# 奄美・沖縄航路

先祖の霊迎える 奄美各地で旧盆入り
2024.08.17

先祖の霊迎える 奄美各地で旧盆入り

 旧盆の入り(旧暦7月13日)に当たる16日、鹿児島県の奄美各地では墓石を洗い清め、花を供えたり、線香を上げたりする家族連れらの姿が見られた。墓参りに訪れた人々はちょうちんのろうそくに火をともし、先祖の霊を迎え、自宅に導いた。 今年の旧盆は16~18日。奄美は旧暦で盆行事を行う地

奄美にクロウサギ研究施設 「くるぐる」来春オープン
2024.08.16

奄美にクロウサギ研究施設 「くるぐる」来春オープン

 鹿児島県・奄美大島の大和村で、国の特別天然記念物アマミノクロウサギの研究飼育施設が来年4月にオープンする予定だ。名称は「QuruGuru(くるぐる)」。奄美の方言で「黒々している」という意味で、アマミノクロウサギの毛色を表し、命の循環をイメージした。ウサギ単独の飼育や研究、教育の施設は世界的

沖縄の児童ら犠牲者を追悼 平和学習で奄美大島訪問 「対馬丸事件」から80年
2024.08.15

沖縄の児童ら犠牲者を追悼 平和学習で奄美大島訪問 「対馬丸事件」から80年

 太平洋戦争中、沖縄から長崎に向かっていた疎開船「対馬丸」が米潜水艦に攻撃され約1500人が犠牲になった事件を学ぶ「第3回対馬丸平和継承プログラム」の学習活動が14日、鹿児島県奄美大島の宇検村であった。沖縄県那覇市の対馬丸記念館を運営する対馬丸記念会(髙良政勝会長)主催の事業で、奄美大島での開

喜界島など6地点で史上最高気温 7月平均、8月も高温続く 奄美群島
2024.08.14

喜界島など6地点で史上最高気温 7月平均、8月も高温続く 奄美群島

 鹿児島県奄美群島内に気象庁が設置している観測地点の統計データによると、7月の平均気温は8地点のうち6地点で観測史上1位となり、残り2地点も同2位と3位だった。8月に入っても瀬戸内町古仁屋で4日に最高気温35・2度、伊仙町で12日に同35・8度の観測史上最高気温を記録するなど厳しい暑さが続いて

上海発着のクルーズ船初寄港 奄美大島名瀬港 乗客472人、世界自然遺産の島満喫
2024.08.13

上海発着のクルーズ船初寄港 奄美大島名瀬港 乗客472人、世界自然遺産の島満喫

 中国船籍のクルーズ船「ブルー・ドリーム・メロディ」(4万2289トン)が12日、乗客472人、乗組員369人を乗せて奄美市の名瀬港観光船バースに初寄港した。乗客約8割がオプショナルツアーで島内北部や中部へと繰り出し、奄美の自然や文化を満喫した。 同船は中国・上海を出発し、沖縄を

世界初!産卵場所にミステリーサークル作る「アマミホシゾラフグ」稚魚を展示
2024.08.12

世界初!産卵場所にミステリーサークル作る「アマミホシゾラフグ」稚魚を展示

産卵する場所にミステリーサークルを作るという珍しい生態で知られる「アマミホシゾラフグ」。世界初となる稚魚の展示が、海響館(山口県下関市)で始まりました。「アマミホシゾラフグ」の稚魚です。体長は2・5センチ程度。海響館の2階エントランスに展示されています

「奄美カメラ部」写真展 13人の個性を凝縮 ギャラリートークで作品への思い語る 鹿児島県奄美市・田中一村記念美術館
2024.08.12

「奄美カメラ部」写真展 13人の個性を凝縮 ギャラリートークで作品への思い語る 鹿児島県奄美市・田中一村記念美術館

 SNS上のカメラ愛好家グループ「奄美カメラ部」(メンバー13人)による「第1回奄美カメラ部写真展〝Born〟(誕生)」が10日、鹿児島県奄美市笠利町の田中一村記念美術館で始まった。初日は、メンバー8人によるギャラリートークがあり、訪れた約30人を前に作品への熱い思いが語られた。

