# 哲学

“素人集団”だったセブン-イレブン・ジャパンが成長し続けた理由とは?
2024.06.27

“素人集団”だったセブン-イレブン・ジャパンが成長し続けた理由とは?

 1970年代に「セブン-イレブン」を立ち上げ、業界ナンバーワンに育て上げた鈴木敏文氏。一方、「100円ショップダイソー」で100円ショップの草分けとなった大創産業の創業者である矢野博丈氏。小売業の新分野を切り拓いた2人は、大学の先輩・後輩であり、長年の親交があった。本連載では、『一生学べる仕

躁鬱病に苦しんでいた若き日本人哲学者が、ある日突然「人類愛教」の教祖になり、崩壊し、そこから始めたこと
2024.06.27

躁鬱病に苦しんでいた若き日本人哲学者が、ある日突然「人類愛教」の教祖になり、崩壊し、そこから始めたこと

 哲学者の苫野一徳さんの著作『愛』は、20年の構想と、2年半の執筆期間を経て生まれた、「愛」の本質を解明する一冊です。 じつは、この本は苫野さんが長く躁鬱病に苦しんでいたことがきっかけで生まれました。 本作を書くに至った経緯について、刊行当時(2019年)に苫野さん

「一度でも気の抜けたショットをすると、体が覚えて癖になる」スウィングを“サボる”ことの危険性を語る【“甦る伝説”杉原輝雄の箴言集⑪】
2024.06.27

「一度でも気の抜けたショットをすると、体が覚えて癖になる」スウィングを“サボる”ことの危険性を語る【“甦る伝説”杉原輝雄の箴言集⑪】

1960年代から2000年代初頭まで、50年の長きに渡って躍動した杉原輝雄。小柄な体、ツアーでは最も飛ばない飛距離で、当時トーナメントの舞台としては最長の距離を誇る試合で勝ったこともある。2打目をいちばん先に打つのだが、そのフェアウェイウッドが他の選手のアイアンより正確だった。ジャンボ尾崎が唯

いま「貯金はNG」なワケ...資産運用や仕事に効く「イチオシのビジネス書」を一挙紹介
2024.06.27

いま「貯金はNG」なワケ...資産運用や仕事に効く「イチオシのビジネス書」を一挙紹介

毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない......」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません...

「ボール保持は意味なし」から180度の方向転換。シメオネが堅守速攻から脱却した理由【コラム】
2024.06.26

「ボール保持は意味なし」から180度の方向転換。シメオネが堅守速攻から脱却した理由【コラム】

「試合に勝つのは、何も良いプレーをしたチーム、というわけではない。みんなは騒ぐが、ボールを持つことになんの意味があるのか? 自分たちが何をやっているのか、その確信を持っているチームこそが勝利を手にするのだ」 アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督は、かつてそう言って

京大に「西田哲学」研究基金
2024.06.26

京大に「西田哲学」研究基金

 京都大学は26日、第二電電(現KDDI <9433> )やイー・アクセス(現ソフトバンク <9434> )の創業に携わった千本倖生氏(81)から3億円の寄付を受け、「西田哲学―千本基金」を創設すると発表した。京大を拠点に活躍した哲学者で、主著「善の研究」で世界的に知られる西田幾多郎と、その思

遊んでいない人間に、売れる商品は作れない…本田宗一郎が「芸者の話は仕事の話より大事」と語った意味
2024.06.26

遊んでいない人間に、売れる商品は作れない…本田宗一郎が「芸者の話は仕事の話より大事」と語った意味

人間は一面では語れない。それは経営者も同じだ。本田技研工業(ホンダ)の創業者・本田宗一郎は、若いころは芸者遊びに興じ、晩年は頻繁に酒場に通った。ライターの栗下直也さんは「その遊び方にこそ、名経営者・本田宗一郎の仕事哲学が詰まっている」という――。■本田宗一郎が「会社で一番大事」と

