山陽特殊製鋼 高純度シリコン粉末 流動性高い球形状実現 ガスアトマイズで

AI要約

山陽特殊製鋼は高純度かつ球形状で流動性に優れるシリコン粉末の製造技術を開発した。

ガスアトマイズ法を活用し、これまで困難だった高純度のシリコン粉末の製造を実現した。

製品は半導体の電気特性安定化やデバイスの信頼性向上に貢献し、半導体や太陽電池、電子部品など幅広い用途で採用が期待される。

 山陽特殊製鋼は8日、高純度かつ球形状で流動性にも優れるシリコン粉末の製造技術を開発したと発表した。これまで高純度のシリコン粉末を製造することが難しかったガスアトマイズ法を活用した。「半導体の電気特性安定化やデバイスの信頼性向上などへの貢献が期待できる」(同社)とし、半導体や太陽電池、電子部品向けなどさまざまな用途での採用を目指す。