# インフレーション

インド中銀総裁、拙速な緩和への転換戒め 物価目標達成に注力
2024.06.19

インド中銀総裁、拙速な緩和への転換戒め 物価目標達成に注力

Jaspreet Kalra[ムンバイ 18日 ロイター] - インド準備銀行(RBI、中央銀行)のダス総裁は18日、金融政策運営では「冒険主義」を避け、物価上昇率を目標の4%まで着実に押し下げることに専念し続けるべきだと強調し、拙速な緩和路線への転換に反対する姿勢を示し

タイ中銀総裁、インフレ目標引き上げに反対-経済成長にリスクと主張
2024.06.18

タイ中銀総裁、インフレ目標引き上げに反対-経済成長にリスクと主張

(ブルームバーグ): タイ銀行(中央銀行)のセタプット総裁は18日、中銀のインフレ目標を引き上げようとする動きは、インフレ期待を不安定にし、物価上昇を加速させ、経済成長にリスクをもたらす可能性があると警告した。同総裁はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「現在のインフレ

日銀、国債の買い入れ減額の方針 金融正常化へ一歩 利上げは見送り
2024.06.14

日銀、国債の買い入れ減額の方針 金融正常化へ一歩 利上げは見送り

 日本銀行は14日の金融政策決定会合で、国債の買い入れ額を、現在の月6兆円程度から減らしていく方針を決めた。3月の大規模な金融緩和の終了後も維持してきた買い入れ額を減らし、保有残高も減らしていくとみられる。金融正常化に向けた一歩となる。 発表によると、次回の会合までは、現在の買い

イエレン米財務長官、企業の競争欠如がインフレの一因になったと示唆
2024.06.13

イエレン米財務長官、企業の競争欠如がインフレの一因になったと示唆

(ブルームバーグ): イエレン米財務長官は、企業による値上げを可能にする競争の欠如が米国のインフレの一因になったと示唆した。一方で、現在の生活費上昇ペースの大半は住宅に関連していると指摘した。イエレン氏は13日、CNBCとのインタビューで、「競争が限られ、プライス・コスト・マージ

米卸売物価2.2%上昇 5月、伸び率縮小
2024.06.13

米卸売物価2.2%上昇 5月、伸び率縮小

 【ワシントン共同】米労働省が13日発表した5月の卸売物価指数はモノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より2.2%上昇した。改定された4月の伸び率2.3%をわずかに下回り、4カ月ぶりに上昇率が縮小した。市場予想も下回ったものの、1年ぶりの上昇率となった4月とほぼ同水準の伸びを維持した。サー

米5月卸売物価、4カ月ぶり上昇率縮小
2024.06.13

米5月卸売物価、4カ月ぶり上昇率縮小

 【ワシントン共同】米労働省が13日発表した5月の卸売物価指数はモノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より2.2%上昇した。改定された4月の伸び率2.3%を下回り、4カ月ぶりに上昇率が縮小した。

米金融当局、年内2回利下げの可能性残す-予想中央値は1回に減るも
2024.06.13

米金融当局、年内2回利下げの可能性残す-予想中央値は1回に減るも

(ブルームバーグ): 米金融当局者は最新の四半期経済予測で年内に予想する利下げ回数を減らした。ただ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は、新たな予想が控えめなアプローチを反映している点を強調し、予想よりも利下げ回数が多くなる可能性を残した。11、12両日の連邦公開市場委員会

〔米株式〕NYダウ反発、282ドル高=ナスダックも高い(12日午前)
2024.06.12

〔米株式〕NYダウ反発、282ドル高=ナスダックも高い(12日午前)

 【ニューヨーク時事】12日午前のニューヨーク株式相場は、、5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを好感した買いに、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比282.07ドル高の3万9029.49ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は2

米5月消費者物価指数、3.3%上昇 伸び率は前月から鈍化
2024.06.12

米5月消費者物価指数、3.3%上昇 伸び率は前月から鈍化

 米労働省が12日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3・3%の上昇だった。伸び率は前月の3・4%から鈍化し、市場予測(3・4%)も下回った。伸び率が前月を下回るのは2カ月連続。 内訳は、食料品が2・1%上昇となり、伸び率は前月(2・2%)から鈍化した。家賃など住

【米CPI】利下げ開始「9月の可能性高い」-市場関係者の見方
2024.06.12

【米CPI】利下げ開始「9月の可能性高い」-市場関係者の見方

(ブルームバーグ): 米経済の基調的なインフレ指標は2カ月連続で低下し、利下げのタイミングを見極めたい連邦公開市場委員会(FOMC)にとって朗報となった。5月の消費者物価指数(CPI)統計は4月のコア指数低下と合わせ、インフレの下降局面が再開された可能性を示した。米CPIコア、2

