# 消化

ピロリ菌、さまざまな病気の原因に ~胃がんリスク高く~
2024.09.10

ピロリ菌、さまざまな病気の原因に ~胃がんリスク高く~

 多くの病気と関わりがあるとも言われる「ピロリ菌」。皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。診断・治療には内視鏡が役立ちます。 ピロリ菌の正しい名前はHelicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ)で、日本語で「胃の幽門(出口部分)にいるらせん菌」と

「ストレスを感じると下痢になる…」4つの対処方法を英胃腸科専門医師が解説
2024.09.06

「ストレスを感じると下痢になる…」4つの対処方法を英胃腸科専門医師が解説

仕事で新しいプロジェクトを任されたり、お気に入りの服にコーヒーをこぼしたりすると、ストレスの度合いが上昇しているときに現れる典型的な兆候に気付く人は多い。例えば、頭痛や倦怠感、不眠などがそう。トイレに駆け込む回数が増え、排便回数がいつもより減る人もいる。確かに極度の不安を感じると、消化不良など

「お腹がすいて…眠れない」「小腹が減った」夜、寝る前に食べても体が喜ぶ意外な食べ物は|栄養士解説
2024.09.06

「お腹がすいて…眠れない」「小腹が減った」夜、寝る前に食べても体が喜ぶ意外な食べ物は|栄養士解説

寝る前にお腹が空いて眠れないこと、ありますよね。でも、しっかり食べると逆に眠りが浅くなったり、胃に負担がかかってしまったりします。そんなときに、消化がよくて体に優しい食べ物を選ぶのがポイントです。今回は、寝る前に食べても体に負担をかけず、リラックスできる食材を紹介します。■寝る前

【40代・50代ご用心!「痔」はお尻の生活習慣病①】日本人の3人に1人が「痔主」?そもそも痔とは?
2024.09.02

【40代・50代ご用心!「痔」はお尻の生活習慣病①】日本人の3人に1人が「痔主」?そもそも痔とは?

硬い便が出たときに肛門がちょっぴり切れてしまったり、肛門の周囲がなんとなく腫れてしまったり…。「もしや痔かも?」と不安に感じているのはあなただけではない。そもそも痔とはどんなトラブルなのか。女性のための肛門・おつうじ外来のエキスパート、消化器外科医の高橋知子さんに伺った。排便時に

繰り返し吐いてつらい「周期性嘔吐症候群」、見逃されすぎ? 「腸の片頭痛のようなもの」
2024.09.02

繰り返し吐いてつらい「周期性嘔吐症候群」、見逃されすぎ? 「腸の片頭痛のようなもの」

 突如として激しい吐き気や嘔吐、胃痛に見舞われ、それが1~2日かそれ以上続くと、食中毒や胃腸のウイルス感染を疑うだろう。しかし、こうした症状が年に何度も起こるようであれば、それは「周期性嘔吐症候群(CVS)」の兆候である可能性がある。あまり広く知られていないこの病気は、米国では約2%の人がかか

50代が感じる「胃の不快感」原因と対策を医師がアドバイス
2024.08.31

50代が感じる「胃の不快感」原因と対策を医師がアドバイス

アラフィーになって、胃がもたれたり、胃が重かったり、胸やけがしたりと、胃の不調が増えたと感じている人が多数。これって年のせい!?と思いがちだけれど、実は原因は加齢以外にあり! 正しい原因や対策を知って、胃の不快感にサヨナラを。【胃の不調7つの症状】感じる胃の症状は人

「脂身たっぷりのステーキ」よりも太りやすい意外な食品とは?【専門医が解説】
2024.08.31

「脂身たっぷりのステーキ」よりも太りやすい意外な食品とは?【専門医が解説】

 日本人の食生活は、圧倒的に糖質が多い。一般的な日本人の1日の3大栄養素摂取量は、タンパク質約70グラム、脂質約60グラムなのに対し、炭水化物(糖質)は4倍近い約250グラム。結果として疲れやすく太りやすい体になってしまっていた。糖尿病専門医が、世の中に浸透する“カロリー理論”の矛盾にメスを入

