# 地震・津波対策

【社説】南海トラフ情報 落ち着いて命守る備えを
2024.08.10

【社説】南海トラフ情報 落ち着いて命守る備えを

 注意を促す情報を冷静に受け止め、命を守る備えを着実に進めたい。 おとといの夕方、宮崎県南部で震度6弱を観測した地震を受け、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を初めて発表した。 有識者でつくる評価検討会の平田直会長は「普段より数倍発生する可能性が高い

神奈川で震度5弱の地震 日向灘での地震とは「関係ない」
2024.08.10

神奈川で震度5弱の地震 日向灘での地震とは「関係ない」

 9日夜、神奈川県で最大震度5弱を観測する地震が発生しました。専門家は、前日に発生した日向灘での地震とは「距離が遠いので関係がない」との見解を示しました。 9日午後8時ごろ、神奈川県厚木市などで最大震度5弱を観測する地震が発生し、東海道新幹線が一部区間で運転を一時見合わせるなどの

「全力で今ある物資調整する」 斎藤兵庫知事 南海トラフ地震臨時情報発表受け 県・市町連絡会議を開催
2024.08.10

「全力で今ある物資調整する」 斎藤兵庫知事 南海トラフ地震臨時情報発表受け 県・市町連絡会議を開催

宮崎県南部の日向灘を震源とする最大震度6弱の地震に伴い、気象庁が初の南海トラフ地震臨時情報を初めて発表したことを受け、兵庫県は9日午後、県と市町の首長らによる連絡会議を開いた。各市町の首長らはオンラインで参加し、全国の被害状況の情報共有のほか、今後の県の対応について意見を交わした。

南海トラフ地震臨時情報 諏訪地方にじむ不安 防災用品買い求めの動きも 長野県
2024.08.10

南海トラフ地震臨時情報 諏訪地方にじむ不安 防災用品買い求めの動きも 長野県

南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」発表を受け、長野県の諏訪地方では、市民が飲料水や食料などの備蓄品や防災用品を買い求める動きも見られる。9日には諏訪市内の大型店で飲料水の商品が一時的に欠品し、いくつかの店を買い回る姿もあった。市民からは「すごく怖い」、「急がなくてはと思うが、何をどう準備

再会にほっと 金沢駅で帰省客 南海トラフ情報から一夜明け
2024.08.10

再会にほっと 金沢駅で帰省客 南海トラフ情報から一夜明け

 気象庁が初の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表してから一夜明けた9日、金沢駅では太平洋側からの帰省客が家族と再会し、ほっとした表情を並べた。一方、石川県外の実家に帰る人や旅行に出掛ける人からは「地震はいつ起きるか分からない」と心配する声が聞かれた。 「昨晩は不安で眠れ

「ドドーン!」一瞬で「建物の下敷き」に…大地震では「7秒が生死を分ける」という現実
2024.08.10

「ドドーン!」一瞬で「建物の下敷き」に…大地震では「7秒が生死を分ける」という現実

2011年3月11日、戦後最大の自然災害となる東日本大震災が発生した。あれから13年、令和6年能登半島地震をはじめ何度も震災が起きている。もはや誰もが大地震から逃れられない時代、11刷ベストセラーの話題書『首都防衛』では、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」が描か

南海トラフが起きる確率は 地震予知学の専門家が鳴らす警鐘 2年後に発生したケースも
2024.08.10

南海トラフが起きる確率は 地震予知学の専門家が鳴らす警鐘 2年後に発生したケースも

「最初の1週間は可能性が高いが、2週間目は確率が小さくなるだけで、地震が起きる確率はゼロにはなりません」 地震予知学などが専門の、東海大学・静岡県立大学の長尾年恭(としやす)客員教授は、そう話す。 8日午後4時43分ごろ、宮崎県の日向灘で発生した、最大震度6弱の地震

被災地では「食料よりも切実な課題」 「南海トラフ地震」で危惧される“トイレ問題” 専門家は「災害関連死に繋がるリスクが」
2024.08.10

被災地では「食料よりも切実な課題」 「南海トラフ地震」で危惧される“トイレ問題” 専門家は「災害関連死に繋がるリスクが」

 南海トラフ地震の臨時情報が発表された。万一、巨大地震が発生すれば被災者が多数出るが、その際に危惧されるのが“トイレ問題”だという。先の能登地震でも避難所のトイレが排泄物で溢れかえるなどのトラブルが起きた。専門家に備えと予防策を聞いた。(2024年1月16日記事の再配信です) 震

異例の歴訪中止、総裁選も意識 出発1時間40分前、岸田首相決断
2024.08.10

異例の歴訪中止、総裁選も意識 出発1時間40分前、岸田首相決断

 岸田文雄首相は9日から予定していた中央アジア歴訪を急きょ取りやめた。 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が出たことで、その備えを優先したためだが、9月に予定される自民党総裁選に影響が及ぶのを避ける狙いもあったもよう。異例の「ドタキャン」に政府内は混乱した。 「

県内最大震度5強、南海トラフ臨時情報は出たけれど…「普段通りの生活を」 各自治体、冷静な対応と備えの再確認呼びかけ
2024.08.10

県内最大震度5強、南海トラフ臨時情報は出たけれど…「普段通りの生活を」 各自治体、冷静な対応と備えの再確認呼びかけ

 気象庁の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を受け、津波被害が想定される鹿児島県内の自治体は9日、住民に備えの再確認を呼びかけた。普段通りの生活を変える必要はないとして、冷静な対応を求めた。 志布志市は、防災無線を使って避難所の確認や非常持ち出し品の準備を呼びかける1日2回の

