# インフレーション

【そもそも解説】なぜ物価高? ウイスキーは前年比22%上昇
2024.06.05

【そもそも解説】なぜ物価高? ウイスキーは前年比22%上昇

 さまざまな物の値段が上がっています。なぜ物価は上がっているのでしょうか。落ち着くめどは立っているのでしょうか。いちから解説します。 Q 物価が上がっているって? A 総務省統計局が出している小売物価統計調査では、今年5月時点の食パンの価格は前年同月に比べて4・2%

トルコ、5月の物価上昇率75.5%…18カ月来の高水準
2024.06.04

トルコ、5月の物価上昇率75.5%…18カ月来の高水準

トルコの5月の消費者物価が前年同月より75.45%上昇した。トルコ統計庁は3日、先月の消費者物価指数上昇率が75.45%と集計されたと発表した。2022年11月の84.39%から18カ月ぶりの高水準だ。トルコの消費者物価は大統領選挙があった昨年5月に3

手放しで喜んでよいのか? いまの賃上げは日本人が自分で負担しているものなのに
2024.06.02

手放しで喜んでよいのか? いまの賃上げは日本人が自分で負担しているものなのに

 2023年春闘から賃金上昇が目立つようになった。しかし、これは、賃上げを販売価格に転嫁することによって実現しているものだ。賃上げによって消費者物価が上昇するため、実質賃金は上昇しない。この状況が進めば、スパイラル的な賃金と物価の上昇に陥る危険がある。 この数年間、日本経済は大き

NYダウ終値、574ドル高の3万8686ドル…4営業日ぶり値上がり
2024.06.01

NYダウ終値、574ドル高の3万8686ドル…4営業日ぶり値上がり

 【ニューヨーク=小林泰裕】5月31日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比574・84ドル高の3万8686・32ドルだった。値上がりは4営業日ぶり。上昇幅は今年最大。 31日に発表された物価指標の伸びが市場予想とほぼ一致し、インフレ(物価上昇)長期化への

米PCE価格指数、4月前年比+2.7%で横ばい 長引くインフレ
2024.05.31

米PCE価格指数、4月前年比+2.7%で横ばい 長引くインフレ

[31日 ロイター] - 米商務省が26日発表した4月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.7%上昇し3月から横ばいとなった。インフレが予想以上に長引いている可能性を示し、連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測に疑問を投げかけた。前月比は0.3%上昇。ロイター調

インタビュー:物価が2%目標上回るリスク、日銀は注意必要=星・東大教授
2024.05.31

インタビュー:物価が2%目標上回るリスク、日銀は注意必要=星・東大教授

Takahiko Wada Leika Kihara[東京 31日 ロイター] - 東京大学大学院経済学研究科の星岳雄教授は31日、ロイターのインタビューで、日銀は物価が2%目標を上回ってしまうリスクを心配しなければいけないと述べ、速やかな利上げの必要性を示唆した。日本経

5月の東京物価1.9%上昇
2024.05.31

5月の東京物価1.9%上昇

 総務省が31日発表した5月の東京都区部の生鮮食品を除く消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は前年同月比1.9%上昇の106.7だった。

【速報】5月の消費者物価指数1.9%上昇 東京23区速報値
2024.05.31

【速報】5月の消費者物価指数1.9%上昇 東京23区速報値

家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる東京23区の消費者物価指数は、5月中旬時点の速報値で1.9%上昇しました。

南ア中銀、金利据え置き 6会合連続 「インフレ期待高水準」
2024.05.31

南ア中銀、金利据え置き 6会合連続 「インフレ期待高水準」

[プレトリア 30日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)は30日に開いた会合で、主要政策金利のレポ金利を8.25%に据え置くと決定した。据え置きは6会合連続。中銀はインフレリスクは幾分か緩和したものの、インフレ期待は高水準にあるとの認識を示した。 決

キリン「午後の紅茶」など値上げへ 10月から136品目 6%~25%
2024.05.29

キリン「午後の紅茶」など値上げへ 10月から136品目 6%~25%

キリンビバレッジは、10月から「午後の紅茶」などあわせて136品目を6%から25%値上げすると発表しました。対象となるのは、「午後の紅茶」や「生茶」などペットボトルや缶の一部商品、あわせて136品目で、10月1日の納品分から希望小売価格を6%から25%引き上げます。

豪中銀、政策金利高止まりの公算-4月CPIも根強い物価圧力示唆
2024.05.29

豪中銀、政策金利高止まりの公算-4月CPIも根強い物価圧力示唆

(ブルームバーグ): 豪州の4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比3.6%と、ブルームバーグが調査したエコノミストの予想(3.4%)を上回り、根強い物価圧力が示唆された。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が6月の政策決定会合で政策金利を12年ぶりの高水準に維持する論拠が強まりそうだ。

