古市憲寿氏「意外でしたね」パリ五輪卓球団体銀の早田ひな「知覧特攻平和会館に行きたい」発言に

AI要約

社会学者の古市憲寿氏が、パリ五輪で活躍した卓球選手・早田ひなの発言についてコメント。

早田ひなが知覧特攻平和会館を訪れたい理由や特攻についての考えを語る。

終戦記念日に合わせて、特攻や戦争の記憶を忘れずに社会問題として考える重要性を説く。

古市憲寿氏「意外でしたね」パリ五輪卓球団体銀の早田ひな「知覧特攻平和会館に行きたい」発言に

 社会学者の古市憲寿氏が15日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。パリ五輪卓球女子団体で銀メダル、女子シングルスで銅メダルにを獲得した早田ひな(24)が帰国会見で「知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)に行きたい」と発言したことに、「意外でしたね」とコメントした。

 早田はその理由について、「生きていること、卓球ができることが当たり前ではないということを感じたいと思う」と話した。

 父の実家が鹿児島県にあるという古市氏は、「特攻があったから今の日本が幸せで平和だっていうのは、ちょっと違うと思っていて。むしろ、特攻みたいなことをさせない社会にしていく必要があると思うんですね。特攻の記憶を受け継ぐことはすごい大事なんですけど、それにただ感動して泣いて終わりにするんじゃなくて、どうやったら特攻みたいなものが日本で2度と現れないためにどうしたらいいんだろうと、考えることがすごい大事。特攻で亡くなった方は数千人なんですけど、日本全体で戦争では300万人が亡くなっている。忘れないように」と語った。

 8月15日は、79回目の終戦記念日。