# 終戦記念日

天皇皇后両陛下、全国戦没者追悼式にご出席「過去を顧み、深い反省の上に立って…」 “反戦への誓い”と鎮魂の眼差し
2024.08.20

天皇皇后両陛下、全国戦没者追悼式にご出席「過去を顧み、深い反省の上に立って…」 “反戦への誓い”と鎮魂の眼差し

「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」 8月15日、天皇皇后両陛下は全国戦没者追

【特集】戦後79年での告白 戦争の苦しみは家庭にも「一生の深い傷」 群馬・長野原町
2024.08.15

【特集】戦後79年での告白 戦争の苦しみは家庭にも「一生の深い傷」 群馬・長野原町

15日で終戦から79年を迎えました。戦争によってもたらされた苦しみは各家庭にも影響を与えました。79年が経ち、初めて告白したいと話す戦争経験者を取材しました。「私もね、こんなに年を取ったから話せるので、うちの家族も知らない。でも今は知っても良いと思うんです。」(樋田さん)

さいたま市でミニ平和展、戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝える 子供たちの絵など展示
2024.08.15

さいたま市でミニ平和展、戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝える 子供たちの絵など展示

戦争の悲惨さや平和の尊さなどを後世に伝えるため、終戦記念日の15日に合わせ、子供たちの絵や原爆被害を伝えるパネルなどを展示する「さいたま市ミニ平和展」がさいたま市浦和区の同市役所1階ロビーで開かれている。19日まで。市内の小中学生による「平和図画・ポスターコンクール」の最優秀作品

「戦中生まれ」の国会議員、二階氏、麻生氏ら12人 全体の1・6%
2024.08.15

「戦中生まれ」の国会議員、二階氏、麻生氏ら12人 全体の1・6%

 終戦記念日の8月15日を迎えた国会議員は711人(衆院465人、参院246人=欠員2、いずれも14日現在)に上るが、このうち1945(昭和20)年の同日以前の「戦中生まれ」の議員は12人(内訳は衆院8人、参院4人)だった。全体の1・6%に過ぎず、「戦争を知らない世代」(戦後派)が立法府を占め

【79回目の終戦記念日】「まだ79年しか経っていない」柏崎市の男性が語る 満蒙開拓団の壮絶な歴史【新潟】
2024.08.15

【79回目の終戦記念日】「まだ79年しか経っていない」柏崎市の男性が語る 満蒙開拓団の壮絶な歴史【新潟】

15日は、79回目の終戦記念日です。柏崎市では満蒙開拓団の一員として満州に渡り、奇跡的に帰国を果たした男性が壮絶な悲劇を語り継いでいます。柏崎市の巻口弘さん(89)は、1942年に家族7人で満州(現中国東北部)に渡りました。■巻口弘さん「長いようで短い

【79回目の終戦記念日】新潟市南区で戦没者追悼式-平和への思い新世代へ【新潟】
2024.08.15

【79回目の終戦記念日】新潟市南区で戦没者追悼式-平和への思い新世代へ【新潟】

15日は、79回目の終戦記念日です。新潟市南区では戦没者追悼式が開かれ、平和への思いをつなぎました。追悼式には、遺族ら49人が参列。南区から戦地に向かうなどして亡くなった1523柱に哀悼の意を捧げました。大学生の笹川幸太朗さんは、幼い頃戦争で父を亡くした祖父とともに、今年初めて追

「終戦記念日を9月2日にすれば政治家の靖国参拝も今ほど抗議されない」「我々は祈りながら議論できるほど器用ではない」…佐藤卓己教授と考える“9月ジャーナリズム”の必要性
2024.08.15

「終戦記念日を9月2日にすれば政治家の靖国参拝も今ほど抗議されない」「我々は祈りながら議論できるほど器用ではない」…佐藤卓己教授と考える“9月ジャーナリズム”の必要性

