# 疎開

福島県会津若松市の東山温泉で80年前「疎開児童のための東山盆踊り」 根岸小(東京都台東区)の広報で紹介
3時間前

福島県会津若松市の東山温泉で80年前「疎開児童のための東山盆踊り」 根岸小(東京都台東区)の広報で紹介

 太平洋戦争末期、福島県会津若松市の東山温泉に児童が集団疎開した東京都台東区の根岸小で、当時の児童を励まそうと開催された東山盆踊りの経緯や、今夏復活する盆踊りが保護者や児童に紹介された。80年の時を超えて、歴史的なつながりを巡る共感の輪が広がっている。 同校が6月末に発行した学校

太宰治の自筆原稿発見
2024.06.30

太宰治の自筆原稿発見

 青森県五所川原市(旧金木町)出身の作家太宰治(1909~48年)が、疎開中に故郷で書いた短編小説「雀(すずめ)」の自筆原稿が見つかった。東京都内の古書店が保管していたもので、状態が良く、ページの欠損もないという。原稿は、太宰が晩年暮らし、常設の展示室がある東京都三鷹市が購入する予定だ。

絵を描くことが好きだった少年時代、疎開していた美しい湖のほとりで感じた創作の源流 芸術家フォロンの祖国㊦
2024.06.23

絵を描くことが好きだった少年時代、疎開していた美しい湖のほとりで感じた創作の源流 芸術家フォロンの祖国㊦

ベルギー出身の世界的芸術家、ジャン=ミッシェル・フォロン(1934~2005年)の回顧展(産経新聞社など主催)が来年4月、大阪で始まるのを前に同国を訪れた。首都ブリュッセルでは「欧州の要衝」としての一面に触れたが、旅の後半ではフォロンが幼少期を過ごしたゆかりの地を巡った。静かに広がる美しい湖、

1484人死亡「対馬丸事件」80年 母が残した記録や歌を本に
2024.06.23

1484人死亡「対馬丸事件」80年 母が残した記録や歌を本に

 太平洋戦争中に沖縄から本土に向けた学童疎開船が、米軍の攻撃を受けて沈没した「対馬丸事件」から今年で80年。対馬丸の生存者で学童の引率教員だった新崎美津子さん(享年90)の長女で栃木県栃木市在住の上野和子さん(77)が、母の思いをまとめた「蕾のままに散りゆけり」(悠人書院)を出版した。晩年まで

ニュースワード「ナチスからの子供の疎開」
2024.06.12

ニュースワード「ナチスからの子供の疎開」

 ナチスからの子供の疎開 ユダヤ人をはじめ少数派へのナチス・ドイツによる迫害が強まる1938~39年、子供だけでも助けようと、英国などで行われた大量避難措置。「キンダートランスポート」と呼ばれる。 難民受け入れには賛否両論があふれ、ビザ取得以外にも保証金や里親の用意など厳しい条件

人形浄瑠璃「里帰り公演」 あす二子玉川小で披露 長野県中川村の保存会
2024.06.07

人形浄瑠璃「里帰り公演」 あす二子玉川小で披露 長野県中川村の保存会

 長野県中川村伝統の人形浄瑠璃を継承する「中川人形保存会」は8日、太平洋戦争中に同村へ学童疎開していた東京都世田谷区の二子玉川小学校で人形芝居を初めて披露する。終戦時に疎開のお礼にと、同小の保護者から贈られた人形も持参。苦難に耐えた戦争の歴史を風化させることなく次代につなげようと「里帰り公演」

篠山紀信さん撮影の写真発見 48年前に再訪した疎開先の風景6枚
2024.06.06

篠山紀信さん撮影の写真発見 48年前に再訪した疎開先の風景6枚

 今年1月に83歳で亡くなった写真家の篠山紀信さんが太平洋戦争中に疎開していた埼玉県皆野町を1976年に再訪した際に、付近の風景などを撮影した写真が見つかった。疎開先の寺近くにある農家の土蔵に保管されていた。町立三沢小学校の創立記念事業の話し合いで写真の存在が話題となり、篠山さんの事務所に確認

日本兵だけでなく島民も犠牲に…多くの人がじつは知らない「硫黄島で起きていたこと」
2024.06.06

日本兵だけでなく島民も犠牲に…多くの人がじつは知らない「硫黄島で起きていたこと」

 なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。 民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が9刷決定と話題だ。 ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みした」「熱

対馬丸撃沈80年控えシンポ開催 生存者「戦争なき世界を」
2024.06.01

対馬丸撃沈80年控えシンポ開催 生存者「戦争なき世界を」

 太平洋戦争中に沖縄から出港した学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈され、学童ら1500人近くが死亡した事件から8月で80年となる前に、対馬丸記念館(那覇市)の展望を考えるシンポジウムが1日、市内で開かれた。生存者の高良政勝さん(84)は「戦争のない平和な世界になることが、記念館と対馬丸の子ど

