# 主義・思想

東欧チェコ、「親台湾」なぜ?  相次ぐ要人往来、中国反発にも動じず
2024.07.14

東欧チェコ、「親台湾」なぜ?  相次ぐ要人往来、中国反発にも動じず

 【プラハ時事】東欧チェコが「親台湾」の姿勢を強めている。 正式な外交関係は持たないものの、要人らが相次ぎ訪台。中国の反発を受けつつも関係強化を進めており、欧州でもリトアニアなどと並び際立っている。 「台湾は重要な民主主義のパートナーだ」。チェコ上院のドラホシュ第1

「日本人は集団主義」はじつは間違い…なのに多くの人に信じられてしまったワケ
2024.07.14

「日本人は集団主義」はじつは間違い…なのに多くの人に信じられてしまったワケ

いま日本はどんな国なのか、私たちはどんな時代を生きているのか。日本という国や日本人の謎や難題に迫る新書『日本の死角』が8刷とヒット中、普段本を読まない人も「意外と知らなかった日本の論点・視点」を知るべく、読みはじめている。なぜ間違った「常識」ができあがってしまったの

【<都知事選>を終えた今だからこそ考えたい】世界を変えたガンジーの警告。「国を崩壊させる政治家」の特徴とは?
2024.07.14

【<都知事選>を終えた今だからこそ考えたい】世界を変えたガンジーの警告。「国を崩壊させる政治家」の特徴とは?

 『おじいちゃんが教えてくれた 人として大切なこと』という一冊の本が刊行された。手の付けられない乱暴な子に育った著者が、思春期の頃、おじいちゃんに教わった「人生の教訓」について書いたものである。そして実は、タイトルにある「おじいちゃん」とは、かの有名なガンジーのことなのだ。12歳だった孫の人生

自民・平井卓也氏、自民党AIを広報に活用「どの生成AIよりも自民党っぽい答えが返ってくる」
2024.07.13

自民・平井卓也氏、自民党AIを広報に活用「どの生成AIよりも自民党っぽい答えが返ってくる」

 2020年以降の日本の活性化を目的に各界の有識者が意見交換を行う「BEYOND 2020 NEXT FORUM」が、都内で〈フェイクニュースを斬る! 生成AIの功罪〉についてセッションを行った。 2022年から断続的に扱ったテーマ〈メタバースの可能性〉〈AIの今とこれから〉の続

「男らしさ、日本人らしさは歴史的に作られた」社会をなんでも批判する構築主義者が気づかない視点
2024.07.13

「男らしさ、日本人らしさは歴史的に作られた」社会をなんでも批判する構築主義者が気づかない視点

 社会のあらゆることは固定的な本質を持たず、様々な作用の中で構築されてきた、と考える立場を「構築主義」という。最もわかりやすいのはジェンダーに関する議論である。そうした構築主義者に欠けている視点とは。※本稿は、中島啓勝『ておくれの現代社会論:○○と□□ロジー』(ミネルヴァ書房)の一部を抜粋・編

北朝鮮が海外留学生に一時帰国命令 若いエリート層への政治・思想指導強化を図る狙い、すでに離反する留学生も
2024.07.13

北朝鮮が海外留学生に一時帰国命令 若いエリート層への政治・思想指導強化を図る狙い、すでに離反する留学生も

 北朝鮮当局は中国やロシアなどの大学に派遣している北朝鮮留学生に対して、学業を中断して一時帰国をするよう指示していることが分かった。 北朝鮮では2020年から昨年春ごろまで新型コロナウイルスの世界的な流行を受けて、留学生の帰国を禁止していたが、コロナ禍が落ち着いたことから政治・思

中国、ウクライナ、アメリカ…「連邦議会襲撃事件」を予言した政治学者が語る“内戦の起きやすい国”とは?
2024.07.13

中国、ウクライナ、アメリカ…「連邦議会襲撃事件」を予言した政治学者が語る“内戦の起きやすい国”とは?

2021年1月6日、ドナルド・トランプ氏の大統領選敗北を認めない支持者が米国会議事堂を占拠し、警官ら5人が死亡した。この「連邦議会襲撃事件」を“予言”していた政治学者が、カリフォルニア大学サンディエゴ校・政治学教授のバーバラ・ウォルター氏だ。(聞き手 ・奥山真司・戦略学者)◆◆◆

ダハル首相、不信任で失職 連立解消で過半数割り込む ネパール
2024.07.12

ダハル首相、不信任で失職 連立解消で過半数割り込む ネパール

 【ニューデリー時事】ネパール下院で12日、共産党毛沢東主義派(毛派)を率いるダハル首相の信任投票が行われ、反対票多数で不信任となった。 憲法の規定によりダハル氏は失職した。統一共産党(UML)の連立離脱で与党勢力は過半数を割り込んでいた。 

欧州の反ユダヤ事案、ガザ戦闘後に一段と増加=EU機関調査
2024.07.12

欧州の反ユダヤ事案、ガザ戦闘後に一段と増加=EU機関調査

[11日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州基本権機関(FRA)は11日、パレスチナ自治区ガザでの戦闘が欧州における反ユダヤ主義事案の急増につながっているとの報告書を公表した。報告書は昨年10月の戦闘開始に先立つ1─6月の調査でも欧州の反ユダヤ主義は既に高まっていたと

【今日の1枚】キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 米
2024.07.12

【今日の1枚】キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 米

【AFP=時事】米ワシントンの連邦最高裁前で、配布された文書を持って走るジャーナリスト。ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が2020年大統領選の結果を覆そうとした事件をめぐり、米連邦最高裁は、大統領在任中の公的行為に関しては免責されるとの判断を示した。これにより、トランプ氏

