# 検診

歯周病検診 2024年度から20歳も対象になったワケ…糖尿病や心筋梗塞、認知症のリスクになることも
2024.07.04

歯周病検診 2024年度から20歳も対象になったワケ…糖尿病や心筋梗塞、認知症のリスクになることも

 病気や健康の疑問に、読売新聞の医療サイトのキャラクター、ヨミドックが答えます。今回のテーマは「歯周病検診」です。  Q  歯周病はどんな病気?  ヨミドック  歯の表面の歯周病菌が歯肉に入り込み、慢性的な炎症を引き起こして、歯を支える骨を溶かします。日本人が歯を失

【闘病】精密検査で一度は“良性”と告げられたはずが「乳がん」に…
2024.07.03

【闘病】精密検査で一度は“良性”と告げられたはずが「乳がん」に…

S.Rさん(仮称)は、健康診断で精密検査の必要性を指摘され、その後の検査で「乳がん」が発覚し、手術や抗がん剤治療などを経験しました。主に女性に発症する乳がんですが、治療内容や闘病の大変さを知る人はそれほど多くありません。S.Rさんの話から乳がん検診の大切さ、標準治療の内容、患者さんの苦労などを

「もっと早くがんを見つけていればよかったんですよね。悔やんでも悔やみきれません」…検診を受けていたら結果は変わった?
2024.07.03

「もっと早くがんを見つけていればよかったんですよね。悔やんでも悔やみきれません」…検診を受けていたら結果は変わった?

 がん研有明病院院長補佐の高野利実さんが、がん治療に関する素朴な疑問にQ&A形式でお答えします。 がんがわかったとき、すでに遠隔転移がある「進行がん」でした。根治は無理で、手術もできなくて、あとは抗がん剤しかないと言われています。 「早期発見・早期治療が大切」という

「悪い部分は取る」「髪が抜ける前に金髪」がんで子宮と卵巣を全摘した“鬼メンタル”女優の闘病記
2024.06.29

「悪い部分は取る」「髪が抜ける前に金髪」がんで子宮と卵巣を全摘した“鬼メンタル”女優の闘病記

 若いころから生理不順で、生理痛も重かったという西丸さん。その“慣れ”から、自分の身体がSOSを出していることに気がつかなかった。それでも、「なってしまったものは仕方がない。治る可能性を信じています」と治療への思いは前向きだ。「去年、人生で初めて受けた健康診断をきっかけに子宮体が

「パンツの中をのぞいて陰毛検診」問題 それ以上にヤバかった“擁護派医師”の衝撃発言(中川淳一郎)
2024.06.29

「パンツの中をのぞいて陰毛検診」問題 それ以上にヤバかった“擁護派医師”の衝撃発言(中川淳一郎)

 群馬県みなかみ町の小学校で行われた内科検診で、70代の男性医者が約100人の児童のパンツの中をのぞき、陰毛の有無を確認しました。保護者が訴え出て、学校は謝罪。医者は、成長と成熟のアンバランスさを見ることが重要だとの考え方からこの行為に及んだようです。触られたと言う女児もいたということですが、

治らない口内炎、じつは「がん」の可能性も⁉放置するとヤバい口内炎の特徴
2024.06.28

治らない口内炎、じつは「がん」の可能性も⁉放置するとヤバい口内炎の特徴

いつの間にかできて、なかなか治らない口内炎。余程ひどいものでない限りは治るまで放置するのが一般的ですが、口内炎の放置が最悪の事態を招くこともあるんだとか。つのだデンタルクリニックの院長で、口腔外科と歯科心身症の専門家である角田智之氏に聞きました。口腔内にできるものの

問診票をマイナポータルで入力可能に、乳幼児健診で一部の自治体にて利用開始
2024.06.28

問診票をマイナポータルで入力可能に、乳幼児健診で一部の自治体にて利用開始

 デジタル庁は、マイナンバーカード、およびマイナポータルを利用した乳幼児検診を一部の自治体で開始した。 問診票や予診票を事前にマイナポータルから入力することで、紙の問診票・受診券を持参せずに、マイナンバーカードのみで検診を受けることができる。6月25日から青森県むつ市で乳幼児検診

