# 再生可能エネルギー

世界の石炭需要、24─25年は横ばいに 電力需要が増加=IEA
2024.07.24

世界の石炭需要、24─25年は横ばいに 電力需要が増加=IEA

Nina Chestney[ロンドン 24日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は今年と来年の世界の石炭需要がほぼ横ばいとなるとの見通しを示した。一部主要国での電力需要の増加が太陽光や風力発電の急速な拡大により相殺されるとしている。2023年の世界

英王室、温暖化対策の模範目指す 最新版計画発表
2024.07.24

英王室、温暖化対策の模範目指す 最新版計画発表

【AFP=時事】英王室は24日、地球温暖化ガス排出削減計画の最新版を発表した。 英王室の昨年度の年次報告書および会計報告書と共に発表された。このネットゼロ計画に基づき、ヘリコプターやチャーター機使用の際の持続可能な航空燃料(SAF)への置き換えが行われる他、バッキンガム宮殿(Bu

【山口県】太陽光パネル再生、一歩前進 ㈱トクヤマが北海道の鈴木商会と連携
2024.07.24

【山口県】太陽光パネル再生、一歩前進 ㈱トクヤマが北海道の鈴木商会と連携

 山口県周南市の総合化学メーカー、㈱トクヤマ(横田浩社長)は1日、北海道全域で資源リサイクル事業を営む㈱鈴木商会と、使用済み太陽光パネルのリサイクル事業で連携を図ることについて基本合意書を締結した。 トクヤマは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同で、パネルの低温熱

英国王、ウィンザー城に太陽光パネル設置 公用車も電動化計画
2024.07.24

英国王、ウィンザー城に太陽光パネル設置 公用車も電動化計画

Andrew MacAskill[ロンドン 24日 ロイター] - 英国のチャールズ国王がウィンザー城に太陽光パネルを設置したと王室関係者が明らかにした。また、1年以内に王室公用車のベントレーをバイオ燃料で走行できるようにする計画だという。太陽光パネルが設置

メルセデスベンツ、120周年を迎えた独シュトゥットガルトの工場を祝う 電動化の重要拠点に
2024.07.24

メルセデスベンツ、120周年を迎えた独シュトゥットガルトの工場を祝う 電動化の重要拠点に

メルセデスベンツは7月20日、ドイツ・シュトゥットガルトのウンターテュルクハイム工場の120周年を祝うイベントを開催した。この工場は、1904年5月にダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフトの管理部門がカンシュタットから移転して以来、エンジンやコンポーネントの生産、開発、テストの中

JFEエンジ 電力に注力 地産地消で再エネ供給
2024.07.24

JFEエンジ 電力に注力 地産地消で再エネ供給

JFEエンジニアリングは主要4事業である環境・社会インフラ・エネルギー・電力のうち、事業比率(2022年度売上高ベース)で9%にとどまる電力ビジネスの比率を高める。一体運営する新電力子会社アーバンエナジーを中核に、太陽光PPA、蓄電池事業のほか再生可能エネルギー発電所の運営などを通じて、再エネ

地熱発電の潜在力は世界3位 開発が一筋縄では進まない現実 土守豪
2024.07.24

地熱発電の潜在力は世界3位 開発が一筋縄では進まない現実 土守豪

 地熱発電は優れた発電安定性を持っている。ただ事業リスクや環境破壊の懸念がつきまとい、普及ペースは緩やかだ。◇貴重な国産電源 日本は世界有数の火山国だ。地熱発電のポテンシャルは約2300万キロワットと米国、インドネシアに次ぐ世界3位を誇る。環太平洋火山帯に位置する日

ジェイテクト 内製水素を本格活用へ 来年度 花園工場で実証試験
2024.07.24

ジェイテクト 内製水素を本格活用へ 来年度 花園工場で実証試験

 ジェイテクトは、電動パワーステアリングなどの自動車部品を製造する花園工場(岡崎市)で25年度から、アルミ溶解炉の燃焼に用いる燃料を内製した水素に切り替える実証試験を始める。再生可能エネルギー由来の電力を貯め、電気分解により水素を生成する設備を25年度に花園工場に導入する計画。アルミ溶解炉は、

タンクに太陽電池 発電量など効果検証 「曲がる」ペロブスカイト導入拡大めざす コスモ石油など3社
2024.07.23

タンクに太陽電池 発電量など効果検証 「曲がる」ペロブスカイト導入拡大めざす コスモ石油など3社

 コスモ石油、積水化学工業、朝日エティックの3社が、フィルム型ペロブスカイト太陽電池をサービスステーション屋根や事業所のタンク壁面に設置する共同実証実験を7月18日から開始した。コスモ石油中央研究所(埼玉県幸手市)と朝日エティック東京工場(埼玉県加須市)で実証を進めている。 実証

微生物で「どこでも発電所」 実用化まであと一歩 山口大で世界最先端の研究進む
2024.07.23

微生物で「どこでも発電所」 実用化まであと一歩 山口大で世界最先端の研究進む

 植物の根の近くに生息する微生物を使った発電の研究が国際的に広がっている。二酸化炭素(CO2)を排出しないため環境に優しく、植物が育つ場所ならどこでも「発電所」になり得ると注目を集めている。世界の研究の先頭を走るのが山口大大学院創成科学研究科のアジズル・モクスド准教授の研究室。実用化の一歩手前