たった5秒で「住宅崩壊」、大地震で崩れ去る家の「意外すぎる問題点」
2024.08.10

たった5秒で「住宅崩壊」、大地震で崩れ去る家の「意外すぎる問題点」

2011年3月11日、戦後最大の自然災害となる東日本大震災が発生した。あれから13年、令和6年能登半島地震をはじめ何度も震災が起きている。もはや誰もが大地震から逃れられない時代、11刷ベストセラーの話題書『首都防衛』では、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」が描か

最悪この国は「壊滅」する…多くの人が意外と知らない、首都直下地震の「怖すぎる被害」
2024.08.10

最悪この国は「壊滅」する…多くの人が意外と知らない、首都直下地震の「怖すぎる被害」

2011年3月11日、戦後最大の自然災害となる東日本大震災が発生した。あれから13年、令和6年能登半島地震をはじめ何度も震災が起きている。もはや誰もが大地震から逃れられない時代、11刷ベストセラーの話題書『首都防衛』では、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」が描か

「東京」は本当に大丈夫か…「首都直下地震」発生で家に帰れなくなる「人数」
2024.08.10

「東京」は本当に大丈夫か…「首都直下地震」発生で家に帰れなくなる「人数」

2011年3月11日、戦後最大の自然災害となる東日本大震災が発生した。あれから13年、令和6年能登半島地震をはじめ何度も震災が起きている。もはや誰もが大地震から逃れられない時代、11刷ベストセラーの話題書『首都防衛』では、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」が描か

宮崎出身の紗栄子、無事を伝え心配の声に感謝 数日前まで帰省していた
2024.08.10

宮崎出身の紗栄子、無事を伝え心配の声に感謝 数日前まで帰省していた

 タレント、実業家の紗栄子(37)が9日までに、自身のインスタグラムを更新。ストーリーズ機能で地元・宮崎県で震度6弱を観測した地震についてつづった。 紗栄子は「数日前まで宮崎に居たから、みんなが心配してメッセージをくれています。みんなありがとう」とフォロワーに自身の無事を伝えた。

南海トラフ「注意」 中部企業、BCP再確認 安否確認など周知 小売り、買いだめ対応も
2024.08.10

南海トラフ「注意」 中部企業、BCP再確認 安否確認など周知 小売り、買いだめ対応も

 政府から南海トラフ地震臨時情報で「巨大地震注意」が初めて発表されたことを受けて、小売り業界では、飲料水やレトルト食品などを買いだめする客が訪れたほか、ホテル業界では宿泊のキャンセルなどの影響もあった。ただ、一夜明けた昨日は「巨大地震注意」に対する理解が進み、混乱は限定的だったようだ。中部企業

「お気をつけて」土屋太鳳、地震を受け「ゆかりのある場所」と明かし心配つづる「更新ありがとう」の声
2024.08.10

「お気をつけて」土屋太鳳、地震を受け「ゆかりのある場所」と明かし心配つづる「更新ありがとう」の声

 女優の土屋太鳳が9日までに自身のインスタグラムを更新し、8日に宮崎県南部の日向灘を震源として発生した地震について長文でつづった。 土屋は「大きな揺れを感じた地域の方々は暑さも強くなっていると思いますが大丈夫でしょうか?」とつづり、青空の写真をアップ。「宮崎は私の家の先祖にゆかり

【小中学生の生存率99.8%は奇跡じゃない】津波という「想定外」から身を守るためにできること
2024.08.10

【小中学生の生存率99.8%は奇跡じゃない】津波という「想定外」から身を守るためにできること

 宮崎県沖の日向灘を震源とするマグニチュード7・1の地震が8日午後4時43分に発生し、宮崎県南部平野部で震度6弱の揺れを観測。気象庁は初の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した。今後1週間程度は巨大地震発生に注意し、万一に備えることが求められる。 地震による津波が発

「南海トラフ地震臨時情報」の警告 宮崎・日向灘地震受け 神奈川西部地震との関連は?
2024.08.10

「南海トラフ地震臨時情報」の警告 宮崎・日向灘地震受け 神奈川西部地震との関連は?

 8月8日夕方、宮崎県日向灘で最大震度6弱の地震が発生、地震の規模を示すマグニチュード(M)は、暫定値で7.1。 気象庁は今後1週間以内に大規模地震が発生する可能性が平時より高まっているとして、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」を発表した。2019年の運用開始後初となる。 

南海トラフ地震注意情報 神奈川県内でも備え再確認 ホームセンターやドラッグストアなど対応追われ
2024.08.10

南海トラフ地震注意情報 神奈川県内でも備え再確認 ホームセンターやドラッグストアなど対応追われ

 気象庁が南海トラフ巨大地震の注意情報を発表したことを受け、県内でも地震への備えを再確認する動きが広がっている。県西部の住民は自宅でできる対策を講じ、湘南地域の海の家関係者は津波への警戒を強めた。備蓄水や非常食を買い求める客も増え、ホームセンターやドラッグストアなどが対応に追われた。<

宮崎震度6弱、夕食中に強い揺れ 津波避難者、水道水濁りも 九州南部で本紙記者も被災
2024.08.10

宮崎震度6弱、夕食中に強い揺れ 津波避難者、水道水濁りも 九州南部で本紙記者も被災

 宮崎県沖の日向灘を震源に、最大震度6弱を観測した8日夕の地震。休暇を利用して九州南部に滞在していた神奈川新聞社の記者2人も、激しい揺れに襲われた。 震度5強を記録した宮崎市には、男性記者が家族と旅行に訪れていた。 高台の飲食店で夕食を取っていたところ、強い揺れに襲