北朝鮮、中学生30人を銃殺…対北風船に入った韓国ドラマを見た罪で
2024.07.12

北朝鮮、中学生30人を銃殺…対北風船に入った韓国ドラマを見た罪で

北朝鮮が中学生約30人に対する大規模な公開処刑に踏み切った。学生らが対北朝鮮チラシの中のUSBに入った韓国ドラマを見たという理由からだ。11日、テレビ朝鮮の報道によると、北朝鮮当局は先週、韓国ドラマを見た中学生30人余りを公開処刑した。これに先立ち、脱北団体が先月、北朝鮮への風船

再燃! ニコール・キッドマンは、本当に夫の心を取り戻すために豊胸したのか?【齋藤薫「大人美のマナーとルール」vol.21】
2024.07.12

再燃! ニコール・キッドマンは、本当に夫の心を取り戻すために豊胸したのか?【齋藤薫「大人美のマナーとルール」vol.21】

1974年公開のアメリカ映画に「別離」というシリアスな秀作がある。夫の愛を取り戻すために、美容整形を受けて見事に若返る妻を、エリザベス・テイラーが演じるという、当時としては衝撃的なものだった。リアルな手術のシーンもあって、それこそ見た目20歳も若返った妻は、若い男性とのアバンチュ

ゼレンスキー、プーチン、習近平と次々会談…!ハンガリー・オルバン首相「サプライズ行脚」の狙いは何か?
2024.07.12

ゼレンスキー、プーチン、習近平と次々会談…!ハンガリー・オルバン首相「サプライズ行脚」の狙いは何か?

EUの欧州理事会の理事長国は6ヵ月の輪番制で回ってくることになっていて、今月の後半はハンガリーの番だ(欧州理事会とは加盟国の首長が集まるEUの政策決定の最高機関)。理事長国の首相や大統領は、その半年の間に指導力を発揮し、自分が重要と思う懸案を実現することも可能。つまり、今年の後半は、ハンガリー

中国国民、不平等への不満高まる-能力や才能では豊かになれず
2024.07.11

中国国民、不平等への不満高まる-能力や才能では豊かになれず

(ブルームバーグ): 中国国民は経済システムにおける不平等が資産を築くチャンスを奪っていると非難している。中国共産党は第20期中央委員会第3回総会(3中総会)を15-18日に開くが、国民の信頼を取り戻すことが喫緊の課題となっている。ワシントンに本部を置く戦略国際問題研究所(CSI

共産・小池氏、連合会長を批判 都知事選で「票が逃げた」発言に
2024.07.11

共産・小池氏、連合会長を批判 都知事選で「票が逃げた」発言に

 共産党の小池晃書記局長は11日の記者会見で、東京都知事選で元立憲民主党参院議員の蓮舫氏が敗北したことに関し、連合の芳野友子会長が共産党の支援で「票が逃げた」と発言したことについて、「何を根拠におっしゃっているのか」と批判した。 小池氏は「蓮舫さん自身が『共産党をはじめ多くの方の

内田樹さんの見た都知事選:「性善説」あざ笑う人の祭り
2024.07.11

内田樹さんの見た都知事選:「性善説」あざ笑う人の祭り

今回の都知事選が見せつけたのは、社会制度のもととなる「性善説」をあざ笑う風潮ではなかったか。しかもこの風潮を生んだのは安倍晋三政権以来、3代にわたる自民党の「行政府>立法府」の態度ではないか。思想家の内田樹さんはそう考えている。今回の都知事選では、「選挙は民主主義の根幹をなす営み

超少子化、余裕のない暮らしの陰 [朴露子の韓国、内と外]
2024.07.11

超少子化、余裕のない暮らしの陰 [朴露子の韓国、内と外]

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が「人口国家非常事態」を宣言したというニュースを見た。超少子化対策を任期満了までの主な国家政策にする決心を発表したのだ。きわめて悲壮に聞こえる宣言だったが、これは初めての少子化対策でもない。韓国の少子化対策は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府時代の2006年に第1次少

アンネ・フランク像に「ガザ」の落書き、汚損行為で捜査開始 アムステルダム
2024.07.11

アンネ・フランク像に「ガザ」の落書き、汚損行為で捜査開始 アムステルダム

(CNN) オランダの首都アムステルダムにあるアンネ・フランク像が「ガザ」との落書きで汚損され、市長から非難の声が上がっている。一連の写真には、像の台座に赤い文字で落書きされた「ガザ」の文字が見える。この像は潜伏生活を強いられる前にフランク一家が暮らしていた場所付近の公園に建てら

「どうしてあんな候補が当選?」民主主義の“終焉論”と“過剰論”の対立から見える問題点
2024.07.11

「どうしてあんな候補が当選?」民主主義の“終焉論”と“過剰論”の対立から見える問題点

 古代ギリシアからルーツがある民主主義。その歴史は人類の発展とともにあったと言えよう。しかし、現在はこれまでの常識では考えられないような候補者が当選するなどの事態が起こり、民主主義のあり方に疑問が呈されている。民主主義への“終焉論”と“過剰論”の対立も見られるが、こうした現状と問題点を中島啓勝

バイデン大統領、原発拡大法に署名…「電気を食うカバ」AIに対応
2024.07.11

バイデン大統領、原発拡大法に署名…「電気を食うカバ」AIに対応

バイデン米大統領が9日(現地時間)、原発拡大方針を盛り込んだ法案に署名した。「電気を食うカバ」と呼ばれる生成型人工知能(AI)およびデータセンターの拡充による発電需要のほか、主要7カ国(G7)が合意した「2035年石炭火力発電全面中断」ロードマップに対応するためだ。この日、バイデ