# 左派・リベラル勢力

暗殺未遂「ハリス氏が事件誘発」 トランプ氏が決めつけ
2024.09.17

暗殺未遂「ハリス氏が事件誘発」 トランプ氏が決めつけ

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は16日、暗殺未遂事件の容疑者が民主党候補ハリス副大統領の「言葉を信じ、行動した」とFOXニュースの番組で語った。自身を敵視するハリス陣営が事件を誘発したと決めつけ、11月5日の投開票まで50日に迫る中、攻撃材料にする狙いがある。

トランプ氏 事件の原因はバイデン政権だと非難  事件から一夜明け
2024.09.17

トランプ氏 事件の原因はバイデン政権だと非難  事件から一夜明け

アメリカのトランプ前大統領は暗殺未遂と見られる事件が起きた原因は、バイデン政権による政治的な攻撃の結果だと非難しました。 トランプ氏は16日、自身のSNSに、「バイデン氏とハリス氏の政敵である私に打撃を与えることを目的とした馬鹿げた裁判によって、アメリカが憎悪と中傷と不信の新たな

新内閣は「極右に依存」 前大統領、不信任に賛成 仏
2024.09.09

新内閣は「極右に依存」 前大統領、不信任に賛成 仏

 【パリ時事】7月のフランス総選挙で下院議員に返り咲いた左派・社会党のオランド前大統領(70)は9日、バルニエ新首相が樹立する内閣は「存続を極右の善意に頼る」ことになると批判し、下院に不信任案が提出されれば賛成すると表明した。 公共ラジオのフランス・アンテルで語った。 

「国民が無視された」仏全域で11万人のデモ…新首相任命の影響長引く
2024.09.09

「国民が無視された」仏全域で11万人のデモ…新首相任命の影響長引く

「選挙を盗まれた」「国民を無視している」このようなスローガンを掲げたデモ隊が7日(現地時間)、フランス全域で通りを練り歩いた。5日、マクロン大統領が右派共和党出身のミシェル・バルニエ元農水産相を新首相に任命したのに伴う反発が連日続いている。特に今回の総

フランス全土でデモ、マクロン氏の首相選出に抗議
2024.09.08

フランス全土でデモ、マクロン氏の首相選出に抗議

John Irish[パリ 7日 ロイター] - フランスのマクロン大統領が中道右派のベテラン政治家ミシェル・バルニエ氏を首相に指名したことを受けて、フランス全土で7日、抗議デモが行われた。これに先立ち、左派連合は7月の総選挙で最大勢力となったにもかかわらず

バルニエ仏新首相、移民政策に強硬姿勢 大統領の主要政策は堅持
2024.09.07

バルニエ仏新首相、移民政策に強硬姿勢 大統領の主要政策は堅持

[パリ 6日 ロイター] - フランスのバルニエ新首相は6日、マクロン仏大統領の主要政策の一部を擁護する意向を示唆した。政府の移民問題に対する措置は強化するとし、強硬姿勢を示した。首相指名後初のインタビューに応じたバルニエ氏は、同氏の政権にはマクロン氏率いる中道与党連合の

「まるでナチ」危険な極右政党が快進撃のドイツで「いま起きていること」…”憎悪”や”排斥”で社会を分断させた「本当の悪者」は誰なのか
2024.09.07

「まるでナチ」危険な極右政党が快進撃のドイツで「いま起きていること」…”憎悪”や”排斥”で社会を分断させた「本当の悪者」は誰なのか

9月1日夜、選挙の出口調査の速報を伝えるアナウンサーの顔がこわばっていた。この日、旧東独の2州での州議会選挙が行われたのだが、その結果、両州とも、社民党(SPD)、緑の党(Grüne)、自民党(FDP)が、ほぼ壊滅。この3党は現政権の与党であるから、国政に対する国民の不満が、州の選挙で炸裂した

仏新首相にバルニエ氏指名 第1党の左派連合反発、政界の混迷続く
2024.09.06

仏新首相にバルニエ氏指名 第1党の左派連合反発、政界の混迷続く

 フランスのマクロン大統領は5日、新首相に元外相で、第4党の右派・共和党出身のミシェル・バルニエ氏(73)を指名した。6~7月の国民議会(下院、定数577)選ではどの政党グループも過半数に届かず、マクロン氏は各党に配慮し、バルニエ氏を選んだ。だが、選挙で最多の議席数を獲得した左派連合は強く反発

ドイツで《ナチスそっくり》の極右政党、ここへきて支持を集める理由…背景に国民が揺らいだ「2つの事件」が起こっていた
2024.09.04

ドイツで《ナチスそっくり》の極右政党、ここへきて支持を集める理由…背景に国民が揺らいだ「2つの事件」が起こっていた

9月1日に行われたドイツの地方選挙で、極右政党が躍進し、遂に第一党となった。その背景には何があるのか。そして、ドイツの今後はどうなるのか。旧東ドイツのチューリンゲン州とザクソン州で、9月1日に州議会選挙が行われた。移民や難民の排斥を主張する極右のAfD(ドイツのための選択肢)が躍

フランス首相候補にボーデ氏浮上 政府の諮問機関議長 仏報道
2024.09.03

フランス首相候補にボーデ氏浮上 政府の諮問機関議長 仏報道

 フランスのマクロン大統領が、選出が難航している新首相に政府の諮問機関「経済社会環境評議会(CESE)」の議長を務めるティエリー・ボーデ氏(62)の起用を検討していることが明らかになった。仏メディアが2日、大統領周辺者の情報として一斉に報じた。 フィガロ紙などによると、ボーデ氏は