「胃がん」治療の新たな希望! “腸内細菌の移植”で治療効果アップか 国内初の臨床試験
2024.08.30

「胃がん」治療の新たな希望! “腸内細菌の移植”で治療効果アップか 国内初の臨床試験

国立がん研究センターらの研究グループは、健康な人の腸内細菌を胃がんなどの患者に移植して腸内環境を改善させることで、がんの治療薬の効果を高められるかの臨床試験を始めました。こうした取り組みは国内初となります。この内容について岡本医師に伺いました。[この記事は、Medical DOC

【便秘の人必見!】天然の下剤「マグネシウム」で便秘を解消する方法を米専門医が解説
2024.08.29

【便秘の人必見!】天然の下剤「マグネシウム」で便秘を解消する方法を米専門医が解説

いつも便秘に悩まされている人や、まさにいま便秘中の人は、それを手っ取り早く解消する方法が知りたくて仕方ないはず。ただでさえ忙しいのに、腹痛や膨満感、お通じがないことへの不安を相手にしなければならないなんて本当に困りもの。「マグネシウム」が便秘に効くのはなぜだろう? もっと頻繁に水

食道がん、内視鏡で治療するケースも
2024.08.27

食道がん、内視鏡で治療するケースも

 食道は喉と胃をつなぐ筒状の臓器です。口から入った食べ物や飲み物を胃に送る役割を担っています。今回はこの食道に発生するがんについて解説します。 食道は体の中心辺りに位置し、前(胸側)には気管、後ろ(背中側)には背骨があります。胃や腸と違って食べ物を消化する機能はなく、筋肉で作られ

デート中や仕事中に「お腹が鳴る」のが辛い。なぜ鳴るの?止める方法は?米医師が解説
2024.08.26

デート中や仕事中に「お腹が鳴る」のが辛い。なぜ鳴るの?止める方法は?米医師が解説

たとえば初めてのデート中、ハッピーアワーの途中でふと突然思い出す。今日はランチを食べずに仕事していたと……。すると、そのタイミングでお腹が鳴って、相手に聞こえてしまった。予期せず、空腹でお腹が鳴るのはよくあることだとしても、気になる相手の前で鳴ってしまうなんて、究極に体に裏切られた感は否めない

皮膚を見れば病気が分かる…クモの巣のような赤い発疹は肝臓トラブルのサイン
2024.08.21

皮膚を見れば病気が分かる…クモの巣のような赤い発疹は肝臓トラブルのサイン

 内臓の病気が皮膚症状をもたらす状態を、医学的に「デルマドローム」と呼ぶ。「皮膚は内臓の鏡」といわれ、皮膚の状態から全身の病気が診断されるケースも少なくない。臓器の中でも消化器で起こりやすい皮膚症状について、東邦大学医療センター佐倉病院皮膚科教授の樋口哲也氏に聞いた。 重度の肝機

「体を冷やす食べもの&飲みもの」を栄養士が解説!猛暑・残暑を乗り切るために必要な食材とは
2024.08.16

「体を冷やす食べもの&飲みもの」を栄養士が解説!猛暑・残暑を乗り切るために必要な食材とは

危険を感じるほどの暑さが続き、夏バテ気味の毎日。冷蔵庫の中を見て、何を食べようかと悩むことも少なくないはず。できればコンロもオーブンも使いたくないし、手軽なはずの“ワンパン料理”も気が引けて、ついついさっぱりしたサラダやフルーツに手が伸びてしまう、という人もいるだろう。もちろん、水分補給も欠か

