政府、経済財政運営の基本「骨太方針」を閣議決定

AI要約

政府は、経済財政運営の基本となる「骨太の方針」を閣議決定した。年末の予算編成にも反映される「骨太の方針」では、物価上昇を上回る賃上げの定着や価格転嫁対策、企業の生産性向上を重要課題と位置づけている。

政府はAI・半導体分野に投資支援を行い、「法制上の措置」や「支援手法の多様化」を検討する方針を示している。財政面では、2025年度の黒字化を目指すプライマリーバランスに注力することを明示している。

政府、経済財政運営の基本「骨太方針」を閣議決定

 政府は、経済財政運営の基本となる「骨太の方針」を閣議決定しました。

 年末の予算編成にも反映される「骨太の方針」では、物価上昇を上回る賃上げの定着に加えて、価格転嫁対策や企業の生産性の向上などを重要課題に位置づけました。

 また、AI・半導体分野に重点的に投資支援を行い、「法制上の措置」や「支援手法の多様化」を検討するなどとしました。

 財政では、新たな借金なしで行政サービスを賄えているかを示すプライマリーバランス(基礎的財政収支)について、2025年度の黒字化を目指すと明示しました。(ANNニュース)