# 絶滅危惧種

ニホンライチョウ8羽ふ化、長野 つがい2組が14個産卵
14時間前

ニホンライチョウ8羽ふ化、長野 つがい2組が14個産卵

 長野県大町市の大町山岳博物館は3日、飼育している国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウのつがい2組が産んだ14個の卵から、8羽がふ化したと発表した。残りの卵のうち、4個はふ化する可能性があるという。 2019年に博物館でふ化した雄と、富山市ファミリーパークから来た雌の

アムールトラ 2頭 長野から 迫力の姿公開 かみね動物園 茨城・日立
2024.07.03

アムールトラ 2頭 長野から 迫力の姿公開 かみね動物園 茨城・日立

茨城県日立市宮田町の市かみね動物園で、長野県の動物園から来園したアムールトラ2頭が公開されている。アムールトラの展示は同園で初めて。迫力ある姿で活発に動き回り、来園者を楽しませている。アムールトラは、中国東北部からロシア沿海地方のアムール川流域の針葉樹林に生息し、トラの中でも大型

10年目迎え最後の勉強会 絶滅危惧種「アゼオトギリ」 三重・多気町役場で
2024.07.02

10年目迎え最後の勉強会 絶滅危惧種「アゼオトギリ」 三重・多気町役場で

 夏ごろ直径1センチほどの黄色い花を咲かせる絶滅危惧種「アゼオトギリ」の第14回保全勉強会(座長・平山大輔三重大学教授)が6月29日午後1時から、三重県多気郡多気町相可の町役場であり、自生地での個体数の減少などを踏まえて種子を長期保存するため環境省に送ることや、約10年にわたる保全活動を報告書

国内初 人工受精で二ホンライチョウのヒナ2羽誕生
2024.06.28

国内初 人工受精で二ホンライチョウのヒナ2羽誕生

横浜市繁殖センターは6月28日、二ホンライチョウのヒナ2羽が人工受精で誕生したと発表しました。人工受精による二ホンライチョウの繁殖は、国内で初めてだということです。横浜市繁殖センターによると、5月25日から26日にかけて長野県と岐阜県にまたがる乗鞍岳で、野生の二ホン

野生ニホンライチョウで人工授精 国内初のひな2羽誕生、環境省
2024.06.28

野生ニホンライチョウで人工授精 国内初のひな2羽誕生、環境省

 環境省は28日、国の特別天然記念物に指定されている絶滅危惧種のニホンライチョウの野生個体からの人工授精によるふ化に国内で初めて成功し、ひな2羽が誕生したと発表した。同省は「野生集団への影響を最小限にしながら、遺伝子の多様性を確保できる重要な技術」としている。 環境省などによると

ボルネオゾウ「絶滅危惧種」に レッドリスト更新 国際自然保護連合
2024.06.27

ボルネオゾウ「絶滅危惧種」に レッドリスト更新 国際自然保護連合

 国際自然保護連合(IUCN)は27日、絶滅の恐れがある野生生物を掲載した「レッドリスト」を更新した。 ゾウの中で最も小型といわれるボルネオゾウを、3段階ある絶滅危惧種の2番目に当たる「危機(EN)」に追加した。 ボルネオゾウは東南アジアのボルネオ島に生息しているが

世界最小「ボルネオゾウ」の野生種1000頭だけ…レッドリスト最新版で絶滅危惧種に
2024.06.27

世界最小「ボルネオゾウ」の野生種1000頭だけ…レッドリスト最新版で絶滅危惧種に

 各国の政府や環境団体などでつくる国際自然保護連合(IUCN)は27日、絶滅の恐れがある動植物をまとめた「レッドリスト」の最新版を公表した。東南アジア・ボルネオ島に生息し、世界最小とされるゾウ「ボルネオゾウ」が絶滅危惧種に指定された。 ボルネオゾウはアジアゾウの亜種で、パーム油が

