力な土台」

 米国の核戦力の運用をめぐる情報共有などについて話し合う米韓両政府の「核協議グループ」の会合が10日、ソウルで開かれた。両政府は、北朝鮮の核攻撃に対応する際の共同指針の作成が事実上完了した、と発表した。 両政府は共同指針の具体的な内容については軍事機密だとして明らかにしなかったが

米NSC幹部「戦略核兵器の配備拡大を余儀なくされる局面も」数年内、中露朝を抑止
2024.06.08

米NSC幹部「戦略核兵器の配備拡大を余儀なくされる局面も」数年内、中露朝を抑止

【ワシントン=坂本一之】米国家安全保障会議(NSC)のバディ上級部長(軍縮・核不拡散担当)は7日、中露などによる核戦力の増強を巡り「敵対国の軍備(増強)に変化がない場合、数年内に米国による戦略核兵器の配備拡充が必要となる局面が来るかもしれない」と述べた。核軍縮に取り組む一方で、脅威が高まり続け

韓米の「核協議グループ」 10日に3回目会合=拡大抑止の強化議論へ
2024.06.04

韓米の「核協議グループ」 10日に3回目会合=拡大抑止の強化議論へ

【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は10日、「核の傘」の提供を軸とした拡大抑止について話し合う「核協議グループ(NCG)」の3回目会合をソウルで開催する。韓国国防部が4日、発表した。 韓国から国防部のチョ・チャンレ国防政策室長、米国から国防総省のヴィピン・ナラン次官補代行(宇宙政策