# 国際博覧会協会

万博中のIR工事 博覧会国際事務局長「6月に初めて聞いた」 調整不調ならIR撤退も
2024.08.25

万博中のIR工事 博覧会国際事務局長「6月に初めて聞いた」 調整不調ならIR撤退も

2025年大阪・関西万博の開催期間中に隣接地でカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の建設工事が行われる問題をめぐり、博覧会国際事務局(BIE)のディミトリ・ケルケンツェス事務局長が25日までに産経新聞の書面インタビューに応じた。同氏は「万博の安定的な運営に深刻な問題」と懸念を示し、万博の成功

トンボ、セミ、コオロギ…万博会場に誕生した新たな生態系
2024.08.23

トンボ、セミ、コオロギ…万博会場に誕生した新たな生態系

 2025年大阪・関西万博の会場となる大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)に、新たな生態系が誕生した。会場中心部の約2・3ヘクタールに整備される「静けさの森」。阪神甲子園球場の半分強のスペースに、1970年大阪万博が開かれた万博記念公園(大阪府吹田市)などから樹木約700本が移植済みで、中央には直

万博初のペット同伴、一転見送り提案へ 万博協会、反対受け再検討
2024.08.23

万博初のペット同伴、一転見送り提案へ 万博協会、反対受け再検討

 2025年大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会が、会場へのペット同伴の実施見送りを9月の理事会で提案することが22日、わかった。万博史上初の取り組みとして実施案をつくり、6月の理事会で承認を得ようとしたが、賛否が分かれ、結論を先送りしていた。 9月中旬に開く予定の理事会で

「子どもたちにリアルな体験を」ミャクミャクが来年4月に開幕する大阪・関西万博をアピール
2024.08.02

「子どもたちにリアルな体験を」ミャクミャクが来年4月に開幕する大阪・関西万博をアピール

「子どもたちにリアルな体験を提供したい」。来年4月から開催される大阪・関西万博を前に、公式キャラクター「ミャクミャク」が2日にFBCを訪れ、親子そろっての来場を呼びかけました。万博には現時点で160以上の国と地域が参加を表明しています。「ミャクミャク」と一緒に訪れた

大阪・関西万博で最大級パビリオン「未来の都市」を初公開 大阪湾に面した形で2025年2月に完成予定
2024.07.17

大阪・関西万博で最大級パビリオン「未来の都市」を初公開 大阪湾に面した形で2025年2月に完成予定

開催まであと1年を切った『大阪・関西万博』。7月17日に「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」が発表会をおこない、数ある展示のなかでも最大級とされるパビリオン「フューチャーライフ万博 未来の都市」についてや、共通展示の内容を中心に施設の外観や展示の構成などが初公開された。■

大阪万博、Society 5.0目指す「未来の都市」概要発表
2024.07.17

大阪万博、Society 5.0目指す「未来の都市」概要発表

2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博『未来の都市』」におけるパビリオンの展示内容として、博覧会協会が主体として実施する「共通展示」について発表した。「未来の都市」は、博覧会協会と12者の企業・

費用高騰に屈した「万博の華」 海外パビリオン「タイプA」は2割減
2024.07.12

費用高騰に屈した「万博の華」 海外パビリオン「タイプA」は2割減

 自見英子万博担当相は12日の記者会見で、2025年大阪・関西万博に自前でパビリオンを建設する国は47カ国になるとの見通しを発表した。「タイプA」と呼ばれるパビリオンで、各国が独創的なデザインを競うことから「万博の華」と呼ばれる。当初は約60カ国が希望していたが、資材や人件費の高騰などを背景に

海外パビリオンB、Cが完成 ヨルダンに初めて引き渡し 大阪万博
2024.07.11

海外パビリオンB、Cが完成 ヨルダンに初めて引き渡し 大阪万博

 2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は11日、海外パビリオンのうち、協会が建設して参加国が個別に借り受ける「タイプB」の建物を、ヨルダンに初めて引き渡した。共同入居型の「タイプC」と合わせて全9棟が完成し、報道陣に内部を初公開した。 会場の人工島・夢洲(ゆめしま

万博パビリオン建設、タイプAは47カ国 当初は60カ国が希望
2024.07.10

万博パビリオン建設、タイプAは47カ国 当初は60カ国が希望

 2025年大阪・関西万博に、自前でパビリオンを建設する国の数が47カ国になる見通しであることが判明した。複数の関係者が取材に明らかにした。「タイプA」と呼ばれるパビリオンで、当初は約60カ国が希望していた。独創的なデザインから「万博の華」と称されるが、資材や人件費の高騰を背景に建設業者との契

万博、大屋根再活用は2割か 無償提供なら協会側の負担増の可能性
2024.06.27

万博、大屋根再活用は2割か 無償提供なら協会側の負担増の可能性

2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は27日、会場の大屋根(リング)について、閉幕後に再活用できるのは2割にとどまるとの見通しを示した。活用に関心を持つ自治体などから聞き取った結果で、多くは「ほぼ無償」での提供を前提とした。全て解体する場合に比べて協会に追加負担が生じる可能性が

