お盆休みの帰省ラッシュ始まる 奄美でも再会に笑顔

AI要約

お盆休みを故郷で過ごす帰省客のラッシュが始まり、奄美空港では家族の再会の喜びがあふれていた。

家族と共に奄美大島を訪れる内村淳一さんはのんびりとした休暇を楽しみ、海のレジャーに心配する声も聞かれた。

日本航空によると、奄美群島発着路線の予約率は高いものの、関西方面を除き前年を下回っていることがわかる。

お盆休みの帰省ラッシュ始まる 奄美でも再会に笑顔

 お盆休みを故郷で過ごす人たちの帰省ラッシュが始まった。鹿児島県奄美市笠利町の奄美空港到着ロビーでも9日、大きな荷物を抱えた帰省客と迎えに訪れた家族らが再会を喜び「おかえり」「待ってたよ」と弾んだ声を交わす姿が多く見られた。日本航空(JAL)によると、奄美群島発着路線の下りのピークは10日、上りピークは17日となっている。

 奄美大島に住む姉の元へ、京都府から家族と共に来島した内村淳一さん(46)は「毎年夏に訪れており、一年ぶりの奄美。のんびりできるのがいいところ。釣りやシュノーケル、食べ歩きを楽しみたい」と話した。

 一方、8日に南海トラフ地震臨時情報が発表されたことを受け、海のレジャーなどを心配する声も。鹿児島市から帰省した20代女性は「地震情報は少し心配。(鹿児島市の)自宅は一応、揺れの対策をしてきた。奄美では海遊びを楽しみにしていたけれど、気を付けたいと思う」と話した。

 JALの予約率は9~13日の下りがいずれも80%を超え、ピークは10日の92・3%。上りは14~18日が80%以上で、ピークは17日の85・6%。奄美群島発着路線の総予約数は前年比93・3%で、関西方面を除きいずれの路線も前年を下回っている。