# 技術開発

EV「熱暴走」抑制へ 電池の異常発熱防止に新技術 米ダウや積水化学など
2024.06.18

EV「熱暴走」抑制へ 電池の異常発熱防止に新技術 米ダウや積水化学など

 電気自動車(EV)の「熱暴走」を抑える――。電子部品・材料メーカー各社は、EVの事故発生時のバッテリー延焼を防止する技術開発に力を注いでいる。高容量のリチウムイオン電池(LIB)を搭載するEVは、事故発生時にLIB内部が異常発熱し、際限なく温度が上昇する熱暴走が起きるケースがある。事故発生時

スズキ、自動運転ソフトの新興企業に出資
2024.06.17

スズキ、自動運転ソフトの新興企業に出資

 スズキ <7269> は17日、自動運転ソフトウエアを手掛ける新興企業ティアフォー(名古屋市)と資本業務提携することで合意したと発表した。運転手不足で路線バスをはじめとする「地方の足」の存続が難しくなっており、両社は共同で技術開発を進めて自動運転サービスの実用化を目指す。 

「バトン、次の飛行士に」 ISS滞在、帰国の古川さん会見
2024.06.17

「バトン、次の飛行士に」 ISS滞在、帰国の古川さん会見

 国際宇宙ステーション(ISS)に半年余り長期滞在後、地球に帰還し、リハビリを終え帰国した古川聡さん(60)が17日、東京都内で記者会見した。 滞在中、日本人宇宙飛行士も参加する国際月探査計画に向けた技術実証なども行った古川さんは、「今回のミッションは、まさに近い将来の探査につな

ブリヂストンが「月面探査車用タイヤ」の実証実験を行なっている鳥取砂丘と月の意外な関係
2024.06.16

ブリヂストンが「月面探査車用タイヤ」の実証実験を行なっている鳥取砂丘と月の意外な関係

■連載/阿部純子のトレンド探検隊鳥取県は宇宙産業を創出する取り組みを推進しており、昨年7月に鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」をオープン。鳥取砂丘の西側にある約0.5ヘクタールのスペースに、月面を疑似した実証フィールドを整備。国内外の企業、研究・学術機関による、月面探査など

死亡事故ゼロに貢献!! 日立Astemoが開発を進める二輪用進運転支援システムとは?
2024.06.16

死亡事故ゼロに貢献!! 日立Astemoが開発を進める二輪用進運転支援システムとは?

日立Astemo株式会社は、「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」で二輪向けのADAS(Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)の方向性ついて発表しました。 2021年1月に、日立オートモティブシステムズ株式会

迅速な意思決定が重要 次世代半導体の量産で 小池ラピダス社長
2024.06.14

迅速な意思決定が重要 次世代半導体の量産で 小池ラピダス社長

 【ニューヨーク時事】次世代半導体の国産化を掲げるラピダス(東京)の小池淳義社長は13日、日米交流団体のジャパン・ソサエティーが米ニューヨークで開いたイベントで登壇し、目標とする2027年の量産開始に向けて「キーワードは意思決定のスピードだ」と強調した。  日本の半

「半導体設備に補助金30%ならコスト競争力10%向上効果」=韓国
2024.06.14

「半導体設備に補助金30%ならコスト競争力10%向上効果」=韓国

韓国国内の半導体供給力量と市場支配力を高めるため企業の設備投資負担を軽減する政策が必要だという主張があった。グローバル主要国が自国内の半導体生産基地構築のためにさまざまな政策を展開する中、韓国も積極的な支援を用意するべきという指摘だ。大韓商工会議所とデロイト安進会計法人が13日に

アップルのAIがすごいところを技術的に見る。速度と正確性の両立がポイント
2024.06.12

アップルのAIがすごいところを技術的に見る。速度と正確性の両立がポイント

アップルが発表した独自のAI機能「Apple Intelligence」の技術的側面についての公式資料を読み解く。 アップルは6月10日(現地時間)、世界開発者会議(WWDC24)の基調講演において独自のAI機能「Apple Intelligence」を発表した。 

日建総本社(羽島市)など3者が大臣賞 土壌藻類活用の技術開発 第51回環境賞
2024.06.11

日建総本社(羽島市)など3者が大臣賞 土壌藻類活用の技術開発 第51回環境賞

  環境保全に貢献する技術開発などを表彰する第51回環境賞で微細藻類を活用した羽島市の健康食品メーカー日健総本社など3者による「土壌藻類を活用した自然回復技術の実装」が最高賞の環境大臣賞を受賞しました。  この技術は、土砂災害の跡地やのり面に土壌藻類を散布することで、藻類は天然の

英エレメントシックスとOrbray、世界最高品質の大口径単結晶人工ダイヤモンド事業で提携
2024.06.11

英エレメントシックスとOrbray、世界最高品質の大口径単結晶人工ダイヤモンド事業で提携

 人工ダイヤモンドの開発・製造大手の英エレメントシックスと精密部品メーカーのOrbray(東京都足立区)は11日、世界最高品質の大口径単結晶人工ダイヤモンドの量産に向け、人工ダイヤモンド事業の共同研究開発を柱とする戦略的提携契約を締結したと発表した。両社は、人工ダイヤモンド基板のさらなる大口径