 終戦から79年の8月15日、日本武道館では全国戦没者追悼式が開かれ、多くの政治家が靖国神社に参拝した。 そんな中、上智大学の佐藤卓己教授は「グローバルにおける終戦記念日は9月2日ないし3日だ」「政治的な流れの中で終戦記念日=8月15日と決まったが、我々は祈りながら議論できるほど

「終戦の日」 国会議員らが靖国神社参拝
2024.08.15

「終戦の日」 国会議員らが靖国神社参拝

【AFP=時事】終戦から79年となった15日、閣僚を含む多数の国会議員が靖国神社(Yasukuni Shrine)を参拝した。 木原稔( Minoru Kihara)防衛相、新藤義孝(Yoshitaka Shindo)経済再生担当相、小泉進次郎(Shinjiro Koizumi)

「一日も早く平和の実現を」福島市の男性が追悼の辞 全国戦没者追悼式典【終戦79年】
2024.08.15

「一日も早く平和の実現を」福島市の男性が追悼の辞 全国戦没者追悼式典【終戦79年】

8月15日で、終戦から79年です。東京では追悼式典が行われ、天皇皇后両陛下や遺族が戦没者を悼みました。東京で行われた全国戦没者追悼式典には、天皇皇后両陛下や岸田総理、そして遺族らが参列し、戦争で命を落とした戦没者たちを追悼しました。追悼の辞は、父親を出征先の中国で失

終戦から79年 甲子園でも選手や観客らが黙とう 夏の甲子園
2024.08.15

終戦から79年 甲子園でも選手や観客らが黙とう 夏の甲子園

 終戦から79年を迎えた15日、夏の甲子園が行われている阪神甲子園球場では、第2試合の掛川西(静岡)―岡山学芸館戦で、正午に合わせてサイレンが鳴らされ、両校の選手や観客らが黙とうをささげた。夏の甲子園での黙とうは1963年の第45回大会から続けられている。

きょう79回目“終戦の日”さだまさし、土屋太鳳…著名人ら平和へ祈り「完全平和の日まで」「大切な命へ」
2024.08.15

きょう79回目“終戦の日”さだまさし、土屋太鳳…著名人ら平和へ祈り「完全平和の日まで」「大切な命へ」

 終戦から79年となる15日、各界の著名人らがSNSを通じて平和へ願いを込めた。 歌手のさだまさしは自身のインスタグラムで「79回目の終戦の日。世界中で戦火はやまない。人は学ばない生き物なのだろうか。それともこういう生き物なのだろうかと、毎年考える」とした上で「完全平和の日まで生

古市憲寿氏「意外でしたね」パリ五輪卓球団体銀の早田ひな「知覧特攻平和会館に行きたい」発言に
2024.08.15

古市憲寿氏「意外でしたね」パリ五輪卓球団体銀の早田ひな「知覧特攻平和会館に行きたい」発言に

 社会学者の古市憲寿氏が15日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。パリ五輪卓球女子団体で銀メダル、女子シングルスで銅メダルにを獲得した早田ひな(24)が帰国会見で「知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)に行きたい」と発言したことに、「意外でしたね」とコメントした。

新藤経済再生相が靖国参拝
2024.08.15

新藤経済再生相が靖国参拝

 自民党の新藤義孝経済再生担当相は終戦記念日の15日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。 

「THE TIME,」安住紳一郎アナ、79年目「終戦記念日」で視聴者に伝えた言葉「私たちが普段、知ろうとしないこと…知らないことがすべての元凶なのかも」
2024.08.15

「THE TIME,」安住紳一郎アナ、79年目「終戦記念日」で視聴者に伝えた言葉「私たちが普段、知ろうとしないこと…知らないことがすべての元凶なのかも」

 TBSの安住紳一郎アナウンサーが15日、総合司会を務める同局系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)に生出演した。 79年目の終戦記念日。安住アナは「私たちが普段、見聞きする天気予報ですが、その天気予報が一時期禁止されていました。いつでしょうか?」と視聴者に問いかけ

【今日は何の日:8月15日】2004年アテネ五輪、100メートル平泳ぎを制した北島康介選手の流行語大賞にもなった第一声は?
2024.08.15

【今日は何の日:8月15日】2004年アテネ五輪、100メートル平泳ぎを制した北島康介選手の流行語大賞にもなった第一声は?

