# アルツハイマー

認知症の新薬「レカネマブ」効果・副作用、治療にかかる費用は? 専門医が徹底解説!
2024.06.28

認知症の新薬「レカネマブ」効果・副作用、治療にかかる費用は? 専門医が徹底解説!

 2023年12月から保険適用になった、新規アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」。その実力は――。ここでは、慶応義塾大学医学部特任教授・伊東大介氏の新刊 『認知症医療革命』(扶桑社新書) を一部抜粋して紹介する。 レカネマブによる治療はどのようなペースで進むのか? 治療にかかる費

名作恋愛映画『きみに読む物語』のジーナ・ローランズ、役と同じアルツハイマー病を患っていることが明らかに
2024.06.26

名作恋愛映画『きみに読む物語』のジーナ・ローランズ、役と同じアルツハイマー病を患っていることが明らかに

2004年に公開されたレイチェル・マクアダムスとライアン・ゴズリング主演の映画『きみに読む物語』。レイチェル・マクアダムスが熱演したヒロイン、アリーの晩年を演じたジーナ・ローランズがアルツハイマー病を患っていることが明らかになった。ジーナの息子で、この映画の監督でもあるニック・カサヴェテスが語

アルツハイマー病の症状を改善する治療法が発見された
2024.06.25

アルツハイマー病の症状を改善する治療法が発見された

科学者たちが、マウスを使った実験で、損傷した脳細胞間の通信を回復させることで、アルツハイマー型認知症の症状を改善させることに成功した。進行を食い止めるだけでなく、認知機能を回復させる可能性のある新たな治療法の誕生を期待させる研究結果だ。【パンドラ・デワン】米疾病対策センター(CD

初恋相手と運命の再会!岩佐まり(40)0日婚のきっかけは「息抜きで始めた母の介護ブログ」だった
2024.06.24

初恋相手と運命の再会!岩佐まり(40)0日婚のきっかけは「息抜きで始めた母の介護ブログ」だった

フリーアナウンサーとして活躍する岩佐まりさん。母親が60歳で若年性アルツハイマー型認知症を発症し、シングル介護を続けています。20年近く介護をするなかで気づいたことや、支えてくれる夫との出会いとは?(全3回中の3回)■介護をブログで発信したのは息抜きのため── お母

バイオジェンのアルツハイマー薬、競合品登場でも先行きに自信=幹部
2024.06.13

バイオジェンのアルツハイマー薬、競合品登場でも先行きに自信=幹部

Sriparna Roy[12日 ロイター] - 米バイオジェンの北米責任者アリシャ・アライモ氏は12日、エーザイと共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ(レケンビ)」について、競合薬が登場しても、今後市場での売れ行きは好調になると自信を示した。ゴールドマン・サ

インスリンに注目したアルツハイマーの新たな治療法が誕生か
2024.06.11

インスリンに注目したアルツハイマーの新たな治療法が誕生か

アルツハイマーは世界で最も一般的な神経変性疾患であるにもかかわらず、その予防や治療は非常に困難である。薬物を脳に届ける上で最大の障害は血液脳関門である。この微小な血管は脳細胞間に緊密な結合を形成し、血液から脳への分子の移動を調節している。血液脳関門の低い透過性は有害な病原体が脳に

認知症新薬、米で承認意見 「ドナネマブ」でFDA諮問委
2024.06.11

認知症新薬、米で承認意見 「ドナネマブ」でFDA諮問委

 【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は10日、米製薬大手イーライリリーの新たなアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」の承認を後押しする意見をまとめた。FDAが近く最終判断する。脳内のアミロイドベータという有害タンパク質を取り除く薬で、臨床試験では投与開始から1年半後の時点で、

認知症新薬の承認勧告 米リリー、エーザイと競合 FDA諮問委
2024.06.11

認知症新薬の承認勧告 米リリー、エーザイと競合 FDA諮問委

 【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は10日、米製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー型認知症治療薬「ドナネマブ」を承認するよう全会一致で勧告した。 今後FDAに正式承認されれば、日本のエーザイなどが手掛ける同様の治療薬「レカネマブ」の強力なライバル

イーライリリーのアルツハイマー薬、FDA諮問委が有効性支持
2024.06.11

イーライリリーのアルツハイマー薬、FDA諮問委が有効性支持

Bhanvi Satija Julie Steenhuysen[10日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)の外部専門家でつくる諮問委員会は10日の会合で、製薬大手イーライリリーが開発中のアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」について、初期段階のアルツハイマー病患者に対

米認知症治療薬、FDA諮問委が有効と判断-リリーの「ドナネマブ」
2024.06.11

米認知症治療薬、FDA諮問委が有効と判断-リリーの「ドナネマブ」

(ブルームバーグ): 米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は10日、米医薬品メーカー、イーライリリーが開発するアルツハイマー型認知症治療薬「ドナネマブ」について、ベネフィットがリスクを上回ると判断した。市場投入に向けた長い道のりが終わりに近づいた。11人で構成される諮問委は、ドナ