佐賀県玄海町で”核のごみ”文献調査始まる 原子力発電環境整備機構(NUMO)コメント
2024.06.10

佐賀県玄海町で”核のごみ”文献調査始まる 原子力発電環境整備機構(NUMO)コメント

原子力発電環境整備機構(=NUMO)は、高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定のための文献調査を10日から佐賀県玄海町において実施することを明らかにした。以下、原子力発電環境整備機構(=NUMO)コメント全文佐賀県玄海町における文献調査の実施につ

ロシア、グローバル経済への統合必要=中銀総裁
2024.06.06

ロシア、グローバル経済への統合必要=中銀総裁

[サンクトペテルブルク 6日 ロイター] - ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は6日、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、ロシア経済は西側の制裁にもかかわらず、グローバル経済に組み込まれる必要があると述べた。ナビウリナ氏はパネル討論会で「制裁にもかかわらず、われわれは

岸田総理、古川宇宙飛行士らと面会 「アルテミス計画」などについて意見交換
2024.06.06

岸田総理、古川宇宙飛行士らと面会 「アルテミス計画」などについて意見交換

 岸田総理大臣は、宇宙飛行士の古川聡さん、星出彰彦さんと面会し、日本人2人の月面着陸が期待される「アルテミス計画」などについて意見交換しました。 「国民の期待や夢、ぜひJAXAの皆さんが中心になって担って頂かないといけないと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます」(岸田

ゲンバを歩く 進和 工場設備の研究施設「SFiC」ラボ 自律走行ロボ、ローカル5Gを試験 未来の工場づくり後押し ニーズ広がる塗布ロボット
2024.06.05

ゲンバを歩く 進和 工場設備の研究施設「SFiC」ラボ 自律走行ロボ、ローカル5Gを試験 未来の工場づくり後押し ニーズ広がる塗布ロボット

 接合資材、機械商社の進和(本社名古屋市)は、小牧市の工場向け設備の研究施設「SFiC(エスフィック)ラボ」で最先端のロボットや通信技術の実験を進めている。同社の技術者と顧客が一緒になってノウハウを蓄積。顧客の未来の工場づくりを後押ししている。

米IBMと「後工程」でも提携 国産半導体量産へ準備加速 ラピダス
2024.06.04

米IBMと「後工程」でも提携 国産半導体量産へ準備加速 ラピダス

 次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)は4日、半導体を最終製品に仕上げる「後工程」分野の技術開発について、米IBMと提携したと発表した。 最先端の回路線幅2ナノメートル(ナノは10億分の1)半導体の量産に向け、準備を加速させる。 両社は既に先端半導体の共同開

われわれのゴールは「より良いネットワークを作る」ことではない--Extreme Networks
2024.06.04

われわれのゴールは「より良いネットワークを作る」ことではない--Extreme Networks

 2024年3月に最高経営責任者(CEO)による事業戦略説明会を開催したExtreme Networksだが、4月には技術開発面をリードするChief Technology & Product Officer and General Manager of SubscriptionのNabil

日本とEU、水素の国際ルールづくりで協力 最大生産国の中国にらみ
2024.06.03

日本とEU、水素の国際ルールづくりで協力 最大生産国の中国にらみ

 日本と欧州連合(EU)は、新たなエネルギーとして期待される水素の普及に向けて、製造設備やインフラの標準化など国際的なルールづくりを協力して進めることで合意した。最大の生産国である中国への依存を減らすねらいもある。 斎藤健経済産業相とEUのシムソン欧州委員(エネルギー担当)が3日

日・EU、水素活用へ連携強化 インフラ標準化、国際ルール主導
2024.06.03

日・EU、水素活用へ連携強化 インフラ標準化、国際ルール主導

 日本と欧州連合(EU)は3日、次世代エネルギーとして期待される水素の利用拡大のため、官民合同の会議を東京都内で開いた。 斎藤健経済産業相と欧州委員会のシムソン委員(エネルギー担当)は関連インフラの標準化で連携する方針を明記した共同声明を採択。日・EUで水素活用のための国際ルール

お湯で洗い流せて環境負荷を低減 最小で50ミクロン幅の銅めっき可能、マスキングに寒天使う新技術
2024.06.01

お湯で洗い流せて環境負荷を低減 最小で50ミクロン幅の銅めっき可能、マスキングに寒天使う新技術

 長野県内で生産が盛んな寒天を使い、めっき加工時の環境負荷を低減する技術を、長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(岡谷市)が開発した。常温の水には溶けず、お湯で洗い流せる寒天の性質に着目。一般的なめっき加工で使うマスキング(覆い)用の特殊インキやインキを取り除く薬液を、寒天と水に

NHK「魔改造の夜」で“電動マッサージ器マシン”爆走 珍妙なレースが開幕
2024.05.30

NHK「魔改造の夜」で“電動マッサージ器マシン”爆走 珍妙なレースが開幕

技術開発エンタメ番組「魔改造の夜」が、5月30日19時30分からNHK総合で放送開始される。2024年度の初回のテーマは「電動マッサージ器 25mドラッグレース」。あの電動マッサージ器が魔改造され、25m爆走。 癒しの家電の“振動”を動力にして走らせる。