仏大統領、左派連合からの首相指名を排除 政治空白続く
2024.08.27

仏大統領、左派連合からの首相指名を排除 政治空白続く

Elizabeth Pineau[パリ 26日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は26日、左派連合「新人民戦線(NFP)」から首相を指名する可能性を排除し、27日に各政党との新たな協議を開始すると明らかにした。大統領府が発表した。マクロン氏はNFP主

次期首相任命へ協議継続 「左派内閣はない」 仏大統領
2024.08.27

次期首相任命へ協議継続 「左派内閣はない」 仏大統領

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は26日、次期首相の任命に向けた各党代表との会談で結論に至らず、協議継続を決めた。 7月の総選挙で過半数を制した陣営はなく、下院での多数派形成が難航。政治空白が長期化している。 選挙で最多議席を獲得した左派4党連合は、独自に擁立

【グローバルフォーカス】注目されるハリス候補の外交・安保政策方向
2024.08.23

【グローバルフォーカス】注目されるハリス候補の外交・安保政策方向

米民主党大統領候補に確定したカマラ・ハリス副大統領が「反トランプ戦線」に活気を吹き込んでいる。民主党が久しぶりに勝機をつかんだのは確かだが、政治分裂は相変わらずであり、米国の11月の大統領選挙はいつも接戦となる。ハリス氏が大統領選挙で勝利すれば、どんな政策を見せるのだろうか。これまではポピュリ

仏新首相選出が大詰め マクロン大統領、各政党グループと面会へ
2024.08.22

仏新首相選出が大詰め マクロン大統領、各政党グループと面会へ

 フランスの新首相選出が大詰めを迎えている。マクロン大統領は23日から、各政党グループの代表者をエリゼ宮(大統領府)に招いて会談し、その結果を踏まえて首相を指名する。指名は8月末から9月初めにずれ込む可能性もある。 6~7月の国民議会(下院)選では、社会党、共産党、急進左派「不服

フランスの左派は、自分たちが望む経済システムを語るべきときがきた
2024.08.22

フランスの左派は、自分たちが望む経済システムを語るべきときがきた

この記事は、世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる連載「新しい“眼”で世界を見よう」の最新回です。7月に実施されたフランスの議会下院の選挙では、左派連合の「新人民戦線」が相対多数を得る結果となった。しかし、フランスの政

ベネズエラで一斉デモ マドゥロ大統領「3選」を否定
2024.08.18

ベネズエラで一斉デモ マドゥロ大統領「3選」を否定

 南米ベネズエラで17日、反米左派のマドゥロ大統領の3選を否定する一斉デモが行われ、野党支持者らが統一候補ゴンサレス氏の勝利を訴えた。 大統領選は7月28日に実施。マドゥロ派が牛耳る中央選管当局は根拠を示さないまま、マドゥロ氏が得票率約52%で当選したと宣言。野党側はゴンサレス氏

オマル米下院議員、民主党予備選に勝利 左派への逆風跳ね返す
2024.08.14

オマル米下院議員、民主党予備選に勝利 左派への逆風跳ね返す

Richard Cowan[ワシントン 13日 ロイター] - 米民主党左派のイルハン・オマル下院議員(ミネソタ州)は13日、11月の下院選に向けた党の予備選で勝利した。同氏は「スクワッド」と呼ばれる革新派の一人。これまでにスクワッドの議員2人が予備選で敗れている。

なぜ蓮舫氏は「惨敗」に学ばないのか…過去の成功体験にすがる「立憲民主党」が縁を切るべき“頼りがいのある味方”
2024.08.04

なぜ蓮舫氏は「惨敗」に学ばないのか…過去の成功体験にすがる「立憲民主党」が縁を切るべき“頼りがいのある味方”

 今秋か、はたまた来年か――。未だはっきりとしないものの、いずれにせよそう遠くない未来に行われる衆院選。その行く末を占う一つの試金石が、7月7日投開票の東京都知事選だった。自民党の支持率が下がる中で、立憲民主党とその支持者、野党共闘を呼び掛ける人々の期待を一身に集め、立候補したのが蓮舫氏だ。立

次期首相、任命は五輪後 左派候補を拒否 仏大統領
2024.07.24

次期首相、任命は五輪後 左派候補を拒否 仏大統領

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は23日、アタル内閣の総辞職に伴う次期首相の任命について、26日に開幕するパリ五輪期間中の混乱を避けるため、8月中旬の閉幕後になるという認識を示した。 仏テレビのインタビューで語った。 7日の総選挙で下院の最大勢力となった左派連

波乱続きの欧州政治、英仏総選挙で「左派」勝利の陰に止まらぬ極右台頭…ウクライナ支援と移民増大に不満噴出
2024.07.23

波乱続きの欧州政治、英仏総選挙で「左派」勝利の陰に止まらぬ極右台頭…ウクライナ支援と移民増大に不満噴出

 ヨーロッパを代表する2つの国、英国とフランスで総選挙が行われ、いずれも左派が議席を大きく伸ばしました。英国では労働党政権が発足しています。近年、両国だけでなく欧州全体で右派の伸長が目立っていただけに、「意外な結果」との受け止めが多いようです。いま、欧州で何が起きているのでしょうか。やさしく解