# 半導体・電子材料部門

半導体基板に3㎛の穴、東大などがレーザー加工技術を開発した意義
2024.07.10

半導体基板に3㎛の穴、東大などがレーザー加工技術を開発した意義

東京大学と味の素ファインテクノ(川崎市川崎区)、三菱電機、スペクトロニクス(大阪府吹田市)は共同で、次世代の半導体製造後工程に使うパッケージ基板に、既存技術より1ケタ小さい直径3マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の微細な穴を開けられるレーザー加工技術を開発した。基板間を高密度に配線で

サムスン電子労組、今日から無期限ゼネスト宣言
2024.07.10

サムスン電子労組、今日から無期限ゼネスト宣言

サムスン電子が創社以来初めてゼネストに突入した全国サムスン電子労組(全三労)が10日、無期限ゼネストを宣言した。全三労によると、全三労は8日から3日間1次ストライキを行った後、15日から5日間の2次ストライキに入る計画だった。しかしこれを修正して10日から無期限ストライキに入るこ

台湾TSMC、第2四半期売上高は市場予想上回る
2024.07.10

台湾TSMC、第2四半期売上高は市場予想上回る

[台北 10日 ロイター] - 半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC) の第2四半期売上高は、ロイターの試算によると6735億1000万台湾ドル(206億7000万ドル)となり市場予想を上回った。LSEGによるアナリスト21人の予想は6542億7000万

〔東京株式〕小幅高=値がさ株に買い(10日後場寄り付き)
2024.07.10

〔東京株式〕小幅高=値がさ株に買い(10日後場寄り付き)

 (後場寄り)ファーストリテ <9983> やソフトバンクG <9984> など前場に買われた値がさ株の一角が引き続き値上がりし、後場の日経平均株価は、前日比19円13銭高の4万1599円30銭で始まるなど小幅高。 (前引け)【プライム】日米の金利上昇を好感し金融株を中心に買いが

「半導体産業の成長は明らか」 世界の半導体装置、24年は過去最高へ 売上高1090億ドルに拡大 25年も17%成長
2024.07.10

「半導体産業の成長は明らか」 世界の半導体装置、24年は過去最高へ 売上高1090億ドルに拡大 25年も17%成長

 国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は10日(日本時間)、世界の半導体製造装置の2024年売上高が前年比3.4%増の1090億ドルと過去最高になる見通しだと発表した。半導体装置は、前工程と後工程の両分野にけん引されて25年も成長が持続し、売上高は1280億ドルへとさらなる拡大を予測している

平均年収2000万円「台湾で最も裕福な都市」に半導体産業の活況くっきり。台湾のシリコンバレー「新竹サイエンスパーク」とは
2024.07.10

平均年収2000万円「台湾で最も裕福な都市」に半導体産業の活況くっきり。台湾のシリコンバレー「新竹サイエンスパーク」とは

台湾で最も裕福な都市は? こう聞かれれば多くの人は事実上の「首都」にあたる台北市を思い浮かべるかもしれない。が、それは過去の話。先端半導体技術で世界のトップランナーとなっている現在の台湾においては、台湾版シリコンバレーの異名を持つ「新竹サイエンスパーク」(新竹科学園区)を中心に、台湾北西部の新

「顧客サービス」で求愛するサムスンファウンドリ…「日本のユニコーン企業から受注」
2024.07.10

「顧客サービス」で求愛するサムスンファウンドリ…「日本のユニコーン企業から受注」

 サムスン電子が「ワンストップサービス」を前面に掲げ、韓国のファブレス(半導体設計企業)業界に積極的に求愛した。総合半導体企業としての強みを生かし、人工知能(AI)時代に必要な「オールインワンパッケージ」を提供するという趣旨だ。顧客層を広げ、最近の不振を打開するための戦略とみられる。<

TSMCに見せつけるように…サムスン「半導体ワンストップソリューション、われわれだけが可能」
2024.07.10

TSMCに見せつけるように…サムスン「半導体ワンストップソリューション、われわれだけが可能」

「各ソリューションは個別の会社が供給できる。これを完全に統合し提供する所は世界でただひとつだけ、サムスン電子だ」。9日にソウルのCOEXで開かれた「サムスンファウンドリーフォーラム2024」でサムスン電子はメモリーから委託生産、パッケージング(後工程)を合わせた統合ワンストップサ

シャープ 三重工場の一部を半導体関連の生産ラインに転用へ
2024.07.09

シャープ 三重工場の一部を半導体関連の生産ラインに転用へ

シャープは9日、中小型の液晶パネルを生産する三重工場(三重県多気町)の一部施設を活用し、半導体の生産ラインの構築を推進することで、アオイ電子と合意したと発表した。平成27年から稼働停止している第1工場を転用することで、収益を改善する狙いがある。今年中に着工し、令和8年中の本格稼働を目指す。

シャープ三重工場、アオイ電子が半導体生産ライン構築へ
2024.07.09

シャープ三重工場、アオイ電子が半導体生産ライン構築へ

 シャープ <6753> は9日、同社の三重事業所(三重県多気町)に、アオイ電子 <6832> が手掛ける半導体関連の生産ラインの構築を進めていくと発表した。アオイ電子は今年中に着工し、2026年中の本格稼働を目指す。 