3町で祭りにぎわう パレードや相撲大会など 瀬戸内、喜界、与論
2024.08.11

3町で祭りにぎわう パレードや相撲大会など 瀬戸内、喜界、与論

 鹿児島県・奄美群島の夏祭りは10日、瀬戸内、喜界、与論の3町で催された。各町とも同日は相撲大会や市中パレード、特設ステージでのアトラクションやイベントなどが繰り広げられ、地域住民や帰省客、島外からの観光客で大いににぎわった。いずれも祭りは11日まで開かれ、舟こぎ競争などが予定されている。

多彩なステージ盛り上がる 夏祭り、商店街が歩行者天国 奄美市名瀬
2024.08.11

多彩なステージ盛り上がる 夏祭り、商店街が歩行者天国 奄美市名瀬

 鹿児島県の奄美市通り会連合会(指宿俊彦会長)主催の第23回「商店街夏祭り」が10日、同市名瀬の中心商店街であった。歩行者天国となった4通りには多くの飲食ブースや体験コーナー、特設ステージが設けられ、大勢の市民や帰省客、観光客らが訪れ、夏の思い出をつくった。 地域に身近な商店街を

奄美市の奥さん、中学生の部で3位 奄美勢6人が優秀賞 民謡民舞少年少女全国大会
2024.08.10

奄美市の奥さん、中学生の部で3位 奄美勢6人が優秀賞 民謡民舞少年少女全国大会

 2024年度民謡民舞少年少女全国大会(文化庁・日本民謡協会共催)は3、4の両日、東京都の品川区総合区民会館「きゅりあん」であり、全国各地の予選を勝ち抜いた小中学生が出場した。鹿児島県の奄美群島からは中学生の部で奥野乃佳さん(奄美市立朝日中3年=名瀬ルリカケス会)が3位、ほか6人が優秀賞に輝い

お盆休みの帰省ラッシュ始まる 奄美でも再会に笑顔
2024.08.10

お盆休みの帰省ラッシュ始まる 奄美でも再会に笑顔

 お盆休みを故郷で過ごす人たちの帰省ラッシュが始まった。鹿児島県奄美市笠利町の奄美空港到着ロビーでも9日、大きな荷物を抱えた帰省客と迎えに訪れた家族らが再会を喜び「おかえり」「待ってたよ」と弾んだ声を交わす姿が多く見られた。日本航空(JAL)によると、奄美群島発着路線の下りのピークは10日、上

奄美の復帰運動テーマに座談会 検証Q&A会議、市民ら30人参加
2024.08.10

奄美の復帰運動テーマに座談会 検証Q&A会議、市民ら30人参加

 鹿児島県奄美群島の日本復帰について考える座談会「復帰検証Q&A会議」(復帰伝承6団体主催)が9日、奄美市名瀬のアマホームPLAZAであった。市民ら約30人が参加。「奄美群島の日本復帰運動を伝承する会」の花井恒三事務局長(76)が司会を務め、復帰運動に関する知識の共有や問題提起、知りたい点など

奄美群島 米軍統治の歴史深掘り 研究家が意見交わす 復帰検証Q&A会議 鹿児島県奄美市
2024.08.10

奄美群島 米軍統治の歴史深掘り 研究家が意見交わす 復帰検証Q&A会議 鹿児島県奄美市

 「奄美群島の日本復帰運動を伝承する会」など6団体は9日、鹿児島県奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)で座談会形式の「復帰検証Q&A会議」を開いた。同会事務局長の花井恒三さん(76)が進行役となり、「奄美共産党」「沖縄復帰運動との相違点」などをテーマに、歴史研究家、教育関係者な