1985(昭和60)年 中曽根康弘首相が靖国神社に公式参拝。「内閣総理大臣」と記帳し、公費で購入した生花を本殿に供え、中国、韓国の激しい反発を招いた。次に現職首相が終戦記念日に靖国参拝したのは、2006年の小泉純一郎。「内閣総理大臣」と記帳し、献花料は私費で納めた。小泉は01年の自民党総裁選で

卓球・早田ひなの、「知覧特攻平和会館に行きたい」発言に称賛の声 女子マラソンの鈴木優花は2月に来訪
2024.08.14

卓球・早田ひなの、「知覧特攻平和会館に行きたい」発言に称賛の声 女子マラソンの鈴木優花は2月に来訪

 パリ五輪の卓球女子シングルスで銅メダル、団体で銀メダルを獲得した早田ひな(24)=日本生命=が帰国後の記者会見で鹿児島の知覧特攻平和会館を訪ねたい旨を明かしたことについて、X(旧ツイッター)で称賛する声が続いている。 「さすが日の丸を背負った代表選手です」「涙が止まりませんでし

15日に全国戦没者追悼式 終戦79年、日本武道館で
2024.08.14

15日に全国戦没者追悼式 終戦79年、日本武道館で

 終戦から79年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で行われる。天皇、皇后両陛下、岸田文雄首相、戦没者遺族が参列し、先の大戦で犠牲となった約310万人を悼む。昨年までは新型コロナ感染防止のため参列規模を縮小して実施したが、今回は5年ぶりに通常開催。遺族は約320

早田ひなの“行きたい希望”に特攻隊施設が「ありがたく受け止めています」と感慨 「若い世代の皆さんにより関心を」
2024.08.14

早田ひなの“行きたい希望”に特攻隊施設が「ありがたく受け止めています」と感慨 「若い世代の皆さんにより関心を」

 パリ五輪の卓球女子団体で銀メダル、シングルスで銅メダルを獲得した早田ひなが、パリ大会を終えて行きたい場所として、「鹿児島の特攻資料館(知覧特攻平和会館)」を挙げた。同館は、第二次世界大戦末期の旧日本陸軍特別攻撃隊(特攻隊)の遺品や関係資料を展示する施設。24歳の早田のコメントを受け、同館は「

子供に「敵を突き殺せ」と教えた時代… ”軍国少年”のリアルな記憶を紙芝居にした作家
2024.08.13

子供に「敵を突き殺せ」と教えた時代… ”軍国少年”のリアルな記憶を紙芝居にした作家

8月15日が近づいた。終戦から79年、遠のいていく記憶を記録した紙芝居『いくさの少年期』の上演が福岡市であった。朗読したのは、紙芝居の文を書いた作家自身だ。制作に込めた思いと上演の様子を、RKB毎日放送の神戸金史解説委員長が8月13日に出演したRKBラジオ『田畑竜介GrooooowUp』で紹介

被爆者の肖像画を描く70代男性画家 入市被爆した父と母の肖像画は避けてきた理由
2024.08.13

被爆者の肖像画を描く70代男性画家 入市被爆した父と母の肖像画は避けてきた理由

 8月15日は終戦記念日。あの日から79年が過ぎ、戦争を体験した人が少なくなり、凄惨な記憶も薄れつつある。両親の被爆体験と向き合い、伝えようとする人がいる。画家・増田正昭さん(71)に取材した。AERA 2024年8月12日-19日合併号より。*  *  * 京都市