シャープの三重第1工場、半導体生産ラインに転用 アオイ電子と合意
2024.07.09

シャープの三重第1工場、半導体生産ラインに転用 アオイ電子と合意

 シャープは9日、三重県多気町にある三重事業所の第1工場(延べ床面積約6万平方メートル)を、アオイ電子(高松市)の半導体の生産ラインに転用することで同社と合意したと発表した。工場を貸すのか売却するのかなどは今後詰める。 半導体チップを基板に実装し、製品にする「後工程」のラインをつ

山陽特殊製鋼 高純度シリコン粉末 流動性高い球形状実現 ガスアトマイズで
2024.07.09

山陽特殊製鋼 高純度シリコン粉末 流動性高い球形状実現 ガスアトマイズで

 山陽特殊製鋼は8日、高純度かつ球形状で流動性にも優れるシリコン粉末の製造技術を開発したと発表した。これまで高純度のシリコン粉末を製造することが難しかったガスアトマイズ法を活用した。「半導体の電気特性安定化やデバイスの信頼性向上などへの貢献が期待できる」(同社)とし、半導体や太陽電池、電子部品

日経平均4万1580円、史上最高値を更新 一時900円超高に
2024.07.09

日経平均4万1580円、史上最高値を更新 一時900円超高に

 9日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に反発し、前日終値より799円47銭(1.96%)高い4万1580円17銭で取引を終え、4日につけた史上最高値(4万0913円65銭)を更新した。半導体関連株などを中心にほぼ全面高の展開となり、上げ幅は一時900円を超えた。 より幅広い銘

米KKR、コクサイE持ち分の半数売却を計画-ロイター
2024.07.09

米KKR、コクサイE持ち分の半数売却を計画-ロイター

(ブルームバーグ): 米投資ファンドKKRが半導体製造装置メーカー、KOKUSAI ELECTRIC(コクサイE)の持ち分の約半数を投資家に売却する計画だと、ロイターが9日、匿名の関係者2人を引用して報じた。報道によると、コクサイEは市場で自社株を買い戻す見通し。KKRとコクサイ

KOKUSAI株売り出しへ、3000億円規模 KKRなど売却=関係者
2024.07.09

KOKUSAI株売り出しへ、3000億円規模 KKRなど売却=関係者

Sam Nussey[東京 9日 ロイター] - 米投資ファンドのKKRが、保有する半導体製造装置メーカーのKOKUSAI ELECTRIC株の一部を売却することが分かった。複数の関係者が明らかにした。日本株全体、とりわけ日本勢が強い半導体の製造装置や部材銘柄が上昇する中

日経平均は3日ぶり反発、最高値更新 米イベント前に「意外高」
2024.07.09

日経平均は3日ぶり反発、最高値更新 米イベント前に「意外高」

[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比799円47銭高の4万1580円17銭と3日ぶりに反発し、史上最高値を更新した。米国市場でのハイテク株高を好感して半導体関連株など寄与度の高い銘柄群が指数を押し上げ、日経平均は終値で初めて4万1000円に乗せた。TOPI

〔東京株式〕日経平均、最高値更新=半導体関連けん引(9日)☆差替
2024.07.09

〔東京株式〕日経平均、最高値更新=半導体関連けん引(9日)☆差替

 【プライム】日経平均株価は、前日比799円47銭高の4万1580円17銭と終値として史上最高値を更新した。前日の米ハイテク株高を受け、半導体関連株を中心に指数への影響が大きい銘柄が大幅に上昇した。東証株価指数(TOPIX)は、27.94ポイント高の2895.55だった。 67%

日経平均が4万1700円台 3営業日連続で最高値更新
2024.07.09

日経平均が4万1700円台 3営業日連続で最高値更新

 東京株式市場の日経平均株価は、取引時間中の史上最高値となる4万1700円台をつけました。最高値を更新するのは3営業日連続です。 日経平均は取引開始から値上がりし、午後の取引では一時、8日よりも900円以上高い4万1700円台をつけました。取引時間中の最高値を3営業日連続で更新し

〔東京株式〕900円近く上昇=値がさ株けん引(9日後場中盤)
2024.07.09

〔東京株式〕900円近く上昇=値がさ株けん引(9日後場中盤)

 (13時50分)日経平均株価が、後場に入り上げ幅を加速している。一時前日比900円近くまで上昇。ザラバ最高値を更新し上値を追う展開となっている。東エレク <8035> やファーストリテ <9983> など半導体を含めた値がさ株が上昇をけん引。市場関係者からは「日本株への先高期待から海外勢の買

部品代の高騰だけが要因じゃない! 日本の「新車価格の上昇」をもたらす複数要因
2024.07.09

部品代の高騰だけが要因じゃない! 日本の「新車価格の上昇」をもたらす複数要因

 最近、新車の価格が上がっている。少し前のデータだが、経済産業省が2023年5月に自動車産業の生産動態調査を公開している。これは乗用車の価格上昇の要因を探る目的があった。その導入部分は、「最近、自動車の価格が高いと思いませんか?」という消費者への問いかけから始まっている。 その上