# 絶滅

4000年前に何があったのか…。マンモス絶滅要因に新展開
15時間前

4000年前に何があったのか…。マンモス絶滅要因に新展開

謎解きは続く…。マンモスをめぐっては、いまだに多くの謎が残っています。でも、その絶滅の原因を探れば、急激な気候変動に苦しむ現代にも通ずる、なにか大切なものが得られるとの意見も。このほど科学誌のCellには、シベリアの北方に浮かぶウランゲリ島のマンモスの遺伝子解析結果

『コウノトリの知恵』をブータンへ 絶滅危惧種シロハラサギの人工ふ化に成功
2024.07.04

『コウノトリの知恵』をブータンへ 絶滅危惧種シロハラサギの人工ふ化に成功

ブータンで、絶滅危惧種の人工ふ化に成功しました。その立役者は日本人でした。グレーの羽に白い腹が特徴の「シロハラサギ」です。世界で、わずか60羽程度しか確認されておらず、絶滅危惧種に指定されています。主な生息地であるブータンでは、2021年から本格的な保全活動が行われ

ニホンライチョウ8羽ふ化、長野 つがい2組が14個産卵
2024.07.03

ニホンライチョウ8羽ふ化、長野 つがい2組が14個産卵

 長野県大町市の大町山岳博物館は3日、飼育している国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウのつがい2組が産んだ14個の卵から、8羽がふ化したと発表した。残りの卵のうち、4個はふ化する可能性があるという。 2019年に博物館でふ化した雄と、富山市ファミリーパークから来た雌の

アムールトラ 2頭 長野から 迫力の姿公開 かみね動物園 茨城・日立
2024.07.03

アムールトラ 2頭 長野から 迫力の姿公開 かみね動物園 茨城・日立

茨城県日立市宮田町の市かみね動物園で、長野県の動物園から来園したアムールトラ2頭が公開されている。アムールトラの展示は同園で初めて。迫力ある姿で活発に動き回り、来園者を楽しませている。アムールトラは、中国東北部からロシア沿海地方のアムール川流域の針葉樹林に生息し、トラの中でも大型

10年目迎え最後の勉強会 絶滅危惧種「アゼオトギリ」 三重・多気町役場で
2024.07.02

10年目迎え最後の勉強会 絶滅危惧種「アゼオトギリ」 三重・多気町役場で

 夏ごろ直径1センチほどの黄色い花を咲かせる絶滅危惧種「アゼオトギリ」の第14回保全勉強会(座長・平山大輔三重大学教授)が6月29日午後1時から、三重県多気郡多気町相可の町役場であり、自生地での個体数の減少などを踏まえて種子を長期保存するため環境省に送ることや、約10年にわたる保全活動を報告書

絶滅危惧1A類オオハラビロトンボ確認 川南湿原
2024.07.02

絶滅危惧1A類オオハラビロトンボ確認 川南湿原

 宮崎県川南町の川南湿原で、県版レッドデータブックでごく近い将来に野生絶滅の危険性が極めて高い「絶滅危惧1A類」に分類されるオオハラビロトンボが確認された。8月中旬ごろまで朝夕を中心に観察できる。

まるでポケモン? 火・水・土・風の「四元素」と深く関わる鳥たち
2024.06.29

まるでポケモン? 火・水・土・風の「四元素」と深く関わる鳥たち

今から約6600万年前、地球生態系に壊滅的な影響を与える事象が発生した。「白亜紀と古第三紀の間(K-Pg)の大量絶滅」と呼ばれるこの事象により、当時地球上に存在していた種のうち75%が絶滅に追いやられた(いわゆる「恐竜」たちも絶滅した)。この大事件は、地球上の生物、特に空を飛ぶ生物の行く末を、

国内初 人工受精で二ホンライチョウのヒナ2羽誕生
2024.06.28

国内初 人工受精で二ホンライチョウのヒナ2羽誕生

横浜市繁殖センターは6月28日、二ホンライチョウのヒナ2羽が人工受精で誕生したと発表しました。人工受精による二ホンライチョウの繁殖は、国内で初めてだということです。横浜市繁殖センターによると、5月25日から26日にかけて長野県と岐阜県にまたがる乗鞍岳で、野生の二ホン

ボルネオゾウ、絶滅危惧種に指定 IUCN
2024.06.28

ボルネオゾウ、絶滅危惧種に指定 IUCN

【AFP=時事】国際自然保護連合(IUCN)は27日、ボルネオ島(Borneo Island)に生息する小型のゾウ「ボルネオゾウ」について、絶滅危機(EN)にあるとの評価を発表した。野生には推定1000頭しか残っていないとみられている。独立した亜種として初めて調査を行った ボルネ

野生ニホンライチョウで人工授精 国内初のひな2羽誕生、環境省
2024.06.28

野生ニホンライチョウで人工授精 国内初のひな2羽誕生、環境省

 環境省は28日、国の特別天然記念物に指定されている絶滅危惧種のニホンライチョウの野生個体からの人工授精によるふ化に国内で初めて成功し、ひな2羽が誕生したと発表した。同省は「野生集団への影響を最小限にしながら、遺伝子の多様性を確保できる重要な技術」としている。 環境省などによると

ボルネオゾウ「絶滅危惧種」に レッドリスト更新 国際自然保護連合
2024.06.27

ボルネオゾウ「絶滅危惧種」に レッドリスト更新 国際自然保護連合

 国際自然保護連合(IUCN)は27日、絶滅の恐れがある野生生物を掲載した「レッドリスト」を更新した。 ゾウの中で最も小型といわれるボルネオゾウを、3段階ある絶滅危惧種の2番目に当たる「危機(EN)」に追加した。 ボルネオゾウは東南アジアのボルネオ島に生息しているが

