# 主義・思想

月経が止まった高校生に「体重を落とさないと試合には出さない」 「勝利至上主義」の指導がもたらす深刻な弊害
2024.05.24

月経が止まった高校生に「体重を落とさないと試合には出さない」 「勝利至上主義」の指導がもたらす深刻な弊害

 若年層のスポーツの現場で、良い結果を求めるあまり、過度な減量を続ける選手たちがいる。心身に支障をきたすのはもちろん、女子の場合は無月経に陥るケースも。背景にある勝利至上主義を見直す動きが広がり始めている。AERA 2024年5月27日号より。*  *  *“軽量化

ドナルド・トランプの登場から共和党はどう変わったか
2024.05.24

ドナルド・トランプの登場から共和党はどう変わったか

岡山 裕労働者の動員を本格化させ、孤立主義・保護主義に傾斜し、民主主義と相いれない政治姿勢もいとわない…。米共和党の近年の変容は「トランプの台頭」に端を発するものなのか。筆者は「ことはそう単純ではない」と、歴史的・構造的な要因を強調する。ドナルド・トランプが2016

アルゼンチン大統領、ハードロック熱唱 新刊発売イベントで
2024.05.24

アルゼンチン大統領、ハードロック熱唱 新刊発売イベントで

【AFP=時事】アルゼンチンのハビエル・ミレイ(Javier Milei)大統領は22日夜、新刊発売イベントで、ネクタイにレザージャケット姿でロックを熱唱した。 会場となった首都ブエノスアイレスのルナパーク(Luna Park) スタジアムには、支持者ら1万人が詰めかけた。同スタ

台湾「民主主義脅かす」 威嚇の激化警戒、市民は静観
2024.05.23

台湾「民主主義脅かす」 威嚇の激化警戒、市民は静観

 【台北時事】中国軍による大規模軍事演習を受け、台湾総統府は23日、「台湾の民主主義と自由、地域の平和で安定した現状を脅かす一方的な挑発行為だ」と非難した。 台湾当局は、中国が「独立派」と敵視する頼清徳総統や民進党政権への威嚇が激化することを警戒。一方、交通など生活への影響は出て

【速報】皇族数確保の会議毎週開催は撤回 運営方針が突如転換 議長が各党の意見を聞いたうえで次回開催へ
2024.05.23

【速報】皇族数確保の会議毎週開催は撤回 運営方針が突如転換 議長が各党の意見を聞いたうえで次回開催へ

安定的な皇位継承や皇族数の確保策に関する与野党の会議の2回目が23日、衆院議長公邸で開かれ、論点に沿って各党が意見を表明した。ただ各党の意見の隔たりは大きく、会を主催する衆参両院の正副議長は、前回の会議で示した「週1回開催して議論する」との方針を取りやめ、正副議長が各党の意見を個

中国軍が軍事演習 台湾・頼清徳総統「自由と民主主義の価値を守り抜く」
2024.05.23

中国軍が軍事演習 台湾・頼清徳総統「自由と民主主義の価値を守り抜く」

台湾の頼清徳総統は23日、軍を視察し、中国の軍事演習を念頭に「現在、国際社会は民主的な台湾に大きな関心を寄せており、外部からの挑戦や脅威に直面しても我々は自由と民主主義の価値を守り続け、地域の平和と安定を守っていく」と述べました。

中国、台湾周辺で軍事演習開始 分離主義への「懲罰」
2024.05.23

中国、台湾周辺で軍事演習開始 分離主義への「懲罰」

(CNN) 中国人民解放軍(PLA)東部戦区は23日午前7時45分、台湾周辺で陸海空軍とロケット軍による2日間の合同軍事演習を開始したと発表した。台湾では民主的に選出された頼清徳(ライチントー)氏が20日に総統に就任したばかり。中国は今回の演習を「分離主義的行動」に対する「懲罰」と称している。

台湾、周辺での中国軍事演習を非難「非理性的な挑発」
2024.05.23

台湾、周辺での中国軍事演習を非難「非理性的な挑発」

【AFP=時事】台湾は23日、中国が台湾周辺で2日間の日程で軍事演習を開始したことをを非難した。中国政府は軍事演習について、「分離主義的な行為」に対する「厳しい処罰」だと主張している。 中国は台湾を領土の一部と見なし、20日に就任したばかりの頼清徳(Lai Ching-te)新総

「候補者の運動でも自由妨害に」 つばさの党事件で警察庁長官
2024.05.23

「候補者の運動でも自由妨害に」 つばさの党事件で警察庁長官

 4月の衆院東京15区補選での政治団体「つばさの党」による選挙妨害事件に絡み、警察庁の露木康浩長官は23日の定例記者会見で、「仮に候補者がする選挙運動でも、他の候補者の演説などを妨害する行為は許されることにはならず、自由妨害罪の成立を妨げるものではない」と述べ、今後も同種事案があれば厳正に対処

[寄稿]韓国では民主主義が空気のように日常化してるって?
2024.05.23

[寄稿]韓国では民主主義が空気のように日常化してるって?