恒例の奄美合宿 トレーニングに励む 奄美出身者も所属 鹿児島城西高校・空手道部
2024.08.10

恒例の奄美合宿 トレーニングに励む 奄美出身者も所属 鹿児島城西高校・空手道部

 鹿児島城西高校(日置市)の空手道部(仁木孝博監督)の奄美合宿が7日から、鹿児島県奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園武道場で行われている。同部には仁禮海美(3年、赤木名中出身)、永喜広大(2年、伊仙中出身)、厚大輝(1年、名瀬中出身)の奄美出身の3人が所属。寝食を共にしながらトレーニングに励ん

来訪者の満足度向上へ 奄美市 世界自然遺産活用で公民連携会議
2024.08.07

来訪者の満足度向上へ 奄美市 世界自然遺産活用で公民連携会議

 鹿児島県奄美市の世界自然遺産活用プラットフォーム(公民連携会議)の2024年度第1回会合が6日、市役所委員会室であった。安田壮平市長がコアメンバー(会議の委員)14人に委嘱状を交付。座長に鹿児島大学法文学部講師の馬場武氏を選任した。今年度は世界自然遺産を目的とした来訪者の満足度向上や観光の高

日本空輸、北九州~奄美大島をFDA直行チャーター便で旅するプラン。2泊3日2名1室5万1500円~
2024.08.06

日本空輸、北九州~奄美大島をFDA直行チャーター便で旅するプラン。2泊3日2名1室5万1500円~

 日本空輸は、北九州~奄美大島をFDA直行チャーター便で旅するプランを発売した。11月23日~25日の2泊3日限定。 オプションなしの2泊3日コースは往復航空券に宿泊2泊がついており、5つのホテルから選択可能。料金は2名1室朝食付きで5万1500円~。そのほか、レンタカーや観光バ

平和、命の大切さ語り継ぐ 奄美出身者らの「ほこらしゃの風」 鹿児島市でイベント
2024.08.06

平和、命の大切さ語り継ぐ 奄美出身者らの「ほこらしゃの風」 鹿児島市でイベント

 鹿児島県本土在住の奄美出身者で組織するNPO法人ほこらしゃの風(義山昭夫理事長)主催のイベント「民族の気概~戦中戦後の奄美を語る夕べ」が4日、鹿児島市の上之園公民館であった。80歳を過ぎてから自身の体験を語り始めた戦争遺児の男性の講話を通じて、参加者が戦争の悲惨さや平和、命の大切さを再確認し

生活や文化の違い体感 群馬県みなかみ町の児童が来島 奄美市で交流事業
2024.08.06

生活や文化の違い体感 群馬県みなかみ町の児童が来島 奄美市で交流事業

 鹿児島県奄美市と群馬県みなかみ町の小学5、6年生を対象とした2024年度青少年交流事業が1~5日、奄美市笠利町であった。両市町からそれぞれ児童14人が参加。児童らはホームステイやさまざまな体験活動を通して交流し仲を深めた。 生活環境や自然、文化の違いや良さを見直し、互いの地域の

NYでの先輩との出会いに感銘 徳之島から語学留学の高校生ら
2024.08.06

NYでの先輩との出会いに感銘 徳之島から語学留学の高校生ら

 鹿児島県徳之島町の語学留学で米国ニューヨーク市を訪れている高校生3人から、現地リポートが届いた。現地での生活や観光、現地の奄美会会員らとの交流などについて伝えている。 生徒らは7月21日に渡米。滞在1週間目を迎えた28日にはニュージャージー州にあるニューヨーク奄美会会員の自宅で

一般は丸潮漕友会が2連覇 女子・子ども会は#清水集落 奄美まつり舟こぎ
2024.08.04

一般は丸潮漕友会が2連覇 女子・子ども会は#清水集落 奄美まつり舟こぎ

 第61回奄美まつりの舟こぎ競争は3日、鹿児島県奄美市の名瀬港佐大熊地区であった。事業所や集落、同窓会などで結成する計137組(一般98、女子・子ども会39)が出場。一般の部は丸潮漕友会、女子・子ども会の部は#清水集落がそれぞれ2連覇を飾った。丸潮漕友会は大会会場が現在の場所に移った2010年