# 左派・リベラル勢力

バイデン氏の撤退表明 欧州で左派系首脳、相次ぎ称賛 「尊敬に値する」とショルツ独首相
2024.07.22

バイデン氏の撤退表明 欧州で左派系首脳、相次ぎ称賛 「尊敬に値する」とショルツ独首相

バイデン米大統領が21日に大統領選からの撤退を表明したことに対し、欧州の左派系首脳たちは相次いで決断をたたえた。ドイツでは、社会民主党のショルツ首相が「大統領選に再選出馬しないというバイデン氏の決断は尊敬に値する」とSNSに書き込んだ。「バイデン氏のおかげで北大西洋条約機構(NA

堀江貴文「蓮舫氏が石丸伸二氏に負けたのは当然。左派・リベラルは蛸壺化している」「テレビはとっくの昔にYouTubeに負けている」
2024.07.20

堀江貴文「蓮舫氏が石丸伸二氏に負けたのは当然。左派・リベラルは蛸壺化している」「テレビはとっくの昔にYouTubeに負けている」

 過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は、現職の小池百合子氏が3選し、強さを見せつけた。その一方で、元安芸高田市長の石丸伸二氏が2位、蓮舫氏が3位になり、左派・リベラル勢力を驚愕させた。 実業家の堀江貴文氏は「蓮舫支持者はテレビを見ている層が多かったが、一方で石丸支持者の多

フランス議会選挙 混迷極める政権発足への道 極右誕生回避も「いばら」は続く
2024.07.18

フランス議会選挙 混迷極める政権発足への道 極右誕生回避も「いばら」は続く

 政治体制が制度疲労を起こしているフランス。極右政権誕生こそ回避したが、得票率をみると、一時しのぎのままでは極右や極左がさらに伸長する可能性がある。◇極右の政権奪取は先送り 極右政党「国民連合(RN)」による政権奪取が不安視されたフランスの国民議会(下院)選挙では、

【フランス総選挙】極右が勝利したほうがマシだった? 左派連合の“逆転勝利”で待ち受ける混乱
2024.07.17

【フランス総選挙】極右が勝利したほうがマシだった? 左派連合の“逆転勝利”で待ち受ける混乱

 フランス総選挙では、マリーヌ・ルペンが実質的な指導者である極右のRN(国民連合)の勝利が予想されていた。だが同党は3位に留まり、左派連合のNFP(新人民戦線)が首位、中道のマクロン大統領派のENS(アンサンブル)が2位、旧ドゴール派の共和党(LR)中心の右派が4位となった。どのグループも過半

総選挙で右から左に振れたフランス、左派連合は「原発」に対する姿勢で対立
2024.07.16

総選挙で右から左に振れたフランス、左派連合は「原発」に対する姿勢で対立

2024年6月に実施した欧州議会選挙での極右台頭や、総選挙での左派逆転勝利など、フランス政治が混迷している。パリ五輪を直前に控え、この政局は、気候変動や人権政策にどう影響するのか。世界有数の原発大国のエネルギー政策は変わるのか。同国政治に詳しい慶應義塾大学経済学部の大嶋えり子准教授に寄稿しても

パリ五輪は無事に開催されるのか…「都知事選以上の大番狂わせ」が起きたフランス総選挙のカオスぶり
2024.07.15

パリ五輪は無事に開催されるのか…「都知事選以上の大番狂わせ」が起きたフランス総選挙のカオスぶり

■欧州議会選で惨敗したマクロン大統領が解散を宣言 7月7日の総選挙の後、フランスがカオスに陥っている。これで今月末、オリンピックがつつがなく開催できるのだろうかというのが、私の単純な懸念だ。 あまり興味のなかった読者のために、少しおさらいをすると、そもそもの始まりは

ポピュリスト右派とウォーク左派の共謀【寄稿】
2024.07.15

ポピュリスト右派とウォーク左派の共謀【寄稿】

 極右ポピュリズムがふたたび力を増している。ポピュリスト右派は、自分たちが左派が課す抑圧的な強要に対抗して「穏健な正常性」を擁護しているというレトリックを繰り返し用いる。たとえば、これらの人たちは、ウォーク(woke:覚醒した、目覚めた)左派の「キャンセル・カルチャー」が、個人に異性愛者だった

【仏国民議会選】「極右勝利」を阻止するも「与党連合の勝利」もなし、五輪目前で「嫌われ者ぶり」発揮したマクロン
2024.07.13

【仏国民議会選】「極右勝利」を阻止するも「与党連合の勝利」もなし、五輪目前で「嫌われ者ぶり」発揮したマクロン

 (国際ジャーナリスト・木村正人)■ ルペン氏「勝利は先延ばしにされただけ」 [ロンドン]6月30日と7月7日の2回投票が行われたフランス国民議会選(下院、定数577)で、欧州議会選や第1回投票で首位に立った「国民連合」(旧国民戦線)の極右連合は“急造”左派連合とエ

フランスの左派連合、首相候補選べず-マクロン氏は大連立呼びかけ
2024.07.12

フランスの左派連合、首相候補選べず-マクロン氏は大連立呼びかけ

(ブルームバーグ): フランスの国民議会(下院)で最多議席を獲得した左派連合の「新人民戦線」は、団結して首相候補を選ぶことができずにいる。誰を選ぶかよりも、グループ内の意見の相違の方が重要な問題かもしれない。マクロン大統領の中道派を含めた他のグループに、穏健なメンバーを引き抜く機