あまたの数学者が挑戦した「素数」の個数の求め方…恐ろしく悠長に思えるけれど、じつは効率の良い、2200年前の「ふるいにかける」方法
2024.06.26

あまたの数学者が挑戦した「素数」の個数の求め方…恐ろしく悠長に思えるけれど、じつは効率の良い、2200年前の「ふるいにかける」方法

 なるほど!  そうだったのか、数学。 数学を納得して理解するには、小学校から高校まで学ぶ算数・数学のうち、とくに押さえておくべき「重要キーワード」を一つひとつ理解して、体系的・構造的に学ぶことが大切です。 いまや、数学は、受験対策などの交換価値や、便利な道具として

売上2兆円、ドン・キホーテ創業者が「日本経済を決定的にダメにした」と断言する“A級戦犯”とは?
2024.06.26

売上2兆円、ドン・キホーテ創業者が「日本経済を決定的にダメにした」と断言する“A級戦犯”とは?

 34期連続で増収増益を成し遂げ、売上2兆円のドン・キホーテ。無一文から日本を代表する創業経営者へ――そんな大成功の裏には「運」の存在があった。 ここでは、ドン・キホーテ創業者・安田隆夫氏の新刊『 運 』(文春新書)を一部抜粋して紹介する。安田氏は「運には2種類ある」と提唱する。

あいりん地区、新宿・職安通りに進出…ドン・キホーテ創業者が明かした「ちょっと怖いエリア」にも出店する理由
2024.06.26

あいりん地区、新宿・職安通りに進出…ドン・キホーテ創業者が明かした「ちょっと怖いエリア」にも出店する理由

〈売上2兆円、ドン・キホーテ創業者が「日本経済を決定的にダメにした」と断言する“A級戦犯”とは?〉 から続く 34期連続で増収増益を成し遂げ、売上2兆円のドン・キホーテ。無一文から日本を代表する創業経営者へ――そんな大成功の裏には「運」の存在があった。 ここでは、

【谷原章介店長のオススメ】車谷長吉「人生の救い」 そぎ落とした価値観で相談にまっすぐ向き合う
2024.06.25

【谷原章介店長のオススメ】車谷長吉「人生の救い」 そぎ落とした価値観で相談にまっすぐ向き合う

 俳優・谷原章介さんが店長としてイチオシの本を紹介する「谷原書店」。今回は、波乱万丈な人生を生きた直木賞作家・車谷長吉(くるまたに・ちょうきつ)さんによる人生相談をまとめた『人生の救い』(朝日文庫)を取り上げます。 第2次世界大戦が終わった1945年、兵庫県の地主の家に生まれた作

300万円から5年で1億円に…30歳目前からのスタートでFIREを実現した敏腕投資家「新高値ブレイク投資がピタリとハマりました」
2024.06.25

300万円から5年で1億円に…30歳目前からのスタートでFIREを実現した敏腕投資家「新高値ブレイク投資がピタリとハマりました」

 個人投資家「kenmo」氏(X:@kenmokenmo)は、20代後半から株式投資を始め、5年目にして資産1億円を突破。現在は2億円以上を運用しており、株式投資の傍ら、数多くの企業のIRセミナーの主催やIRの支援などを行っている。そんな氏が、どんな投資を行い、どんな投資ポリシーを持っているの

安易な国粋主義を戒めた「日本主義」哲学者の気概 九鬼周造の生き方に見る「媚態」と「やせ我慢」
2024.06.25

安易な国粋主義を戒めた「日本主義」哲学者の気概 九鬼周造の生き方に見る「媚態」と「やせ我慢」

本来であれば格差問題の解決に取り組むべきリベラルが、なぜ「新自由主義」を利するような「脱成長」論の罠にはまるのか。自由主義の旗手アメリカは、覇権の衰えとともにどこに向かうのか。グローバリズムとナショナリズムのあるべきバランスはどのようなものか。「令和の新教養」シリーズなどを大幅加筆し、2020

