さいたま市でミニ平和展、戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝える 子供たちの絵など展示

AI要約

終戦記念日に合わせて開催されている「さいたま市ミニ平和展」では、子供たちの絵や原爆被害を伝えるパネルが展示されている。

市内の小中学生による平和図画・ポスターコンクールの作品や広島・長崎に投下された原爆被害の実相を伝えるパネル展示が注目を集めている。

来場者からは戦争の悲惨さや平和の尊さを強く感じ、戦争の再発を訴える声が上がっている。

さいたま市でミニ平和展、戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝える 子供たちの絵など展示

戦争の悲惨さや平和の尊さなどを後世に伝えるため、終戦記念日の15日に合わせ、子供たちの絵や原爆被害を伝えるパネルなどを展示する「さいたま市ミニ平和展」がさいたま市浦和区の同市役所1階ロビーで開かれている。19日まで。

市内の小中学生による「平和図画・ポスターコンクール」の最優秀作品を展示。「みんなの歌声 せかいにひびけ」と題した小学生低学年の部の作品はハート形の花が咲きほこる木を背に世界中の人たちが笑顔を見せ、平和の尊さを訴える。

広島と長崎に投下された原爆被害の実相を写真やイラストで伝えるパネル展示では、投下直後の市街地上空にきのこ雲が広がる様子をとらえた写真などが目を引く。

展示を見た同市内の50代の主婦はかつて訪れた広島で原爆ドームを見学したことがあるといい、「戦争は二度と起こしてはならない」と話していた。