# 半導体・電子材料部門

日経平均は続落で寄り付く、半導体関連弱い 下げ渋りも
2024.06.24

日経平均は続落で寄り付く、半導体関連弱い 下げ渋りも

[東京 24日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比99円05銭安の3万8497円42銭と続落してスタートした。指数への寄与度の高い東京エレクトロンなど半導体関連株が弱い。 前週末の米市場でのハイテク株安が嫌気されている。やや

なぜ巨大IT企業の「日本への建設ラッシュ」が起きているのか…「これからは中国より日本」というIT業界の本音
2024.06.24

なぜ巨大IT企業の「日本への建設ラッシュ」が起きているのか…「これからは中国より日本」というIT業界の本音

■半導体大手・エヌビディアが時価総額で世界首位に 足許、国内で半導体の工場、データセンターの建設ペースが加速している。わが国経済を概括すると、個人消費の伸び悩み・自動車の認証不正問題などの悪材料と、半導体とAI向けデータセンターの“建設ラッシュ”の好材料が混在する状況だ。ただ、半

日本株の上昇、24年秋に再加速か 注目すべきデータは…◇第一生命経済研究所首席エコノミスト 熊野英生
2024.06.24

日本株の上昇、24年秋に再加速か 注目すべきデータは…◇第一生命経済研究所首席エコノミスト 熊野英生

 今年に入って急激に株価が上昇し、3月上旬には日経平均株価が4万円台を付けた。この上昇が一過性のものなのか、それとも継続的な流れなのかを考えてみた。 日本株の変化は、ほとんど米国株に連動したものであることは、投資家の間ではよく知られている事実だ。特に、米国の新興企業の株価であるナ

大豊工業 パワー半導体用冷却部品開発 鍛造に比べコスト30%低減
2024.06.24

大豊工業 パワー半導体用冷却部品開発 鍛造に比べコスト30%低減

 軸受けメーカーの大豊工業(本社豊田市)は、鋳造製のパワー半導体用冷却部品「ヒートシンクピンフィン」を開発した。自動車ではインバーター(電力変換器)などに用いられる部品。構造が複雑なことから、複数の鍛造工程を経て製造されることが一般的だが、開発品は鋳造による一発成型などで、鍛造に比べ30%程度

エヌビディアの急成長、アナリストは置き去りに-上方修正追いつかず
2024.06.24

エヌビディアの急成長、アナリストは置き去りに-上方修正追いつかず

(ブルームバーグ): 米半導体大手エヌビディアの株式は向こう1年の売上高見通しに基づく株価売上高倍率(PSR)が23倍と、S&P500種株価指数構成銘柄で最も割高となっている。しかし、その株価バリュエーションには問題がある。人工知能(AI)ブームの時代にあって、同社の売上高が実際

涙液糖で動く半導体回路…京大が開発、体内IoT機器に応用
2024.06.23

涙液糖で動く半導体回路…京大が開発、体内IoT機器に応用

京都大学の新津葵一教授らは、涙液に含まれる糖分からのエネルギーで動作する涙液糖駆動が可能な環境適応型電源・デジタル変換半導体集積回路を開発した。さまざまな集積回路への適用を目指すとともに、涙液糖濃度から血糖濃度を推定し、持続的にモニターするコンタクトレンズである「持続血糖モニターコンタクト」や

iPhone 16、最上位モデルは40万円超えの可能性も 半導体価格上昇で
2024.06.23

iPhone 16、最上位モデルは40万円超えの可能性も 半導体価格上昇で

アップル製品の動向分析で知られる著名アナリストの郭明錤(ミンチー・クオ)氏によると、米クアルコムが2024年後半に量産を予定している次世代チップセット「Snapdragon 8 Gen4(SM8750)」は、前世代の「Snapdragon 8 Gen3(SM8650)」よりも25~30%値上が

生成AIで電力消費急増 NTT、SBGが節電投資
2024.06.22

生成AIで電力消費急増 NTT、SBGが節電投資

 生成人工知能(AI)の普及で、世界の電力消費が急増するとの見方が強まっている。AIの学習のため、データセンターの電力需要が爆発的に増えるためだ。「人間が使う電気をAIに奪われる」(IT大手)との懸念もあり、NTTは電力消費を抑えたデータセンターやAI、ソフトバンクグループ(SBG)の傘下企業

「量子ビット」寿命100倍以上、日立製作所が開発した技術の意義
2024.06.22

「量子ビット」寿命100倍以上、日立製作所が開発した技術の意義

日立製作所は量子コンピューターで使う情報の最小単位である「量子ビット」の寿命を従来に比べ100倍以上延ばす技術を開発した。量子ビットを安定化させる「マイクロ波」の照射を工夫することにより、不安定さを引き起こす「ノイズ」の影響を減らし、寿命を延ばすことに成功した。今後、ノイズの発生自体を抑制する

使用可能面積99%以上に拡大…旭化成が「窒化アルミ単結晶基板」で成功
2024.06.22

使用可能面積99%以上に拡大…旭化成が「窒化アルミ単結晶基板」で成功

旭化成は2024年度下期から、直径4インチ(100ミリメートル)の窒化アルミニウム(AlN)単結晶基板のサンプル提供を始める。AlN基板の使用可能面積を従来の80%から99%以上に拡大することに成功した。27年の実用化に向け、顧客ニーズを捉えつつ研究開発を加速する。子会社の米クリ