世界最小「ボルネオゾウ」の野生種1000頭だけ…レッドリスト最新版で絶滅危惧種に
2024.06.27

世界最小「ボルネオゾウ」の野生種1000頭だけ…レッドリスト最新版で絶滅危惧種に

 各国の政府や環境団体などでつくる国際自然保護連合(IUCN)は27日、絶滅の恐れがある動植物をまとめた「レッドリスト」の最新版を公表した。東南アジア・ボルネオ島に生息し、世界最小とされるゾウ「ボルネオゾウ」が絶滅危惧種に指定された。 ボルネオゾウはアジアゾウの亜種で、パーム油が

グレタさん、「絶滅への反逆」のデモ参加 フィンランド
2024.06.26

グレタさん、「絶滅への反逆」のデモ参加 フィンランド

【AFP=時事】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さんが25日、フィンランドの首都ヘルシンキで行われたデモに参加した。 デモは気候変動危機を訴える環境団体「絶滅への反逆(Extinction Rebellion)」のフィンランド支部による「

絶滅危惧の「ホッキョクオオカミ」の繁殖に成功 国内の動物園で初めて
2024.06.26

絶滅危惧の「ホッキョクオオカミ」の繁殖に成功 国内の動物園で初めて

 栃木県那須町の動物園が、国内で初めて絶滅が危惧されている「ホッキョクオオカミ」の繁殖に成功しました。 那須町の「那須どうぶつ王国」で産まれたのは、絶滅危惧種「ホッキョクオオカミ」の赤ちゃん2頭です。 王国によりますと、5月16日にオスとメスが1頭ずつ産まれました。

よこはま動物園のマレーバクが台湾への移送中に死亡 病理解剖で明らかになった死因で波紋が広がる理由
2024.06.26

よこはま動物園のマレーバクが台湾への移送中に死亡 病理解剖で明らかになった死因で波紋が広がる理由

 よこはま動物園ズーラシアのマレーバク「ひでお」が台湾への移送中に死亡した。日台が大きな衝撃を受ける中、24日には推定死因が「ヒートストローク」と発表され、さらなる波紋が広がっている。 奇蹄目バク科に分類されるマレーバクは、現存する4種のうちアジアに生息する唯一の種だ。後ろ半分は

受刑者が「塀の外」で絶滅危惧種の保全 栃木で全国でも珍しい取り組み実施
2024.06.25

受刑者が「塀の外」で絶滅危惧種の保全 栃木で全国でも珍しい取り組み実施

 刑務所の受刑者が「塀の外」で絶滅危惧種の植物の保全に協力する、全国でも珍しい取り組みが栃木県で行われています。 日本の固有種で、関東や東海地方の一部の河川のみに生息する絶滅危惧種「カワラノギク」。栃木県さくら市を流れる鬼怒川の河川敷もこの「カワラノギク」の生息地です。<

三木楽器の営業部長を逮捕 希少木材を不正輸入しようとした疑い
2024.06.25

三木楽器の営業部長を逮捕 希少木材を不正輸入しようとした疑い

 ワシントン条約で国際取引が規制された木材を密輸しようとしたとして、大阪府警などは25日、老舗楽器店「三木楽器」(大阪市中央区)の営業部長、磯部壮容疑者(47)=吹田市江坂町4=を関税法違反容疑(虚偽申告輸入未遂など)で逮捕したと発表した。逮捕は6日付。法人としての同社も24日に、同容疑で書類

【速報】ワシントン条約で規制の木材をパラグアイから密輸か 江戸時代創業の老舗「三木楽器」役員逮捕 良音の愛好家に人気「ギターの材料として使用したかった」
2024.06.25

【速報】ワシントン条約で規制の木材をパラグアイから密輸か 江戸時代創業の老舗「三木楽器」役員逮捕 良音の愛好家に人気「ギターの材料として使用したかった」

 絶滅の恐れがあるとして国際取引が規制された木材をパラグアイから密輸しようとしたとして、大阪市にある老舗の楽器販売会社「三木楽器」の役員の男が逮捕・送検されていたことが25日、わかりました。男は警察の調べに、「三木楽器ブランドのギターの材料として使用して販売したかった」などと容疑を認めていると

ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大などが発表 海産魚類の「国内絶滅」を初めて証明
2024.06.25

ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大などが発表 海産魚類の「国内絶滅」を初めて証明

 ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大学などの研究チームは6月24日、そんな発表をした。海産魚類として、日本で「国内絶滅」(国内で50年以上の確認例がない場合、環境省レッドリストの判定基準で国内絶滅に該当する)が証明された実例は、今回が初めてという。 ノコギリエイ科は、

なぜなんだ…マレーバクの「ひでお」 移送中に死ぬ 副園長「市民や来園者にすごく愛されていた」
2024.06.24

なぜなんだ…マレーバクの「ひでお」 移送中に死ぬ 副園長「市民や来園者にすごく愛されていた」

 よこはま動物園ズーラシアで飼育されていた「マレーバク」の「ひでお」。 6月21日、ひでおは繁殖のために台湾の動物園へ移送していた途中で死んでしまった。 台湾の空港に到着した際、「ひでお」の輸送ケースを確認すると血痕が見つかり、呼吸をしていなかったという。死因は分か