万博パビリオン、完成数見通し公表へ ペット同伴可否は決定持ち越し
2024.06.27

万博パビリオン、完成数見通し公表へ ペット同伴可否は決定持ち越し

 2025年開催の大阪・関西万博で、参加国が自前で建てる海外パビリオン「タイプA」の建設が遅れている問題で、日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は27日、開幕までに整備が間に合うパビリオンの数を集計して明らかにする考えを示した。 万博ではタイプAの建設の遅れが大きな問題となってい

万博パビリオン、イランも自前での建設断念 「時間がない」
2024.06.26

万博パビリオン、イランも自前での建設断念 「時間がない」

 2025年大阪・関西万博の「国際参加者会議」に出席したイランの関係者は26日、自前で建設する「タイプA」のパビリオンを断念し、日本国際博覧会協会が建設を代行する簡易型「タイプX」に移行する意向を明らかにした。取材に「協会のタイムスケジュールに合わせざるを得ず、時間がない」などと述べた。協会に

「焦点はパビリオンからコンテンツへ」 万博の国際参加者会議閉幕
2024.06.26

「焦点はパビリオンからコンテンツへ」 万博の国際参加者会議閉幕

 奈良市で開かれていた2025年大阪・関西万博の「国際参加者会議」は最終日の26日、海外パビリオンのタイプ別に内装工事や運営方法など実務的な説明があった。会議には約160の国・地域などから計約600人が出席した。 終了後の記者会見で、博覧会国際事務局(BIE)のディミトリ・ケルケ

万博協会、海外パビリオン遅れに現実的な対応できるか タイプ変更に課題 国際会議閉幕
2024.06.26

万博協会、海外パビリオン遅れに現実的な対応できるか タイプ変更に課題 国際会議閉幕

2025年大阪・関西万博の参加国を集め、日本国際博覧会協会が奈良市で開いていた国際会議が26日、閉幕した。深刻化する海外パビリオンの建設遅れなどに関し、協会は各国と協議。工期短縮のために協会が提案している簡易型の「タイプX」への移行も進んでおらず、協会は開幕までの10カ月弱で現実的な対応を迫ら

万博の国際参加者会議、奈良で始まる パビリオン建設の遅れなど協議
2024.06.25

万博の国際参加者会議、奈良で始まる パビリオン建設の遅れなど協議

 2025年大阪・関西万博の参加国161カ国・地域などを対象にした「国際参加者会議(IPM)」が25日、奈良市で始まった。開幕まで残り300日を切る中、海外パビリオン建設などについて、関係者らが26日まで協議する。 IPMでは、25日に公式レセプションなどを予定。26日は海外パビ

パビリオン、数十億円負担増か 簡易型へ移行進まず 大阪・関西万博
2024.06.19

パビリオン、数十億円負担増か 簡易型へ移行進まず 大阪・関西万博

 2025年大阪・関西万博で建設が遅れている海外パビリオンを巡り、日本国際博覧会協会が整備する簡易型パビリオンへの移行が進まず、数十億円を協会で負担する見通しとなっていることが19日、分かった。 会場建設費の予備費130億円から捻出する可能性もあるという。 海外パビ

万博・海外パビリオン 簡易型への移行進まず、日本が数十億円負担
2024.06.19

万博・海外パビリオン 簡易型への移行進まず、日本が数十億円負担

 2025年大阪・関西万博の海外パビリオンについて、参加国による自前建設から日本国際博覧会協会が建設を代行する簡易型への移行が進まず、建設費を回収できないとして、日本側に数十億円規模の費用負担が生じる見通しになった。19日、複数の協会関係者が明らかにした。2度の増額を経て最大2350億円となっ

「マジでやめてくれ」万博サポーターにくまモンが就任…ファンから悲痛な声寄せられる
2024.06.18

「マジでやめてくれ」万博サポーターにくまモンが就任…ファンから悲痛な声寄せられる

 6月17日は吉村洋文大阪府知事の49歳の誕生日だった。吉村知事は自身のXに「本日、誕生日。49歳になりました。 とりあえず、健康第一で頑張ります、やで。皆さんにとっても素晴らしい一年になりますように。」と喜びの気持ちをポストしていた。 そんな吉村知事へのビッグバースデープレゼン

大阪・関西万博「2億円トイレ」 3回目で落札 規模縮小で1.5億円に
2024.06.13

大阪・関西万博「2億円トイレ」 3回目で落札 規模縮小で1.5億円に

 2025年大阪・関西万博の会場に設置予定で、「2億円トイレ」として話題となったトイレのうち、最後まで施工業者が決まっていなかった1カ所が3回目の入札で落札された。落札価格は1億5372万円(税抜き)で、税込みでも2億円を下回った。万博を運営する日本国際博覧会協会が12日、発表した。<

「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
2024.06.04

「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博

 2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は、若手建築家が設計したトイレなど計20施設のコンセプトやイメージ図をホームページで公開している。「2億円トイレ」として物議を醸した施設のほか、江戸時代に大坂城の再建に使われるはずだった「残念石」と呼ばれる巨石を取り入れ、SNS(ネット交流