政府、経済財政運営の基本「骨太方針」を閣議決定
2024.06.22

政府、経済財政運営の基本「骨太方針」を閣議決定

 政府は、経済財政運営の基本となる「骨太の方針」を閣議決定しました。 年末の予算編成にも反映される「骨太の方針」では、物価上昇を上回る賃上げの定着に加えて、価格転嫁対策や企業の生産性の向上などを重要課題に位置づけました。 また、AI・半導体分野に重点的に投資支援を行

次の投資先はどこを狙う?EVやハイテク家電に使用されるパワー半導体に伸びしろあり!業界紙編集長に聞く
2024.06.22

次の投資先はどこを狙う?EVやハイテク家電に使用されるパワー半導体に伸びしろあり!業界紙編集長に聞く

 NVIDIAの株価の爆上がりもあり、新NISAをきっかけに投資をスタートする層にも人気なのが半導体銘柄だ。『電子デバイス産業新聞』の稲葉雅巳編集長も、半導体需要が1段、2段上がっていると言う。「実需のベースで切り上がったことに加え、戦争や政治、国際関係の緊張といった地政学リスク

米国株式市場=S&P・ナスダック小幅続落、エヌビディアの下げが圧迫
2024.06.22

米国株式市場=S&P・ナスダック小幅続落、エヌビディアの下げが圧迫

[21日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が小幅続落。半導体大手エヌビディアの下げが、前日に続きハイテク部門を圧迫した。S&Pの主要11セクター中、情報技術が0.84%安と、最大の下げを記録。一方、通信サービスは上昇を主導した。

「このために生まれてきた」孫正義氏、久々の表舞台でAIシフト宣言
2024.06.21

「このために生まれてきた」孫正義氏、久々の表舞台でAIシフト宣言

 ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は21日に開いた株主総会で、最先端の半導体やデータセンターといったAI事業に注力する姿勢を打ち出した。投資ビジネスを中心としてきた同社の「AIシフト」を鮮明にした。 「10年以内に人工知能(AI)が人類英知の1万倍賢くなる。私は、

日米韓、初の商務相会合へ 米国で来週開催 斎藤経産相
2024.06.21

日米韓、初の商務相会合へ 米国で来週開催 斎藤経産相

 斎藤健経済産業相は21日の閣議後記者会見で、日米韓3カ国の商務・産業相による初会合が来週、米国で開かれることを明らかにした。 25~28日の日程で米国へ出張し、半導体や人工知能(AI)をはじめとする重要技術、供給網の強化などで3カ国の協力を深める。 初会合は現地時

〔東京株式〕小幅反落=売り買い交錯(21日)☆差替
2024.06.21

〔東京株式〕小幅反落=売り買い交錯(21日)☆差替

 【プライム】日経平均株価は、前日比36円55銭安の3万8596円47銭と小幅に反落して終了した。材料不足の中で、方向感なく売り買いが交錯。金融やエネルギー関連株が買われるも、半導体株などの下落に押され、前日終値をはさんでのもみ合いとなった。東証株価指数(TOPIX)は、0.85ポイント安の2

〔東京株式〕小動き=材料不足(21日後場中盤)
2024.06.21

〔東京株式〕小動き=材料不足(21日後場中盤)

 (13時45分)日経平均株価は小動き。後場に入りマイナス圏で推移する時間が多いものの、前日終値を挟んだ狭いレンジ内での推移が続いている。「売り買いする材料が全くない」(国内シンクタンク)との声が聞かれ、海外勢の動きも見られず、個人の小口売買が中心となっている。 (後場寄り)日経

〔東京株式〕下げ幅拡大=前場引き継ぎ(21日後場寄り付き)
2024.06.21

〔東京株式〕下げ幅拡大=前場引き継ぎ(21日後場寄り付き)

 (後場寄り)日経平均株価の午後の取引は、前日比43円75銭安の3万8589円27銭で始まった。小幅安で終了した前場の流れを引き継ぎ、やや下げ幅を拡大している。 (前引け)【プライム】金利上昇を受けて金融株などが上昇する半面、半導体関連株の下落が相場の重しとなるなど売り買いが交錯

〔東京株式〕横ばい=売り買い交錯(21日前場)☆差替
2024.06.21

〔東京株式〕横ばい=売り買い交錯(21日前場)☆差替

 (前引け)【プライム】金利上昇を受けて金融株などが上昇する半面、半導体関連株の下落が相場の重しとなるなど売り買いが交錯、前日終値からほぼ横ばいで午前の取引を終えた。日経平均株価は、前日比6円07銭安の3万8626円95銭と小幅安、東証株価指数(TOPIX)は、7.18ポイント高の2732.7

SWCC 無酸素銅材の需要開拓
2024.06.21

SWCC 無酸素銅材の需要開拓

SWCCは無酸素銅材料における新たな用途の開拓に取り組む。同社が手掛ける高機能無酸素銅「MiDIP(ミディップ)」が該当。従来の主な向け先となる自動車関連に加え、半導体関連などを想定しており、蒸着材料やボンディングワイヤ、精密鍛造部品での需要が見込めるという。足元では一部製品向けで既に採用され