日建総本社(羽島市)など3者が大臣賞 土壌藻類活用の技術開発 第51回環境賞

AI要約

環境保全に貢献する技術開発などを表彰する第51回環境賞で、微細藻類を活用した自然回復技術が最高賞を受賞。

技術は土砂災害の跡地やのり面に土壌藻類を散布し、土壌の浸食を防ぎ、植生形成を促進する効果がある。

受賞式典では、日健総本社の社長が微細藻類の可能性について喜びを表明。

日建総本社(羽島市)など3者が大臣賞 土壌藻類活用の技術開発 第51回環境賞

  環境保全に貢献する技術開発などを表彰する第51回環境賞で微細藻類を活用した羽島市の健康食品メーカー日健総本社など3者による「土壌藻類を活用した自然回復技術の実装」が最高賞の環境大臣賞を受賞しました。

  この技術は、土砂災害の跡地やのり面に土壌藻類を散布することで、藻類は天然のネットのように定着し、土壌の浸食を防ぎ、植生形成を促す効果がある技術(BSE工法)を開発、実績を重ねていることが評価されました。

  通常使われる牧草などより効果的といい、着想と技術開発が独創的と講評されました。

  東京都内で開かれた受賞の式典で日健総本社の森伸夫社長は「地球環境の保全に貢献しようとしていることが認められてうれしい。微細藻類には無限の可能性があることが立証できた」と喜びを語りました。