# 慰霊

「子供たちは生きたまま焼かれて死んだ。二度と事故が起こらない沖縄を」 石川・宮森小学校へ米軍機墜落から65年 被災者や遺族ら慰霊祭
2024.06.30

「子供たちは生きたまま焼かれて死んだ。二度と事故が起こらない沖縄を」 石川・宮森小学校へ米軍機墜落から65年 被災者や遺族ら慰霊祭

 【うるま】1959年に石川市(現うるま市石川)の宮森小学校と周辺住宅地に米軍嘉手納基地のジェット戦闘機が墜落し、児童を含む住民計18人が亡くなり、210人が重軽傷を負った事故から65年となった30日、同校で慰霊祭が開かれた。被災者や遺族ら約250人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。

「世界中に人たちに知ってほしい」静岡空襲日米合同慰霊祭=静岡市
2024.06.29

「世界中に人たちに知ってほしい」静岡空襲日米合同慰霊祭=静岡市

2024年6月で、静岡空襲から79年です。静岡県静岡市の賤機山では、日米合同の慰霊祭が開かれました。今年で52回目となる慰霊祭は、静岡空襲で犠牲になったおよそ2000人の市民とB29の搭乗員23人を追悼するため、毎年、静岡県静岡市の賤機山山頂で行われています。

米魚雷攻撃で3700人が犠牲…富山丸沈没80年、ひ孫ら県遺族会が冥福祈り、平和誓う 鹿児島市・護国神社
2024.06.29

米魚雷攻撃で3700人が犠牲…富山丸沈没80年、ひ孫ら県遺族会が冥福祈り、平和誓う 鹿児島市・護国神社

 太平洋戦争終盤、鹿児島県徳之島町亀徳沖で米潜水艦から魚雷攻撃を受け約3700人が犠牲になった輸送船「富山丸」の沈没から、29日で80年が経過した。同日、鹿児島県富山丸遺族会の約30人が、鹿児島市の護国神社で犠牲者の冥福を祈った。 富山丸は1944年6月29日、将兵ら約4000人

悲しい記憶 伝え残す  大鹿村で三六災害の慰霊献花式【長野県】
2024.06.29

悲しい記憶 伝え残す 大鹿村で三六災害の慰霊献花式【長野県】

 1961(昭和36)年の「三六災害」で、大西山の崩落により42人が犠牲となった長野県大鹿村で26日、慰霊献花式が開かれた。国土交通省天竜川上流河川事務所が主催。吉田桂治所長や熊谷英俊村長、職員ら12人が参列して犠牲者の冥福を祈り、水害対策への思いを新たにした。 村内では同年6月

「平和なときに戦争は準備される」 80年後のいま…「戦後」は「戦前」になったのか【報道特集】
2024.06.29

「平和なときに戦争は準備される」 80年後のいま…「戦後」は「戦前」になったのか【報道特集】

6月23日は沖縄慰霊の日。沖縄には、今からちょうど80年前に大本営直轄の第32軍が配備され、その後の地上戦に突入していきました。軍の存在は、どう沖縄の社会を変え、人々を戦争に導いていったのか。沖縄のいわゆる「戦前」から80年後の「今」を考えます。■首里城の地下に「第32軍司令部壕

「忘れてはいけない日」 現場で祈る人々 八街児童死傷事故3年
2024.06.28

「忘れてはいけない日」 現場で祈る人々 八街児童死傷事故3年

 千葉県八街市で下校中の児童の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、5人が死傷した事故は28日、発生から3年となった。関係者らの思いを代弁するかのような涙雨が降る中、現場の通学路には、花や飲み物を手にした人たちが次々と訪れ、そっと手を合わせて静かに祈りをささげた。【近森歌音、林帆南、合田月美】

三島由紀夫賞を受賞した大田ステファニー歓人さんのスピーチが胸を強く揺さぶった。(松尾潔)
2024.06.28

三島由紀夫賞を受賞した大田ステファニー歓人さんのスピーチが胸を強く揺さぶった。(松尾潔)