 地方に行く電車の隣の席に、すらりとした印象の男が座っていた。彼は私のノートパソコンの画面に表示されている教育資料をちらりと見て、「もしかしてハ・ジョンガン教授ですか」と聞いてくる。彼は、ずいぶん前にパイロット労組の活動をしていた時に会ったことがあると言って、大変喜んだ。「軍隊生活で洗脳された

「候補者本人の選挙運動でも、ほかの候補者への妨害は許されない」つばさの党代表らによる公選法違反事件で 警察庁長官「悪質な妨害については厳正に対処」
2024.05.23

「候補者本人の選挙運動でも、ほかの候補者への妨害は許されない」つばさの党代表らによる公選法違反事件で 警察庁長官「悪質な妨害については厳正に対処」

政治団体「つばさの党」の代表らによる公職選挙法違反事件をめぐり、警察庁の露木長官は「候補者本人の選挙運動であっても、ほかの候補者の演説などを妨害する行為が許されることにはならない。自由妨害の罪の成立を妨げるものではないと理解している」と述べました。また、「選挙が公正におこなわれ、

iPhoneを買ってあげられず娘にひざまずいた父親…中国ネット上で炎上 
2024.05.23

iPhoneを買ってあげられず娘にひざまずいた父親…中国ネット上で炎上 

中国である男性が娘の前にひざまずいた話が伝えられてネット上で炎上している。22日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポストは4日、中国陝西省太原の路上で通行人だったゾン(Zhong)さんがこの状況を見て撮影した映像を伝えた。該当映像は、微博では9100万回、抖音では600万回以上の

佐々木俊尚「21世紀日本の低迷は
2024.05.23

佐々木俊尚「21世紀日本の低迷は"釣りバカのハマちゃん"を排除するだけで何も生まなかった経営者のせいだ」

■家庭的な安心感や空気が「昭和」にはあった 私が新聞社に入ったのは、昭和終わりごろの1988年。入社翌年の1月に昭和天皇が崩御されたので2年目から平成です。とはいえ、まだ昭和のにおいが色濃く残っていて、バブル期ごろまでは昭和的な文化や価値観は維持されていたように思います。

じつはいま「日本に移住を望む中国人」が激増している…富裕層がこぞって日本を絶賛するワケ
2024.05.23

じつはいま「日本に移住を望む中国人」が激増している…富裕層がこぞって日本を絶賛するワケ

 ここ数年、中国人富裕層や中間層の一部が日本に「潤」(ルン=移住、移民、逃亡などの意味)していることは、私を含め、多くのメディアが報道してきた通りだ。背景には中国の政治リスク(不透明さ、不安定さ)、コロナ禍のロックダウンなどがあるが、最近、取材した複数の中国人によると「第3の理由」もかなり大き

韓国主要紙の朝刊ヘッドライン(5月23日)
2024.05.23

韓国主要紙の朝刊ヘッドライン(5月23日)

<朝鮮日報>「自由と連帯の本質的価値で危機突破を」 アジアリーダーシップコンファレンス開幕<東亜日報>政策の「空振り」防ぐリスク点検チームなく混乱続く 政務機能の強化必要<中央日報>政策づくりに身を惜しみ巨大野党の顔色見るだけ 官僚、政権末期の事なかれ主義加速

なぜ「女子中学生が気絶するまで闘わせる」いじめ遊びが起きてしまうのか「納得のワケ」
2024.05.23

なぜ「女子中学生が気絶するまで闘わせる」いじめ遊びが起きてしまうのか「納得のワケ」

 学校とはどのような場所なのか、いじめはなぜ蔓延してしまうのか。学校や社会からいまだ苦しみが消えない理由とは。 いじめ研究の第一人者によるロングセラー『いじめの構造』で平易に分析される、学校でのいじめ問題の本質――。 ローカル秩序のなかで生きられる現実感覚は、「人問

中国は、頼清徳・台湾総統就任演説の「ここ」にこれほどまで激しく反発した
2024.05.23

中国は、頼清徳・台湾総統就任演説の「ここ」にこれほどまで激しく反発した

 今月20日、台湾の頼清徳新総統は就任演説を行った。自らのことを「現実的な台湾独立仕事人」だと称した頼氏は、いわば筋金いりの「台湾独立派」だと一般的に認知されているが、今後の4年間、特に中国との関係性に関して彼はどのような方向性を目指していくのか。このことは台湾人と国際社会の大きな関心事となっ

「パーティー禁止、大政党だけで勝手に決めるのは不公平」参政党代表
2024.05.22

「パーティー禁止、大政党だけで勝手に決めるのは不公平」参政党代表

■参政党・神谷宗幣代表(発言録) 政治資金パーティー禁止を大きな党だけで決められると、民主主義の危機だ。我々のようにこれからチャレンジして党を作ろうとすると、パーティーができないとどこからお金を集めてくるんだということになる。我が党は半分以上を寄付と政治資金パーティーで集めている

【モディ首相・独占インタビュー】「世界3位の経済大国になる」...インドはなぜ「自信満々」なのか?
2024.05.22

【モディ首相・独占インタビュー】「世界3位の経済大国になる」...インドはなぜ「自信満々」なのか?

インドが中国を抜いて世界最大の人口大国となって1年。急速な経済成長を遂げ、外交、科学、軍事の各分野で存在感を増すインドは、世界でさらに重要性を高め、新しい超大国になろうとしている。インドのナレンドラ・モディ首相は本誌が事前に送った質問に書面で答えた後、首都ニューデリーの首相官邸で

頼清徳・新総統の就任受け、台湾の駐米代表 アメリカ・日本との連携重視の姿勢示す
2024.05.22

頼清徳・新総統の就任受け、台湾の駐米代表 アメリカ・日本との連携重視の姿勢示す

台湾で頼清徳・新総統が就任したことを受けて、アメリカに駐在する台湾の代表は、中国の脅威にさらされる中で、アメリカや日本などとの連携を重視する姿勢を示しました。アメリカ・ワシントンで21日、台湾の頼清徳・新総統の就任の祝賀会が開かれました。去年12月に着任した台湾の兪大ライ(※)駐