左派連合が最大勢力に フランス下院選 逆転劇の背景は【WBS】
2024.07.11

左派連合が最大勢力に フランス下院選 逆転劇の背景は【WBS】

フランスで7日に行われた議会下院にあたる国民議会選挙の決選投票が締め切られた直後、左派連合の支持者は歓声を上げました。極右政党が優勢との事前予想を覆し、最大勢力となりました。「現地パリには立花剛記者がいます。立花さん、逆転劇の背景には何があるのでしょうか?」(相内優香キャスター)

マクロン大統領、大連立呼びかけ 仏総選挙受け、左派は反発
2024.07.11

マクロン大統領、大連立呼びかけ 仏総選挙受け、左派は反発

 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は10日、国民議会(下院)総選挙でいずれの勢力も過半数を獲得できなかったことを受け、下院での「強固な多数派の構築」を呼びかけ、安定した大連立内閣の確立を求めた。新首相の任命には時間がかかる見通しも示した。だが総選挙で第1勢力となり、首相の選出を目指す左派連

仏の政治的膠着状態、予算案採決の9月までに解消望む=中銀総裁
2024.07.11

仏の政治的膠着状態、予算案採決の9月までに解消望む=中銀総裁

[パリ 11日 ロイター] - フランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁は11日、議会が予算案を採決しなければならない9月までに現在の国内の政治的膠着状態が解消されることを望むと述べた。国民議会(下院)総選挙で3勢力が台頭し、政権樹立への道筋が見えない状態となってい

「どうしてあんな候補が当選?」民主主義の“終焉論”と“過剰論”の対立から見える問題点
2024.07.11

「どうしてあんな候補が当選?」民主主義の“終焉論”と“過剰論”の対立から見える問題点

 古代ギリシアからルーツがある民主主義。その歴史は人類の発展とともにあったと言えよう。しかし、現在はこれまでの常識では考えられないような候補者が当選するなどの事態が起こり、民主主義のあり方に疑問が呈されている。民主主義への“終焉論”と“過剰論”の対立も見られるが、こうした現状と問題点を中島啓勝

韓国で「反日大復活」が”不安視”されるウラで、いま韓国で起きている「ほんとうのこと」
2024.07.11

韓国で「反日大復活」が”不安視”されるウラで、いま韓国で起きている「ほんとうのこと」

最近の韓国を見ていて、「民意」とは何かとつくづく感じる騒動があった。2022年の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に関連する虚偽報道を行う見返りとして、多額の金品を授受した背任、贈収賄、名誉毀損などの疑いで、容疑者2人に逮捕状が出されたという。もともと尹政権では、左派

フランス次期首相は誰か-現職や左派、テクノクラートら候補ひしめく
2024.07.10

フランス次期首相は誰か-現職や左派、テクノクラートら候補ひしめく

(ブルームバーグ): 議会解散・総選挙でフランスを政治的混乱に陥れたマクロン大統領は、いまや前途を描ける首相を見つけるという難題に直面している。総選挙の結果、マクロン氏の権力基盤は一段と縮小した。同氏の中道グループは左派連合「新人民戦線」とマリーヌ・ルペン氏が実質的に率いる極右政

仏経営者団体トップ、左派の政策実施なら経済「衰退」と危惧
2024.07.10

仏経営者団体トップ、左派の政策実施なら経済「衰退」と危惧

(ブルームバーグ): フランスの経営者団体、フランス企業運動(MEDEF)のパトリック・マルタン会長は、7日の国民議会(下院)選挙の決選投票で最多議席を獲得した左派政党連合の政策が、経済にとって危険だと述べた。マルタン氏は仏日刊紙レゼコーのインタビューで、左派連合「新人民戦線」の

仏ソブリン格付けに引き下げリスク、選挙受け=ゼネラリ・アセット幹部
2024.07.10

仏ソブリン格付けに引き下げリスク、選挙受け=ゼネラリ・アセット幹部

[ムンバイ 9日 ロイター] - フランス国民議会(下院)総選挙の結果を受け、ゼネラリ・アセット・マネジメントの債券部門責任者マウロ・バレ氏は9日、フランスのソブリン格付け「AA」が格下げ方向のリスクにさらされているとの見解を示した。格付け会社による再評価は9月ごろとなるとの見方も示し

劇的すぎたフランス議会選挙で発揮された「共和戦線」の威力
2024.07.09

劇的すぎたフランス議会選挙で発揮された「共和戦線」の威力

フランスで7月7日、国民議会選挙の決選投票がおこなわれ、予想に反して左派の連合が最多の議席数を獲得し、極右政党を抑えて最大勢力となった。議会下院に当たる国民議会の議席数は577。今回の決選投票では左派の連合「新人民戦線」が180議席、エマニュエル・マクロン大統領率いる中道の「与党

仏左派連合、中道連合との連携否定 公約実現に意欲
2024.07.09

仏左派連合、中道連合との連携否定 公約実現に意欲

Estelle Shirbon Tassilo Hummel[パリ 9日 ロイター] - フランス国民議会(下院)選の決選投票で第1勢力となった左派連合「新人民戦線(NFP)」に参加する政党の代表は、多額の歳出を必要とする選挙公約を全て実現する意向を表明、NFP以外の勢力

想定外だったフランス総選挙、左派連合が躍進したフランスに忍び寄る財政危機の足音
2024.07.09

想定外だったフランス総選挙、左派連合が躍進したフランスに忍び寄る財政危機の足音

 フランスで実施された総選挙では、事前予想に反して左派連合が躍進。議会第一政党の座を獲得した。 一回目の総選挙で首位に立っていた右派政党・国民連合が首相を擁立する可能性は消えたが、国民の「マクロン疲れ」が進む中、マクロン大統領の求心力低下は鮮明だ。 欧州連合(EU)