こどもの疑問に専門家が“マジ回答”「クジラはおならやくしゃみをしますか?」
2024.08.14

こどもの疑問に専門家が“マジ回答”「クジラはおならやくしゃみをしますか?」

最大で体長30メートルにもなるクジラは、人間のようにおならやくしゃみをするのでしょうか? もしするのならば、それはどれほどの迫力になるのでしょうか? 専門家が答えます。こんな質問がくるのを、首を長くして待っていました! 「クジラはおならをするのか?」──その答えは「イエス」です。

アニサキスには正露丸が効く…実証した高知大教授がさらなる調査 飲んで「痛み改善」が約8割
2024.08.14

アニサキスには正露丸が効く…実証した高知大教授がさらなる調査 飲んで「痛み改善」が約8割

 食あたりや消化不良、下痢などの時に服用する正露丸。あの独特のにおいの元であり、正露丸の主成分「木クレオソート」がアニサキスの運動を抑制する──。正露丸を製造販売する大幸薬品(大阪市)がこんな研究結果を発表したのが2011年だ。14年には、同社は正露丸・アニサキス関連の特許を取得している。21

「そうめん」と「冷やし中華」太りやすいのはどっち?管理栄養士が栄養価を比較して回答!
2024.08.11

「そうめん」と「冷やし中華」太りやすいのはどっち?管理栄養士が栄養価を比較して回答!

暑い夏の食事にぴったりのそうめんと冷やし中華。今回はどちらの方が太りやすいか解説します。■冷やし中華の方がエネルギー量は高いまずは使用している麺に焦点をあてて比較してみます。100gあたりのエネルギー量を比べると、そうめんは114kcalであるのに対し中華めんは13

パパのあとだけは嫌!「お父さんの便」がクサいのはなぜ?専門医が教える“家庭円満”の秘訣
2024.08.08

パパのあとだけは嫌!「お父さんの便」がクサいのはなぜ?専門医が教える“家庭円満”の秘訣

 「パパの後、くさいから嫌!」――小学校高学年の娘が放った言葉。これは多くの中年男性が直面する問題かもしれない。消化器内科医の石黒智也先生が、匂いの原因や対策について詳しく解説。腸内環境の重要性や生活習慣の見直しによる改善策など、今すぐ取り組めるアドバイスも紹介する。家族円満の一助になることを

意外な食材にも?「食物繊維」を管理栄養士が解説!美容・健康にも重要です
2024.08.06

意外な食材にも?「食物繊維」を管理栄養士が解説!美容・健康にも重要です

「不足しがちな栄養素」と聞いて真っ先に思い浮かぶもののひとつが「食物繊維」。管理栄養士の宮崎 奈津季さんに、食物繊維について解説してもらいました。まずは食物繊維が、どんな働きをするか(便秘解消だけではないんです!)。 次に、不足しがちな食物繊維を効率的に摂るにはどうしたらいいかを

病気発生リスクが潜んでいる場合も…消化器病専門医が「たかが便秘と放置するのはNG!」と語る理由
2024.08.05

病気発生リスクが潜んでいる場合も…消化器病専門医が「たかが便秘と放置するのはNG!」と語る理由

あまりにも日常すぎて、便秘が体からの不調サインだということ、忘れていませんか? 便秘はときに、命に関わる病気の早期シグナル。たかが便秘、と放置している間に、深刻な症状が進んでしまう場合があるんです。そうなる前に、便秘について正しい知識を身につけましょう。■便秘は、2種類に分けられ

「お腹が急にぎゅるぎゅる」ストレスだけが原因ではない。医師が解説、「過敏性腸症候群」の4つの原因【書評】
2024.08.03

「お腹が急にぎゅるぎゅる」ストレスだけが原因ではない。医師が解説、「過敏性腸症候群」の4つの原因【書評】

 お腹の痛みをともないながら、急な下痢をもよおしたり、便秘が続いたりしてしまう過敏性腸症候群(IBS)。一度は耳にしたことがあるが、正確な病状や原因などはわからないまま、ただなんとなく「よくならない」、そして「よくわからない」怖い病気というイメージを持っている方が多いのではないだろうか。