【乳がん検診は受けないという選択肢もある】知っておくべきがんの特異性と、検診のメリット・デメリット
2024.06.28

【乳がん検診は受けないという選択肢もある】知っておくべきがんの特異性と、検診のメリット・デメリット

病気や症状、生活環境がそれぞれ異なる患者の相談に対し、患者の心身や生活すべてを診る家庭医がどのように診察して、健康を改善させていくか。患者とのやり取りを通じてその日常を伝える。<本日の患者>M.T.さん、41歳、女性、スーパーマーケット勤務。「先生、あのタレントも乳

デーモン閣下「早期の癌」を克服「がん検診に行くべし!」
2024.06.27

デーモン閣下「早期の癌」を克服「がん検診に行くべし!」

 デーモン閣下(悪魔。アーティスト。10万61歳)が26日、「早期の癌」を克服したことを報告した。 デーモン閣下は今年2月に、日頃よりお世話になっているかかりつけ医に勧められて、内視鏡による検査をした。その際、本来の検査目的ではない部位において早期の癌を見つけることができたという

薄くなってきた歯は治せる?虫歯に一生ならない人っている?【働く30代が知っておくべき歯のすべて】
2024.06.26

薄くなってきた歯は治せる?虫歯に一生ならない人っている?【働く30代が知っておくべき歯のすべて】

オーラルケアについての細かい疑問はまだまだいっぱい! 照山先生にズバリお答えいただいたのでご紹介!●教えてくれたのは歯科医・歯学博士 照山裕子先生歯科クリニックにて診療を続ける傍ら、口腔ケアの伝道師としてメディア出演も多数。近著は『“食べる力”を落とさ

女性の死亡原因1位!あなたの大腸がんリスクをチェック【専門医監修】
2024.06.26

女性の死亡原因1位!あなたの大腸がんリスクをチェック【専門医監修】

大腸がんは日本人女性の臓器別の死亡者数で最も多いがんです。ただし、生活習慣の見直しやがん検診で発症や死亡のリスクを大幅に下げられることが国内外の最新研究でわかってきています。まずは、大腸がんになるリスクをチェックしてみましょう。国立がん研究センター中央病院 大腸外科長。1990年

歯科医礼賛 美村里江のミゴコロ
2024.06.24

歯科医礼賛 美村里江のミゴコロ

社会人になったら「医師、弁護士、警察官」の知り合いを作るべし、というような話がある。若い頃はピンとこなかったが、仕事を続けるうちに「確かに」と納得する四十路である。一方、私はこの中に腕のいい「歯科医師」も入れたい。実際に今お世話になっている先生が素晴らしいからだ。現

女児の陰毛を診察した「専門医」は、なぜ「今後も見る」と開き直ったか…元大学教授がトンデモ行動に出る根本原因
2024.06.23

女児の陰毛を診察した「専門医」は、なぜ「今後も見る」と開き直ったか…元大学教授がトンデモ行動に出る根本原因

■「するなと言うなら見逃しを許容するしかない」 群馬県みなかみ町立小学校で6月4日におこなわれた健康診断で、70代の男性小児科医が児童の下半身を下着をおろして視診していた問題は、その発生直後からテレビをはじめ多くのメディアで報じられ、ネットでも瞬く間に賛否の議論が沸騰した。

「健康診断」と「人間ドック」の違いはご存知ですか? 検査項目の選び方を医師が解説
2024.06.21

「健康診断」と「人間ドック」の違いはご存知ですか? 検査項目の選び方を医師が解説

「人間ドック」では、一般的な健康診断よりも詳細に健康状態をチェックします。しかし、施設によって提供するメニューが多様で、料金も高額になりやすく、どの検査を受けるべきか、どの施設を選ぶべきか迷うことも多いでしょう。今回は、内視鏡専門医・指導医の石岡先生に人間ドックのポイントを解説いただき、賢く受

【40代、50代・ポスト更年期の基礎知識】更年期後に重要な「骨密度検査」「生活習慣病検査」は自治体の検診でも可能。『1に検診、2に検診』を心がけよう!
2024.06.20

【40代、50代・ポスト更年期の基礎知識】更年期後に重要な「骨密度検査」「生活習慣病検査」は自治体の検診でも可能。『1に検診、2に検診』を心がけよう!