「認知症らしさ」とは?必ずしも記憶障害があるとは言えない若年性認知症 その症状は
2024.06.08

「認知症らしさ」とは?必ずしも記憶障害があるとは言えない若年性認知症 その症状は

認知症について知っておきたい基礎知識について、榊原白鳳病院(三重県)で診療情報部長を務める笠間睦医師が、お薦めの本を紹介しながら解説します。若年性認知症を題材にして夫婦や家族、地域のつながりについて描いた映画「オレンジ・ランプ」の主人公である只野晃一(ただのこういち)さんのモデル

微々たる効果であることは事実…「年間298万円」アルツハイマー型認知症の新薬は本当に有効なのか
2024.06.06

微々たる効果であることは事実…「年間298万円」アルツハイマー型認知症の新薬は本当に有効なのか

認知症のひとつ、アルツハイマー病の薬が開発されつつある。2023年末、製薬メーカーのエーザイなどはアルツハイマー病治療剤として「レケンビ点滴静注」(一般名:レカネマブ)を発売開始。難病の解明をライフワークにしている東京大学名誉教授の石浦章一さんは「アルツハイマー病の新薬は、脳内の老人斑をなくす

パーキンソン病の原因物質、脳内の可視化に成功 治療法開発に期待
2024.06.06

パーキンソン病の原因物質、脳内の可視化に成功 治療法開発に期待

 神経の難病「パーキンソン病」や「レビー小体型認知症」の原因物質が患者の脳内にたまっている様子を画像でとらえることに、量子科学技術研究開発機構(QST)などの研究チームが世界で初めて成功した。アルツハイマー病のように、原因物質を標的とした治療法の開発につながると期待される。 成果

認知症「一歩手前」MCIの特徴と“予防”のためにできること そのもの忘れは「病的な健忘?」それとも「加齢現象?」
2024.06.02

認知症「一歩手前」MCIの特徴と“予防”のためにできること そのもの忘れは「病的な健忘?」それとも「加齢現象?」

30~40代を過ぎると、とっさに人や物の名前が出てこなくなって「あの人」とか「あれあれ」などという指示語が増えたり、忘れ物が多くなったり、自身の両親が認知症になったりして、もしかして自分も……などと不安に思うことがあるかもしれない。では、どうしたら認知症を予防したり、発症の時期を

発売から半年、薬代は年間300万円「アルツハイマー新薬」の値打ち 薬が使えるのは患者の「2割弱」の背景
2024.06.01

発売から半年、薬代は年間300万円「アルツハイマー新薬」の値打ち 薬が使えるのは患者の「2割弱」の背景

2023年9月、アルツハイマー病の治療薬「レカネマブ(商品名:レケンビ®点滴静注)」が承認され、12月に発売された。いくつかの使用条件はあるものの、認知症になる手前の段階の人に使用する点がこれまでの薬と違い、画期的だ。発売から半年たった今、この新薬の研究・開発に協力した東京都健康

糖尿病薬で老化細胞除去 順天堂大、マウス実験で成功
2024.05.30

糖尿病薬で老化細胞除去 順天堂大、マウス実験で成功

 糖尿病治療薬を使って、年を取ると増える老化細胞を除去することにマウス実験で成功したと、順天堂大の南野徹教授(循環器内科)らのチームが30日、国際科学誌に発表した。従来の薬より副作用が少なく、チームは「アルツハイマー病など加齢に伴う病気の薬開発につながる可能性がある」としている。

アルツハイマー病、原因タンパクの血液検査で発症予測 東大など、早期診断に期待
2024.05.30

アルツハイマー病、原因タンパクの血液検査で発症予測 東大など、早期診断に期待

 認知症の半数以上を占めるアルツハイマー病の原因とされる2種類のタンパク質を血液検査で測定・分析することで、発症を高い精度で予測できることが分かった、と東京大学などの研究グループが23日発表した。日本人を対象にした大規模な実証研究は初めてで、認知症の早期の診断や治療につながると期待される。

認知症治療薬、韓国で承認 エーザイ、4カ国目
2024.05.27

認知症治療薬、韓国で承認 エーザイ、4カ国目

 エーザイは27日、米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、韓国での製造販売が承認されたと発表した。承認は米国、日本、中国に続き4カ国目。2024年10~12月の発売を目指す。 韓国では65歳以上の認知症の当事者は、2021年時点で約90万人と推

認知症治療薬、韓国で承認
2024.05.27

認知症治療薬、韓国で承認

 エーザイは27日、米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、韓国での製造販売を承認されたと発表した。承認は米国、日本、中国に続き4カ国目。

不治の病“認知症”に光! 進行抑える治療薬“レカネマブ
2024.05.26

不治の病“認知症”に光! 進行抑える治療薬“レカネマブ" 重要なのは「早期発見」

根本的な治療法がなく、不治の病とされてきたアルツハイマー病。このアルツハイマー病の進行を抑える画期的な治療薬として2023年12月に販売が始まったのが、「レカネマブ」だ。このレカネマブについて医師に聞いた。「今までとは全く機序が異なった、新しい薬が認知症の現場で使えるようになった