# アルツハイマー

エーザイの認知症薬、欧州で承認否定意見
2024.07.26

エーザイの認知症薬、欧州で承認否定意見

 【ワシントン共同】欧州医薬品庁は26日、医薬品の科学的評価を担当する委員会がエーザイなどのアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」を販売承認しないよう勧告したと発表した。効果が副作用のリスクに見合わないと判断した。

エーザイとバイオジェンのアルツハイマー薬、欧州当局が否定的勧告
2024.07.26

エーザイとバイオジェンのアルツハイマー薬、欧州当局が否定的勧告

(ブルームバーグ): エーザイと米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「レケンビ(一般名レカネマブ)」について、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)は承認に否定的な見解を示した。世界最大級の医薬品市場で販売拡大を狙っていた2社にとっては打撃になる。C

「レカネマブ」は3割負担で年間90万円かかる…「待望のアルツハイマー病治療薬」の費用対効果
2024.07.22

「レカネマブ」は3割負担で年間90万円かかる…「待望のアルツハイマー病治療薬」の費用対効果

アルツハイマー病の新たな治療薬「レカネマブ」は、病気の進行を遅らせることができる画期的な薬だ。慶應義塾大学医学部の伊東大介特任教授は「保険適用で3割の人の場合は年間約90万円と、他の抗認知症薬と比べて安くはない。一方、レカネマブの治療によって健康な生活が0.91年延び、193万円~467万円の

樹海で生き延びた5歳児が出会った「彷徨う人々」 読後感が“お土産”になる荻原浩さん長編小説
2024.07.21

樹海で生き延びた5歳児が出会った「彷徨う人々」 読後感が“お土産”になる荻原浩さん長編小説

 AERAで連載中の「この人のこの本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。 樹海のような深い森で発達障害を持つ5歳の男の子が行方不明になる。1週間後に無事保護されるが、一人でどうやって生き延びたのか。母親と叔父が探るうち、訳ありの

【エッセイ】女に生まれた男性的な私が、父から「it(それ)」と呼ばれるまで
2024.07.21

【エッセイ】女に生まれた男性的な私が、父から「it(それ)」と呼ばれるまで

女性の体を持って生まれたトランスマスキュリン(男性らしさや男性の特徴を持つと自認する人)の筆者は、娘として、息子として、そして一人の子供として、アルツハイマー病を患った大好きな父と向き合う。この記事は、愛をテーマにした米紙「ニューヨーク・タイムズ」の人気コラム「モダン・ラブ」の全

ビル・ビオラさん死去、73歳 米ビデオアーティスト
2024.07.16

ビル・ビオラさん死去、73歳 米ビデオアーティスト

 ビル・ビオラさん(米ビデオアーティスト)米メディアによると12日、アルツハイマー病の合併症のためカリフォルニア州ロングビーチの自宅で死去、73歳。映像芸術の第一人者として知られ、生や死、愛、意識などをテーマにした作品を手がけた。 51年、ニューヨーク市生まれ。シラキュース大で美

「認知症」の初期症状はご存じですか? 原因や受診の目安も医師が解説!
2024.07.15

「認知症」の初期症状はご存じですか? 原因や受診の目安も医師が解説!

「親の物忘れが目立つようになった」「もしかして認知症かもしれない」と不安を感じる人もいるのではないでしょうか。高齢化が進む現在、認知症の患者数が増加しており、症状を重症化させないためには早期発見・早期介入が必要です。一体、どのような症状がみられたら受診すべきなのかについて、「船堀ふじたメンタル

「ナム・ジュン・パイクの助手」ビデオアートの巨匠ビル・ヴィオラ氏死去
2024.07.15

「ナム・ジュン・パイクの助手」ビデオアートの巨匠ビル・ヴィオラ氏死去

「誕生は始まりではなく、死が終わりでもありません」。「ビデオ時代のレンブラント」ビル・ヴィオラ氏は生前に荘子のこの言葉を繰り返し引用した。12日、米国カリフォルニア・ロングビーチの自宅で永眠した。73歳。妻のキラ・ペロフさんは死因を「早期に発病したアルツハイマー合併症」と明らかに

ビル・ヴィオラが73歳で逝去。ヴィデオ・アートの第一人者
2024.07.15

ビル・ヴィオラが73歳で逝去。ヴィデオ・アートの第一人者

 ヴィデオ・アートの第一人者として知られるビル・ヴィオラが7月12日、自宅で息を引き取った。73歳だった。死因はアルツハイマー病に伴う合併症。 ヴィオラは1951年ニューヨーク生まれ。70年にヴィデオ制作を開始し、72年に最初の作品を生み出しており、以降、ヴィデオ・アートの第一人

ビル・ビオラさん死去 米ビデオアーティスト、73歳
2024.07.14

ビル・ビオラさん死去 米ビデオアーティスト、73歳

 ビル・ビオラさん(米ビデオアーティスト)米紙ニューヨーク・タイムズによると、12日、カリフォルニア州ロングビーチの自宅でアルツハイマー病の合併症により死去、73歳。  ニューヨーク州生まれ。シラキュース大でファインアート(純粋美術)を専攻した。映像技術を駆使するア

エーザイ、レカネマブがイスラエルで新薬承認取得
2024.07.12

エーザイ、レカネマブがイスラエルで新薬承認取得

(ブルームバーグ): エーザイと米バイオジェンは12日、「レカネマブ」がアルツハイマー病治療剤としてイスラエルで新薬承認を取得したと発表した。関連記事:エーザイのレカネマブ、香港でアルツハイマー病治療剤として承認取得(c)2024 Bloomberg L.P.