絶滅危惧の「ホッキョクオオカミ」の繁殖に成功 国内の動物園で初めて
2024.06.26

絶滅危惧の「ホッキョクオオカミ」の繁殖に成功 国内の動物園で初めて

 栃木県那須町の動物園が、国内で初めて絶滅が危惧されている「ホッキョクオオカミ」の繁殖に成功しました。 那須町の「那須どうぶつ王国」で産まれたのは、絶滅危惧種「ホッキョクオオカミ」の赤ちゃん2頭です。 王国によりますと、5月16日にオスとメスが1頭ずつ産まれました。

よこはま動物園のマレーバクが台湾への移送中に死亡 病理解剖で明らかになった死因で波紋が広がる理由
2024.06.26

よこはま動物園のマレーバクが台湾への移送中に死亡 病理解剖で明らかになった死因で波紋が広がる理由

 よこはま動物園ズーラシアのマレーバク「ひでお」が台湾への移送中に死亡した。日台が大きな衝撃を受ける中、24日には推定死因が「ヒートストローク」と発表され、さらなる波紋が広がっている。 奇蹄目バク科に分類されるマレーバクは、現存する4種のうちアジアに生息する唯一の種だ。後ろ半分は

受刑者が「塀の外」で絶滅危惧種の保全 栃木で全国でも珍しい取り組み実施
2024.06.25

受刑者が「塀の外」で絶滅危惧種の保全 栃木で全国でも珍しい取り組み実施

 刑務所の受刑者が「塀の外」で絶滅危惧種の植物の保全に協力する、全国でも珍しい取り組みが栃木県で行われています。 日本の固有種で、関東や東海地方の一部の河川のみに生息する絶滅危惧種「カワラノギク」。栃木県さくら市を流れる鬼怒川の河川敷もこの「カワラノギク」の生息地です。<

【速報】ワシントン条約で規制の木材をパラグアイから密輸か 江戸時代創業の老舗「三木楽器」役員逮捕 良音の愛好家に人気「ギターの材料として使用したかった」
2024.06.25

【速報】ワシントン条約で規制の木材をパラグアイから密輸か 江戸時代創業の老舗「三木楽器」役員逮捕 良音の愛好家に人気「ギターの材料として使用したかった」

 絶滅の恐れがあるとして国際取引が規制された木材をパラグアイから密輸しようとしたとして、大阪市にある老舗の楽器販売会社「三木楽器」の役員の男が逮捕・送検されていたことが25日、わかりました。男は警察の調べに、「三木楽器ブランドのギターの材料として使用して販売したかった」などと容疑を認めていると

なぜなんだ…マレーバクの「ひでお」 移送中に死ぬ 副園長「市民や来園者にすごく愛されていた」
2024.06.24

なぜなんだ…マレーバクの「ひでお」 移送中に死ぬ 副園長「市民や来園者にすごく愛されていた」

 よこはま動物園ズーラシアで飼育されていた「マレーバク」の「ひでお」。 6月21日、ひでおは繁殖のために台湾の動物園へ移送していた途中で死んでしまった。 台湾の空港に到着した際、「ひでお」の輸送ケースを確認すると血痕が見つかり、呼吸をしていなかったという。死因は分か

釧路湿原の大量メガソーラーに土地買取で対抗、原野商法で取得した土地「手放したい」人々も
2024.06.24

釧路湿原の大量メガソーラーに土地買取で対抗、原野商法で取得した土地「手放したい」人々も

 日本最大のラムサール条約登録湿地、釧路湿原で太陽光発電施設の進出が続く。絶滅危惧種で天然記念物のタンチョウやキタサンショウウオが住む湿原の乾燥化に拍車がかかるとの懸念が高まる。 国、北海道、市町村、環境団体でつくる協議会は希少生物の生息地を避けるよう事業者に呼びかけ、釧路市は条