つらい更年期症状が終わり、ポスト更年期に入っても検診は欠かせない。人間ドックに行くのが億劫という人も、自治体で行う検査を受けるだけでも異常値や経年変化がわかり、病気の予防につなげられる。とくにこの世代から問題が起こりがちな骨密度検査、生活習慣病の検査は有効だ。産婦人科医の吉形玲美さんに詳しく教

山田邦子、乳がん検診3年休んでいたら3つのがんが見つかり検診の大切さ実感「病院は元気なときに訪れる場」
2024.06.19

山田邦子、乳がん検診3年休んでいたら3つのがんが見つかり検診の大切さ実感「病院は元気なときに訪れる場」

「洋服についたしょうゆのシミは早く処理すれば消えるけど、時間が経つほど落ちにくいでしょう。がんも同じで、検診で早く見つけるほど治りやすいんです」そう語るのは山田邦子(64才)。2007年、テレビ番組『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』(テレビ朝日系)の乳がん特集に出演し、早

妊婦検診の補助拡大へ 神奈川県が検討会議を設置へ
2024.06.18

妊婦検診の補助拡大へ 神奈川県が検討会議を設置へ

神奈川県は妊娠中の人が受ける妊婦検診について、補助のあり方やデジタル技術の活用について話し合う検討会を設ける考えを示しました。18日の県議会の答弁のなかで、黒岩知事が明らかにしました。 質問した議員は、「妊婦検診の補助額は全国平均が約10万8000円なのに対し、神奈

70代のタクシー運転手の半数に視野などの異常、運転手を対象にした初の眼科検診で明らかになった不都合な事実
2024.06.18

70代のタクシー運転手の半数に視野などの異常、運転手を対象にした初の眼科検診で明らかになった不都合な事実

 交通事故は継続的に減少傾向にあるが、2023年に気になる変化がみられた。警察庁のデータによると、交通事故は順調に減っているのだが、自動車乗車中の重傷者は過去10年で初めて増加に転じたのだ。 背景にはシートベルト非着用や携帯電話の使用といった問題のほか、高齢運転者の増加の問題もあ

「乳房の発達も目で見た」「陰毛の確認は全ての生徒に行なった」 小学校の内科検診に苦情相次ぐ…“気持ち悪さ”の背景と検診のアップデートを考える
2024.06.12

「乳房の発達も目で見た」「陰毛の確認は全ての生徒に行なった」 小学校の内科検診に苦情相次ぐ…“気持ち悪さ”の背景と検診のアップデートを考える

 群馬県みなかみ町の小学校で、内科検診中に「医師に下半身を見られた」「触られた」といった苦情が相次ぎ、泣き出す児童もいたという。 担当した70代の学校医は「成熟と成長のずれ、第2次性徴を見るのがとても大事。乳房の発達も目で見て確認した。触ってはいない。肌に触れたのは肝臓の肥大を確

【闘病】『検診へ行った自分を褒めたい』海外在住で“乳がん”を早期発見。「死」を感じて変わった人生観
2024.06.11

【闘病】『検診へ行った自分を褒めたい』海外在住で“乳がん”を早期発見。「死」を感じて変わった人生観

日本では、「乳がん」は9人に1人が罹患するとも言われ、40歳以降になると定期検診の案内が届きます。今回お話を聞いた加藤さんは、日本と医療制度の違う海外・オーストラリアに在住。自発的に乳がん検診を受けたところステージ0の乳がん(DCIS)が発覚しました。そこで、慣れない病院探しや手