♪恋人よ、これが私の一週間の仕事です。テュリャテュリャテュリャリャ♪◆木曜(6月20日) 都知事選告示日にして本コラム掲載日。テーマは昨日の有力4候補による共同記者会見。トップ交代を本気で望むなら蓮舫さん一択、話はそれからでしょう。夕方、帝国劇場へ。訳詞を提供した『ムーラン・ルー

慰霊登山のつえにメッセージ 日航機事故39年、群馬の小学校
2024.06.27

慰霊登山のつえにメッセージ 日航機事故39年、群馬の小学校

 乗客乗員520人が犠牲となった1985年8月の日航ジャンボ機墜落事故から39年となるのを前に、現場の「御巣鷹の尾根」にほど近い群馬県藤岡市の美久里東小で27日、5、6年の児童29人が慰霊登山で使うつえ30本に、空の安全を祈るメッセージを書き込んだ。 6年の中尾柊さん(11)は「

旧幕府軍の戦死者しのぶ 函館碧血碑で慰霊祭、80人参列
2024.06.26

旧幕府軍の戦死者しのぶ 函館碧血碑で慰霊祭、80人参列

 函館碧血会(大谷仁秀会長)は25日、戊辰戦争の旧幕府軍戦没者を記念する碧血碑(函館市谷地頭町)で、碑前慰霊祭を開いた。約80人が参列し、箱館戦争(1868~69年)で命を落とした旧幕府軍戦死者に思いを寄せた。 箱館戦争の終結後、旧幕府軍戦死者を弔うことは許されず、市中に放置され

元学徒は95歳 慰霊の日の糸満市で「白梅之慰霊祭」
2024.06.25

元学徒は95歳 慰霊の日の糸満市で「白梅之慰霊祭」

慰霊の日の23日、白梅の塔(糸満市)で慰霊祭が開かれ沖縄戦で従軍看護婦として動員され犠牲となった白梅学徒隊の女子生徒22人や戦没者へ祈りが捧げられました。▽白梅継承の会・屋宜光徳さん(91)「女房のおやじが先生だった」「白梅を戦場に駆り出した役目じゃないかな、昔は。

「恥ずべき光景」今年も 首相へのやじ、式典乱す
2024.06.25

「恥ずべき光景」今年も 首相へのやじ、式典乱す

 今年も沖縄の「恥ずべき光景」が繰り広げられた。慰霊の日の23日、糸満市の平和祈念公園で開催された沖縄全戦没者追悼式で、首相に向けられる口汚いやじだ。厳粛な慰霊の場にそぐわない基地反対派の政治宣伝だが、残念なことに追悼式では毎年の「恒例行事」と化している。 今年は岸田文雄首相のあ

沖縄戦「慰霊の日」、「遠く離れた山口から沖縄思い」沖縄民謡演奏会…「涙そうそう」や「芭蕉布」
2024.06.24

沖縄戦「慰霊の日」、「遠く離れた山口から沖縄思い」沖縄民謡演奏会…「涙そうそう」や「芭蕉布」

 沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」の23日、沖縄民謡の演奏会が、山口市阿知須の資料館「いぐらの館」で開かれた。同市を中心に沖縄民謡の普及活動に取り組む「三線若葉の会」などが企画し、地域住民ら約70人が沖縄の文化に触れた。 演奏会では、同会などのメンバー11人が琉球楽器の三線を

沖縄戦追悼式で高校生「僕らが祈りを繋ぎ続けよう」と詩を朗読…戦争体験者いない時代の意志を表現
2024.06.24

沖縄戦追悼式で高校生「僕らが祈りを繋ぎ続けよう」と詩を朗読…戦争体験者いない時代の意志を表現

 戦火に倒れた家族や友達、まぶたに焼き付いた凄惨な光景――。沖縄戦の犠牲者らを悼む戦後79年の「慰霊の日」を迎えた23日、沖縄の各地は非業の死を遂げた人々への鎮魂の祈りに包まれた。体験者たちは思い出すのも苦しい記憶を呼び起こし、子や孫たちとともに平和な世界への願いを新たにした。 