YKK、GHG56%削減
2024.07.23

YKK、GHG56%削減

YKKはこのほど、2023年度のスコープ1、2の温室効果ガス排出量を基準年である18年度と比べて56・2%削減したと発表した。 達成にあたって、省エネタイプの生産設備や工場インフラ設備の導入拡大、再エネ電力購入、太陽光発電設備設置などを実施。使用電力を100%再生可能エネルギー由

「ペロブスカイト太陽電池」石油設備で実証、積水化学などフィルム型展開へ
2024.07.23

「ペロブスカイト太陽電池」石油設備で実証、積水化学などフィルム型展開へ

積水化学工業、コスモ石油(東京都港区、鈴木康公社長)、朝日エティック(大阪市福島区、樋口知以社長)の3社は、フィルム型ペロブスカイト太陽電池をサービスステーション(SS)の屋根や事業所のタンク壁面に設置する実証実験を共同で始めた。期間は7月から1年間の予定。得られた結果を耐荷重が比較的少ない屋

霧島酒造とスタバがコラボ施設 都城、26年春開業へ
2024.07.23

霧島酒造とスタバがコラボ施設 都城、26年春開業へ

 霧島酒造(都城市、江夏順行社長)と、スターバックスコーヒージャパン(東京都、水口貴文最高経営責任者)は22日、都城市下川東4丁目の霧島酒造本社増設工場北側に、両社や同市の魅力などの発信拠点施設を建設すると発表した。再生可能エネルギーを活用したショップやカフェ、亜熱帯植物園などで構成し、同市の

屋久島へ新型EVバス「エレクシティタウン」5台導入 ヒョンデといわさきグループが基本合意書を締結
2024.07.23

屋久島へ新型EVバス「エレクシティタウン」5台導入 ヒョンデといわさきグループが基本合意書を締結

 ヒョンデ(Hyundai Mobility Japan)といわさきグループ(岩崎産業)は7月23日、ヒョンデの新型EV(電気自動車)バス「エレクシティタウン(ELEC CITY TOWN)」5台を屋久島(鹿児島熊毛郡屋久島町)へ導入することについて、基本合意書を7月18日に締結したと発表した

スターバックス「霧島酒造」とのコラボ施設を発表。電力は“サツマイモ発電100%”
2024.07.22

スターバックス「霧島酒造」とのコラボ施設を発表。電力は“サツマイモ発電100%”

 スターバックス コーヒー ジャパンと霧島酒造は、初のコラボレーション施設を2026年春にオープン予定であることを発表した。■ スターバックス×霧島酒造のコラボ施設所在地:霧島酒造 本社増設工場北側(宮崎県都城市下川東4丁目)建物:鉄骨造1階建て

アット東京第3センター、オフサイトフィジカルコーポレートPPAを締結し再エネ由来電力を調達
2024.07.22

アット東京第3センター、オフサイトフィジカルコーポレートPPAを締結し再エネ由来電力を調達

 株式会社アット東京は19日、株式会社アドバンスメンテナンスおよび東京電力エナジーパートナー株式会社(以下、東京電力EP)と6月27日に、オフサイトフィジカルコーポレートPPAを締結したと発表した。同PPAにより、7月からアット東京第3センター(以下、DC3)に供給される電力の一部が、追加性の

冷房向け電力需要増加で石炭利用継続へ、IEA見通し
2024.07.22

冷房向け電力需要増加で石炭利用継続へ、IEA見通し

Forrest Crellin[パリ 19日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は19日付のリポートで、今年の世界電力需要は、気温上昇に伴うエアコンの需要増加を背景に、約20年ぶりの速いペースで拡大するとの見通しを示した。その上で、この傾向は2025年も続くと予

中国の風力発電機メーカー、欧州参入進む 補助金調査で緊張も
2024.07.22

中国の風力発電機メーカー、欧州参入進む 補助金調査で緊張も

Riham Alkousaa Christoph Steitz Nina Chestney[ベルリン/フランクフルト/ロンドン 19日 ロイター] - 中国の複数の風力発電機メーカーが今月、ドイツで初めて受注を勝ち取り、欧州市場参入に弾みをつけた。欧州勢は存続の危機を巡る

日本ガイシの小林社長 NAS電池普及拡大 本年度売上高前年度比7倍の160億円へ 再エネ需要取り込み
2024.07.22

日本ガイシの小林社長 NAS電池普及拡大 本年度売上高前年度比7倍の160億円へ 再エネ需要取り込み

 日本ガイシ(本社名古屋市)が開発してから20年以上経過する電力貯蔵用蓄電池「NAS電池」が、転換期を迎えている。再生可能エネルギーの需要が高まる中、電力需給の安定化に向けて、欧州を中心に海外からの引き合いが強まっている。本年度のNAS電池事業の売上高はドイツなどで販売が伸び、前年度比で7・6

バッテリーは直流! モーターは交流! 電動車にはなぜふたつの電流が存在するのかわかりやすく解説
2024.07.21

バッテリーは直流! モーターは交流! 電動車にはなぜふたつの電流が存在するのかわかりやすく解説

 電気の流れは、負極(マイナス極)から正極(プラス極)へ電子が流れることで起こる。一方向へ流れる、いわゆる直流だ。しかし、家庭に届くのは、プラスとマイナスが交互に入れ替わる交流である。電池は直流で、電動機(モーター)は交流である。直流モーターもあるが、内部で電流を交互に切り替えて回転させている