「都市と山村」を行き来する「土着の思想」の実践 競争社会的生き方とは別の生き方を育む「苗代」
2024.06.25

「都市と山村」を行き来する「土着の思想」の実践 競争社会的生き方とは別の生き方を育む「苗代」

奈良県東吉野村への移住実践者で、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」主催者の青木真兵氏が、このほど新刊『武器としての土着思考:僕たちが「資本の原理」から逃れて「移住との格闘」に希望を見出した理由』を上梓した。同書を、元起業家で作家・珈琲店店主の平川克美氏が読み解く。■「土着」の意味

「こんなもの送られてきても」...被災者の「本音」が丸裸にした「日本人の“おもいやり”」が裏目に出てしまう納得の理由
2024.06.25

「こんなもの送られてきても」...被災者の「本音」が丸裸にした「日本人の“おもいやり”」が裏目に出てしまう納得の理由

 いままで、「大切な人と深くつながるために」「いじめられている君へ」「親の期待に応えなくていい」など、10代に向けて多くのメッセージを発信してきた作家の鴻上尚史さんが「今の10代に贈る生きるヒント」を6月12日に刊行する。その書籍のタイトルは『君はどう生きるか』。昨年ジブリの映画でも話題になっ

AmazonのCTO「AIが機能したら誰も『AI』と呼ばなくなる」 その真意を考察
2024.06.24

AmazonのCTO「AIが機能したら誰も『AI』と呼ばなくなる」 その真意を考察

 「AI(人工知能)が機能し始めたら、もはや誰もAIと呼ばなくなるだろう」 Amazon.comでCTO(最高技術責任者)兼バイスプレジデントを務めるヴァーナー・ボーガス(Werner Vogels)氏は、Amazon Web Services(AWS)の日本法人アマゾンウェブサ

【静かなリーダーの技術(1)】口下手でも簡単に会話が盛り上がるコツ
2024.06.24

【静かなリーダーの技術(1)】口下手でも簡単に会話が盛り上がるコツ

 子どもの頃に「おとなしい」と言われて嫌な思いをした方は多いのではないでしょうか。言っているほうは悪気はなくても、「おとなしい」という言葉にはどこか否定的な響きがあります。「内向的」という意味合いが込められている場合が多いからです。「外向的」な性格で悩んでいる人には会ったことがありませんが、「

人生の究極の目的とは、人の心に耳を傾け、世界の鼓動やため息や夢を聞き出すこと
2024.06.23

人生の究極の目的とは、人の心に耳を傾け、世界の鼓動やため息や夢を聞き出すこと

----------浄土真宗の僧侶にして宗教学者の釈徹宗氏。批評家・随筆家にしてキリスト者の若松英輔氏。「信仰」に造詣の深い当代きっての論客二人が、「宗教の本質」について書簡を交わす本連載。釈氏の「境界と聖性」をテーマにした前回の書簡(第九信・A)に対する、若松氏の返信を公開する

“手役アーティスト”森山茂和72歳「AIにできない味のある切り方ができてこそプロ雀士」【前編】
2024.06.23

“手役アーティスト”森山茂和72歳「AIにできない味のある切り方ができてこそプロ雀士」【前編】

【レジェンド雀士からの金言】麻雀ブームの今こそ、その礎を築いた男たちの声を聞け――レジェンドが自らの麻雀人生や勝負哲学、後輩への思いを余すところなく語り尽くす特別連載。2人目は麻雀界を発展させてきた名プロデューサーにして日本プロ麻雀連盟・現会長、そして“手役アーティスト”の森山茂和(72)だ。

「ほしいものをすべて手に入れたら満足する?」スヌーピーがつぶやく問い
2024.06.23

「ほしいものをすべて手に入れたら満足する?」スヌーピーがつぶやく問い

 漫画家チャールズ・M・シュルツ原作のスヌーピーで知られる漫画「ピーナッツ」(PEANUTS)は、詩人・谷川俊太郎さんが全作品、日本語版の翻訳 を手掛けたことでも知られている。 『13歳からのきみへ スヌーピーの自分らしく生きることば』(原著 チャールズ・M・シュルツ/訳 谷川俊