上皇さま、疎開の記憶たどる旅 日光・益子、ゆかりの建物今も
2024.06.01

上皇さま、疎開の記憶たどる旅 日光・益子、ゆかりの建物今も

 上皇さまは5月28~31日、戦時中に疎開した栃木県日光市を、上皇后さまと23年ぶりに訪問された。90歳となっても「戦争への深い思いがおあり」(側近)という上皇さまは、ご夫妻の会話の中でも、疎開生活がたびたび話題に上っていたという。少年期に過ごしたゆかりの地の今を、関係者の証言を交えて探った。

上皇ご夫妻、旅行先の日光から帰京
2024.05.31

上皇ご夫妻、旅行先の日光から帰京

 上皇ご夫妻は31日、旅行先の栃木県日光市から帰京された。28日から滞在し、上皇さまが戦時中に疎開した田母沢御用邸に整備された公園を訪問したほか、30日には上皇さまが終戦を迎えた奥日光にも足を運び、湯ノ湖周辺を散策するなどして過ごされた。

黒柳徹子さん 中国のファンに「ワクワクすることを見つけて」
2024.05.30

黒柳徹子さん 中国のファンに「ワクワクすることを見つけて」

俳優の黒柳徹子さんが北京を訪問し、若者や子どもたちに向けて「ワクワクすることを見つけてほしい」とエールを送りました。黒柳徹子さんの自伝的物語「窓ぎわのトットちゃん」は中国語にも翻訳され、これまでの中国での発行部数は1700万部に及びます。今月、出版された続編では、戦

上皇ご夫妻、念願の日光訪問…上皇さまが元疎開先に植樹した木と再会「伸びているね」
2024.05.28

上皇ご夫妻、念願の日光訪問…上皇さまが元疎開先に植樹した木と再会「伸びているね」

 上皇ご夫妻は28日、栃木県日光市の日光田母沢御用邸記念公園を私的な旅行で訪ねられた。田母沢御用邸は上皇さまが戦時中に疎開された場所で、訪問は退位前に3度計画されたが、いずれも延期となっていた。 ご夫妻は28日午後、特別列車で東武日光駅に到着。雨が降るなか傘を差して駅頭で待つ人々

上皇ご夫妻、疎開先の日光訪問 建物示し「あそこで勉強」
2024.05.28

上皇ご夫妻、疎開先の日光訪問 建物示し「あそこで勉強」

 上皇ご夫妻は28日、東京・浅草発の東武鉄道の特別列車で栃木県日光市を訪れた。上皇さまが戦時中に疎開した地をたどる私的旅行で、31日まで滞在する。 日光市は太平洋戦争末期、上皇さま(当時は皇太子)が疎開し、およそ1年4カ月間過ごした地だ。私的な旅行という位置づけで疎開先をめぐる日

上皇ご夫妻 23年ぶりに上皇さまの疎開先の日光旧田母沢御用邸訪問
2024.05.28

上皇ご夫妻 23年ぶりに上皇さまの疎開先の日光旧田母沢御用邸訪問

上皇ご夫妻は23年ぶりに上皇さまが戦時中に疎開されていた日光の旧田母沢御用邸を訪問されました。上皇ご夫妻は正午過ぎ、日光市の東武日光駅に到着し戦時中に疎開していた旧田母沢御用邸を訪問されました。太平洋戦争中の1944年7月、学習院初等科の5年生だった上皇さまは田母沢

上皇ご夫妻、日光を訪問 疎開生活を送られた思い出の地
2024.05.28

上皇ご夫妻、日光を訪問 疎開生活を送られた思い出の地

上皇ご夫妻は28日から31日まで私的に栃木県の日光を訪問されています。上皇さまが終戦直前、疎開生活を送られた思い出の土地です。上皇ご夫妻は、28日正午過ぎ、東武鉄道の特急「スペーシアX」の特別列車で東武日光駅に到着されました。雨の中、駅の前には多くの人が集まり、上皇

【NHK朝ドラ『虎に翼』27日は】寅子の弟・直明が帰ってくる
2024.05.26

【NHK朝ドラ『虎に翼』27日は】寅子の弟・直明が帰ってくる

<5月27日(月) 第41回 NHK総合 午前8時ほか> 昭和20年。東京大空襲で多くの人が被害に遭う。寅子(伊藤沙莉)と娘・優未、花江(森田望智)と子供たちは疎開先で空襲を逃れるが、空腹に耐えながら必死に暮らす家族の元に悪い知らせが届く。 やがて、終戦。弟・直明(

明日の「虎に翼」 弟の直明(三山凌輝)と再会する寅子(伊藤沙莉)<5月27日放送>
2024.05.26

明日の「虎に翼」 弟の直明(三山凌輝)と再会する寅子(伊藤沙莉)<5月27日放送>

伊藤沙莉をヒロインに日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。5月27日(月)放送回のあらすじを紹介する。■第41回あらすじ昭和20年。東京大空襲で多くの人が被害に遭う。寅子(ともこ/伊藤沙莉)と娘・優未、花