ブラジルCPI、5月中旬の前月比伸びは予想下回る 洪水影響不透明
2024.05.29

ブラジルCPI、5月中旬の前月比伸びは予想下回る 洪水影響不透明

Luana Maria Benedito[サンパウロ 28日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が28日発表した5月中旬の消費者物価指数(CPI)は前月比0.44%上昇した。伸びは前月の0.21%から加速したが、ロイターがまとめたエコノミスト予想の0.48%は

ECB、経済予測発表の理事会で段階的に利下げへ=オランダ中銀総裁
2024.05.29

ECB、経済予測発表の理事会で段階的に利下げへ=オランダ中銀総裁

[ロンドン 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は28日、インフレ率の低下を踏まえ、ECBは段階的に金利を引き下げることが可能との見解を示した。また、今後の利下げについては新たな四半期経済予測が発表される理事会で決定される可能性がある

フィリピン財務相、年内の利下げを予想 2年で1.5%引き下げ見込む
2024.05.28

フィリピン財務相、年内の利下げを予想 2年で1.5%引き下げ見込む

Neil Jerome Morales Mikhail Flores[マニラ 27日 ロイター] - フィリピンのレクト財務相は27日、インフレ見通しが改善していることから、政策金利を今後2年間で最大150ベーシスポイント(bp)引き下げる可能性があると述べた。<

ECBセンテノ氏、賃金伸び加速はインフレ懸念する理由にならず
2024.05.25

ECBセンテノ氏、賃金伸び加速はインフレ懸念する理由にならず

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、センテノ・ポルトガル中銀総裁は24日、ユーロ圏の賃金の伸びが1-3月(第1四半期)に加速したことについて、インフレを懸念する理由にはならないとの見解を示した。センテノ氏は、ロシアのウクライナ侵攻を受けた消費者物価高騰

政府の賃金上昇の価格転嫁支援は理解できない、なぜ「スタグフレーション」を進めるのか
2024.05.25

政府の賃金上昇の価格転嫁支援は理解できない、なぜ「スタグフレーション」を進めるのか

● 物価上昇でも24年1~3月期成長率はマイナス スタグフレーションなのか、物価と賃金の好循環なのか? 先日、公表された2024年3月の実質賃金の対前年同月上昇率はマイナス2.5%だった(厚生労働省「毎月勤労統計調査速報」、従業員5人以上の事業所)。減少は24カ月連続で過去最長だ

東大名誉教授が教える「物価上昇」続く根本原因 よいインフレ・悪いインフレの決定的な違い
2024.05.24

東大名誉教授が教える「物価上昇」続く根本原因 よいインフレ・悪いインフレの決定的な違い

昨年からの歴史的な物価高が続き、1ドル=160円台の超円安や日経平均株価の最高値更新など、日本経済が大きく揺れ動いています。特にインフレは私たちの暮らしを直撃し、食費や生活費を節約するようになったという人も少なくないことでしょう。「物価が上がること自体は悪くない」と話すのは井堀利宏・東大名誉教

債券は下落か、利下げ観測後ずれで米金利上昇-超長期債には買い期待
2024.05.24

債券は下落か、利下げ観測後ずれで米金利上昇-超長期債には買い期待

(ブルームバーグ): 24日の債券相場は下落が予想されている。米国の経済統計で労働市場や企業活動の強さが示されて早期の利下げ観測が後退、長期金利が上昇した流れを引き継ぐ。一方、利回り上昇が大きい超長期債には値ごろ感から買いが入る公算がある。東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテ

【ドイツ】インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報
2024.05.23

【ドイツ】インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報

 中銀のドイツ連邦銀行は22日に発表した月報で、5月に国内のインフレ率が再び加速に転じ、今後数カ月はやや高い水準で推移するとの見通しを示した。賃金の上昇ペースが予想を上回り、サービス業の物価上昇圧力が強まっているためとしている。 労働協約で決まった賃金は手当や付加給付などを含める

韓国の政策金利3.5%で据え置き 11会合連続=物価上昇を懸念
2024.05.23

韓国の政策金利3.5%で据え置き 11会合連続=物価上昇を懸念

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は23日、定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年3.50%で据え置いた。据え置きは11会合連続。物価上昇率はいまだに高水準で、利下げを急げばインフレ圧力を強めるだけでなく、為替レートや家計債務、不動産市場も再び不安定化しかねないと警戒しているようだ。