福井県で希少植物「ヒメザゼンソウ」盗まれたか…県域準絶滅危惧種、被害は数十株
2024.06.23

福井県で希少植物「ヒメザゼンソウ」盗まれたか…県域準絶滅危惧種、被害は数十株

 福井県嶺南地域の山中で絶滅の恐れがある希少植物のヒメザゼンソウ数十株が盗掘された可能性があることが6月21日、分かった。 ヒメザゼンソウはサトイモ科で、小さい花々が長さ4センチほどの濃い紫色の「仏炎苞(ぶつえんほう)」に覆われている。福井県のレッドデータブック(RDB)では嶺南

ポケットなどから亀が454匹…中国男性の荒唐無稽な密搬入
2024.06.21

ポケットなどから亀が454匹…中国男性の荒唐無稽な密搬入

マカオに居住する中国本土出身の男性が絶滅危惧種である亀数百匹を隠して入国しようとして、中国税関当局に摘発された。20日、官営中国中央テレビによると、広東省珠海にある拱北出入境事務所は最近マカオから入国した男の挙動が怪しいと感じてその持ち物を検査した。その結果、男のカ

絶滅危惧種コアジサシ、今年も諸富町に ひな10羽すくすく 児童が観察
2024.06.20

絶滅危惧種コアジサシ、今年も諸富町に ひな10羽すくすく 児童が観察

 絶滅危惧種の渡り鳥コアジサシが、今年も佐賀市諸富町の諸富浄水場跡地でひなを育てている。5月上旬にカラスに全ての卵を食べられたが、その後15組のつがいが飛来。卵からかえった10羽ほどのひながすくすくと育っている。19日には、諸富北小の3年生約30人がコアジサシの親子を観察した。 

コウノトリ2羽 栃木・市貝町に飛来 兵庫生まれの識別番号
2024.06.20

コウノトリ2羽 栃木・市貝町に飛来 兵庫生まれの識別番号

 国の特別天然記念物で絶滅危惧種のコウノトリ2羽が19日、栃木県市貝町文谷(ふみや)の水田に飛来した。コウノトリが同町で確認されるのは珍しい。同所、建築業綱川弘之(つなかわひろゆき)さん(71)が撮影に成功した。 綱川さんは数年前に趣味でカメラを始め、小山市の渡良瀬遊水地までコウ

じゃれ合いながら元気に成長 トラの赤ちゃん公開、白浜アドベンチャーワールド、和歌山
2024.06.17

じゃれ合いながら元気に成長 トラの赤ちゃん公開、白浜アドベンチャーワールド、和歌山

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は17日から、アムールトラの赤ちゃん2頭の一般公開を始めた。2頭はじゃれ合いながら元気に成長している。公開時間は午前10時~午後3時で、期間は未定。 2頭は5月19日に誕生。6日後に育成状態を確認したところ、想定体重に達して

サシバ通し交流深める 繁殖地の栃木県市貝町で写真展 宇検村、来年は国際サミットも
2024.06.17

サシバ通し交流深める 繁殖地の栃木県市貝町で写真展 宇検村、来年は国際サミットも

 絶滅危惧種である中型の猛禽(もうきん)類サシバを収めた写真展がこのほど、繁殖地である栃木県市貝町の道の駅いちかいで開かれた。同町の写真愛好家宇井恒雄さんと鹿児島県宇検村の与名正三さんの合同展。宇検村職員らも視察に訪れ、来年秋に予定している「国際サシバサミット」に向けて両町村で機運を高めた。<

ニホンライチョウ人工授精卵4個成長 富山市ファミリーパーク、6月26~28日ごろふ化
2024.06.17

ニホンライチョウ人工授精卵4個成長 富山市ファミリーパーク、6月26~28日ごろふ化

 富山市ファミリーパーク(同市古沢)は16日、飼育している国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の雌4羽が全国で初めて野生の雄との人工授精で産卵した卵12個のうち、4個が順調に成長していると発表した。人工授精の成功とされるふ化に向けて前進した。このまま成長すれば今月26~28日ごろにふ化すると