米国の5月の物価3.3%上昇、予想は下回る 利下げ見通しに注目
2024.06.12

米国の5月の物価3.3%上昇、予想は下回る 利下げ見通しに注目

 米労働省が12日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で3.3%上昇した。3%台は12カ月連続。上昇率は事前の市場予想(3.4%)をわずかに下回った。欧州中央銀行(ECB)やカナダの中央銀行が今月、コロナ後のインフレ局面で初めてとなる利下げを決めた。一方で、米国はインフレが収ま

米消費者物価、3.3%上昇 5月
2024.06.12

米消費者物価、3.3%上昇 5月

 【ワシントン時事】米労働省が12日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.3%上昇した。 

ブラジルCPI、5月は予想上回る伸び 利下げサイクル中断か
2024.06.12

ブラジルCPI、5月は予想上回る伸び 利下げサイクル中断か

Gabriel Araujo[サンパウロ 11日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が11日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.46%上昇した。4月の0.38%から伸びが加速し、市場予想の0.42%も上回った。前年比の上昇率は3.9

ECBの追加利下げ、不確実性後退まで待つべき=レーン専務理事
2024.06.12

ECBの追加利下げ、不確実性後退まで待つべき=レーン専務理事

[ダブリン 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のレーン専務理事兼主任エコノミストは11日、インフレ圧力が根強いことを踏まえ、ECBは経済成長の抑制を継続し、不確実性が後退するまで追加利下げを待つべきとの考えを示した。レーン氏はダブリンで行った講演で「域内インフ

英失業率が上昇、賃金の伸びも鈍化-インフレ圧力和らぐ兆し
2024.06.11

英失業率が上昇、賃金の伸びも鈍化-インフレ圧力和らぐ兆し

(ブルームバーグ): 英国の失業率は予想外に上昇し、過去2年半余りで最高となった。一方、民間部門では賃上げ圧力が弱まり、インフレ圧力が和らいでいることが示された。政府統計局が11日発表した2-4月の失業率は4.4%に上昇し、2021年半ば以来の高水準となった。民間部門の平均週間賃

打って出る欧州、遅れる米国…韓国の利下げはいつ?
2024.06.10

打って出る欧州、遅れる米国…韓国の利下げはいつ?

ユーロ圏が米国より先に利下げに出て韓国の基準金利引き下げ時期に対する関心も大きくなっている。だが物価と為替相場の不安が大きい韓国は米国に先立って金利を下げるのは容易でないと指摘される。ユーロ圏とカナダとは違い米国の利下げ時期は依然として五里霧中だ。米国労働統計局は7日、先月の農業

ドイツ連銀、インフレ根強いと警告 大幅な賃金上昇続く
2024.06.07

ドイツ連銀、インフレ根強いと警告 大幅な賃金上昇続く

[フランクフルト 7日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)は7日、大幅な賃金上昇が続いており、国内インフレが根強いことが判明しつつあるとの見解を示した。半期に一度の経済予測改定で「インフレが根強いことが判明しつつある。特にサービスがそうだ。サービス業では大幅な賃金

ヨーロッパ中央銀行が政策金利0.25%引き下げ ユーロ圏のインフレ鈍化受け4年9カ月ぶり
2024.06.07

ヨーロッパ中央銀行が政策金利0.25%引き下げ ユーロ圏のインフレ鈍化受け4年9カ月ぶり

ヨーロッパ中央銀行は6日、政策金利を0.25%引き下げることを決めました。物価上昇圧力が弱まったためとしています。ヨーロッパ中央銀行は6日に開いた定例理事会で、政策金利を4.5%から0.25%引き下げ、4.25%にすると決めました。利下げは2019年9月以来、4年9カ月ぶりです。

金利上昇で日銀「債務超過」でも…問題ナシと言える?間違えてはいけない問題の本質
2024.06.06

金利上昇で日銀「債務超過」でも…問題ナシと言える?間違えてはいけない問題の本質

 日本の長期金利がとうとう1%を超えた。市場の一部からは国債価格の下落によって日銀の財務体質の悪化を懸念する声が上がっている。たしかに金利が上昇すると日銀の財務は悪化するが、評価損の増大そのものは大きな問題ではなくなっている。 このところ債券市場では国債を売る動きが活発になってお

カナダ中銀が利下げ 物価高一服で
2024.06.05

カナダ中銀が利下げ 物価高一服で

 【ニューヨーク時事】カナダ銀行(中央銀行)は5日、主要政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25%引き下げ、4.75%にすると発表した。 4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇と、伸び率は2021年3月以来3年1カ月ぶりの低水準となった。金融引き締め効果で物価