軍人だった父の最期分からず、墓に入るのはガマで拾った石ころ三つ…沖縄戦「慰霊の日」遺族ら祈り
2024.06.24

軍人だった父の最期分からず、墓に入るのはガマで拾った石ころ三つ…沖縄戦「慰霊の日」遺族ら祈り

 戦火に倒れた家族や友達、まぶたに焼き付いた凄惨な光景――。沖縄戦の犠牲者らを悼む戦後79年の「慰霊の日」を迎えた23日、沖縄の各地は非業の死を遂げた人々への鎮魂の祈りに包まれた。体験者たちは思い出すのも苦しい記憶を呼び起こし、子や孫たちとともに平和な世界への願いを新たにした。 

「平和の火」ランタンで代替 平和祈念公園 大雨で設備が浸水、復旧間に合わず 沖縄
2024.06.24

「平和の火」ランタンで代替 平和祈念公園 大雨で設備が浸水、復旧間に合わず 沖縄

 例年、慰霊の日に合わせ、沖縄県糸満市の平和祈念公園でともされる「平和の火」は23日、設備の故障で点火できなくなったため、代替のランタンにともした。県によると、今月中旬の大雨で地下の点火設備が浸水し、復旧が間に合わなかった。別の場所で保存していた種火に影響はなかった。 平和の火は

沖縄戦の元少年ゲリラ兵「忘れたら、あの地獄がまた来るよ」…爆薬背負って敵の戦車に突入命令も
2024.06.24

沖縄戦の元少年ゲリラ兵「忘れたら、あの地獄がまた来るよ」…爆薬背負って敵の戦車に突入命令も

 戦火に倒れた家族や友達、まぶたに焼き付いた凄惨な光景――。沖縄戦の犠牲者らを悼む戦後79年の「慰霊の日」を迎えた23日、沖縄の各地は非業の死を遂げた人々への鎮魂の祈りに包まれた。体験者たちは思い出すのも苦しい記憶を呼び起こし、子や孫たちとともに平和な世界への願いを新たにした。 

黎明之塔、陸自の「参拝」確認されず 塔の前で軍歌、旭日旗立てるグループも 沖縄
2024.06.24

黎明之塔、陸自の「参拝」確認されず 塔の前で軍歌、旭日旗立てるグループも 沖縄

 日本軍第32軍の牛島満司令官などを弔う糸満市摩文仁の黎明(れいめい)之塔では、陸上自衛隊第15旅団の旅団長らが慰霊の日の早朝に制服姿で「参拝」することが問題視されてきたが、今年は23日午前6時半までに団長らの姿は確認されなかった。2022年以降、3年連続で「参拝」は確認されていない。

沖縄戦の記憶、心に刻む 慰霊の日、島全体が鎮魂の祈りに包まれ 平和と継承誓う
2024.06.24

沖縄戦の記憶、心に刻む 慰霊の日、島全体が鎮魂の祈りに包まれ 平和と継承誓う

[戦後80年へ] 沖縄は23日、戦後79年の「慰霊の日」を迎えた。20万人を超える沖縄戦の犠牲者の死を悼む慰霊祭が県内各地で営まれ、島全体が鎮魂の祈りに包まれた。激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では、沖縄全戦没者追悼式(主催・県、県議会)があり、県内外から約4500人が参

24日の朝刊(都内最終版)☆1
2024.06.24

24日の朝刊(都内最終版)☆1

【1面トップ】〔朝日〕79年 記憶よぎる沖縄 慰霊の日 知事、南西シフト「不安」〔毎日〕自衛隊増強 憂える沖縄 慰霊の日 知事「外交で緊張緩和を」〔読売〕内閣支持最低23% 改正規正法「評価せず」56% 本社世論調査〔日経〕グリーン水素、

悲惨な戦争、二度と 沖縄「慰霊の日」 平和への祈り島を包む 軍備強化に強い懸念も 
2024.06.24

悲惨な戦争、二度と 沖縄「慰霊の日」 平和への祈り島を包む 軍備強化に強い懸念も 

 沖縄県は23日、沖縄戦で命を落とした20万人余に心を寄せ、平和を誓う「慰霊の日」を迎えた。79年前の激戦地、糸満市摩文仁の平和祈念公園では、県と県議会が主催する沖縄全戦没者追悼式が開かれた。玉城デニー知事は平和宣言の中で「自衛隊の急激な配備拡張が進み、県民は強い不安を抱いている」と、国が沖縄