確かにアルツハイマー病なのに…生前の認知機能に問題がなかった人の割合は
2024.07.03

確かにアルツハイマー病なのに…生前の認知機能に問題がなかった人の割合は

認知症について知っておきたい基礎知識について、榊原白鳳病院(三重県)で診療情報部長を務める笠間睦医師が、お薦めの本を紹介しながら解説します。今回は、認知症診療における“一筋の希望”について語らせていただこうと思います。さて、日本でアルツハイマー病の病名を明かして「初

アルツハイマー病の進行送らせる新薬「ドナネマブ」、米FDAが承認
2024.07.03

アルツハイマー病の進行送らせる新薬「ドナネマブ」、米FDAが承認

(CNN) 米食品医薬品局(FDA)は2日、アルツハイマーの初期症状の進行を遅らせるモノクローナル抗体医薬品「ドナネマブ」を承認した。ドナネマブは米製薬大手イーライリリーが開発した医薬品で、アルツハイマー病の特徴とされる脳内にたまったアミロイド斑の除去を助ける効果が期待される。<

アルツハイマー病の新薬をアメリカ当局が承認!イーライリリーの「ドナネマブ」原因物質を取り除き症状進行の遅延期待
2024.07.03

アルツハイマー病の新薬をアメリカ当局が承認!イーライリリーの「ドナネマブ」原因物質を取り除き症状進行の遅延期待

アメリカの製薬会社が開発したアルツハイマー病の新薬「ドナネマブ」について、FDA(アメリカ食品医薬品局)は症状の進行を抑制する効果を認め治療薬として承認したことを発表しました。FDAが2日、承認したのはアメリカの製薬会社イーライリリーが開発を進めてきたアルツハイマー病の新しい治療

米、アルツハイマー新薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」
2024.07.03

米、アルツハイマー新薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」

 【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は2日、米製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」を承認した。 病気の初期段階の患者を対象に症状の進行を抑える効果が期待されている。日本のエーザイなどが手掛ける同様の治療薬「レカネマブ」に続く新たな選択肢と

米大手のアルツハイマー病治療薬を米当局が承認 エーザイら既存薬のライバルに
2024.07.03

米大手のアルツハイマー病治療薬を米当局が承認 エーザイら既存薬のライバルに

FDA=アメリカ食品医薬品局は製薬大手・イーライリリーのアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」を承認したと発表しました。ロイター通信によりますと、FDAが2日に承認したのはアメリカの製薬大手・イーライリリーのアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」です。「ドナネマブ」は脳

【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
2024.07.03

【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース

(ブルームバーグ): 強い米雇用市場が「適切に」冷え込みつつあると述べたパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長。求人も減りつつあると指摘しました。この発言の直後に発表された5月の求人件数は予想外の増加。いったん低下した米国債利回りは、下げ幅を切り詰める結果になりました。以下は一日を始めるにあ

米アルツハイマー病薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」
2024.07.03

米アルツハイマー病薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」

 【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は2日、米製薬大手イーライリリーの新たなアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」の製造販売を承認したと発表した。脳内にたまったアミロイドベータという有害タンパク質を取り除く薬で、使用開始後1年半の時点で症状の進行を22%抑える効果を示した。日本でも承認申

イーライリリーのアルツハイマー病治療薬、FDAが認可
2024.07.03

イーライリリーのアルツハイマー病治療薬、FDAが認可

(ブルームバーグ): 米製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー病治療薬が米国で認可された。米国で600万人にのぼる患者の症状進行を遅らせる薬としては、2番目に米食品医薬品局(FDA)の承認を獲得した。「ドナネマブAZBT(キスンラ)」が臨床試験で効果を示したのは3年余り前

“意外なスポーツ”が危険因子になることも…専門医が教える「認知症予防」5つのポイント
2024.06.28

“意外なスポーツ”が危険因子になることも…専門医が教える「認知症予防」5つのポイント

〈認知症の新薬「レカネマブ」効果・副作用、治療にかかる費用は? 専門医が徹底解説!〉 から続く 2023年12月から保険適用になった、新規アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」。その実力は――。ここでは、慶応義塾大学医学部特任教授・伊東大介氏の新刊 『認知症医療革命』(扶桑社新書