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ニュースワード「ナチスからの子供の疎開」
ナチスからの子供の疎開を目指して行われた大量避難措置である「キンダートランスポート」について紹介。
難民受け入れに対する賛否両論や厳しい条件付きについて解説。
プラハから子供を助けた英国人ニコラス・ウィントンらの活動が後世に知られるようになった経緯を紹介。
ナチスからの子供の疎開 ユダヤ人をはじめ少数派へのナチス・ドイツによる迫害が強まる1938~39年、子供だけでも助けようと、英国などで行われた大量避難措置。「キンダートランスポート」と呼ばれる。
難民受け入れには賛否両論があふれ、ビザ取得以外にも保証金や里親の用意など厳しい条件が付けられたが、民間団体の活動によってドイツなどから英国だけで約1万人を避難させた。プラハから子供を助けた英国人ニコラス・ウィントンらの活動は、半世紀が経過した88年になって英BBC放送を通じ広く知られるようになった。(時事)