〔東京株式〕小動き=材料不足(21日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は小動きで狭いレンジ内で推移。海外勢の動きが少なく個人の売買が中心。

午後はやや下落幅が拡大。金融株は上昇する一方で、半導体関連株が下落。

業種別株価指数では電気機器や金属製品が下落し、海運業や保険業が上昇。

 (13時45分)日経平均株価は小動き。後場に入りマイナス圏で推移する時間が多いものの、前日終値を挟んだ狭いレンジ内での推移が続いている。「売り買いする材料が全くない」(国内シンクタンク)との声が聞かれ、海外勢の動きも見られず、個人の小口売買が中心となっている。

 (後場寄り)日経平均株価の午後の取引は、前日比43円75銭安の3万8589円27銭で始まった。小幅安で終了した前場の流れを引き継ぎ、やや下げ幅を拡大している。

 (前引け)【プライム】金利上昇を受けて金融株などが上昇する半面、半導体関連株の下落が相場の重しとなるなど売り買いが交錯、前日終値からほぼ横ばいで午前の取引を終えた。日経平均株価は、前日比6円07銭安の3万8626円95銭と小幅安、東証株価指数(TOPIX)は、7.18ポイント高の2732.72と小幅高となった。

 40%の銘柄が値下がりし、56%が値上がりした。出来高は6億9092万株、売買代金は1兆7804億円。

 業種別株価指数(33業種)は電気機器、金属製品、電気・ガス業などが下落。海運業、陸運業、保険業などが上昇した。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高2億4693万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreも上昇した。

 (10時00分)日経平均株価は寄り付きから売り買いが交錯し、前日終値を挟んでのもみ合いとなっている。半導体関連株が相場の重しとなる中、東証プライム市場では6割以上の銘柄が上昇。円安を受けた保険株や銀行株、原油価格上昇でエネルギー関連株などが値を上げている。

 (寄り付き)日経平均株価は、前日比24円36銭安の3万8608円66銭と小幅に反落して始まった。米株市場の流れを受け半導体関連株などが下落したものの、売り買いが交錯し前日終値付近で推移している。