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「決めたら迷いなく完遂」 佐世保高1同級生殺害事件から10年 元少女の特性、欲求に影響<傷跡・中>
2024.08.01

「決めたら迷いなく完遂」 佐世保高1同級生殺害事件から10年 元少女の特性、欲求に影響<傷跡・中>

 長崎県佐世保市の高1女子同級生殺害事件で、長崎家裁は精神鑑定結果などを踏まえ、加害少女(25)を重度の自閉症スペクトラム障害(ASD)と認定した。ASDが非行に直結したわけではないが、障害のある関係者らに与えた影響は計り知れない。 「当時から変なことを急に話し出す子だった。発言

日本を「楽園のような国」と信じている…親日国・イランで日本人が絶対に言ってはいけないフレーズ
2024.07.23

日本を「楽園のような国」と信じている…親日国・イランで日本人が絶対に言ってはいけないフレーズ

イランとはどんな国なのか。『イランの地下世界』(角川新書)を書いた若宮總さんは「イスラム教の独裁国家というイメージが強いが、実際は全く異なる。イランの人たちは政府を嫌い、イスラム教に嫌気が差している」という――。(聞き手・構成=ジャーナリスト・末並俊司)■イラン人の最大の敵は「イ

まるで時代劇 現役で活躍する古風な井戸 「家の一番の宝」/岡山・津山市
2024.07.22

まるで時代劇 現役で活躍する古風な井戸 「家の一番の宝」/岡山・津山市

 岡山県津山市加茂町桑原の井上多計男さん(88)方の庭に時代劇を思わせる古風な井戸がある。現役で活躍しており、厳しい暑さの中、昔ながらにつるべで水をくみ上げる様子に涼感が漂う。 「家の一番の宝です」。井上さんによると、もともと曽祖父が明治20年ごろに掘ったもので、内部は石を積んで

クフのピラミッドや仁徳天皇陵は「権力の象徴」ではなかった…!大きな「王墓」が造られた「本当の理由」
2024.07.21

クフのピラミッドや仁徳天皇陵は「権力の象徴」ではなかった…!大きな「王墓」が造られた「本当の理由」

クフのピラミッドや、仁徳天皇陵はなぜあんなに大きいのか。河野一隆の著作、講談社現代新書『王墓の謎』はその問題に踏み込んだ新書である。ただそういう素朴な「なぜ昔のお墓はあんなに大きいのですか」という問いに答えただけの新書ではない。もちろんその問いには答え

独右翼雑誌「コンパクト」が発禁処分、ユダヤ人憎悪あおると政府
2024.07.16

独右翼雑誌「コンパクト」が発禁処分、ユダヤ人憎悪あおると政府

Miranda Murray[ベルリン 16日 ロイター] - ドイツ内務省は16日、右翼雑誌『コンパクト』を発禁処分にした。「右翼過激派の代弁者」であり、ユダヤ人や外国人への憎悪をあおっていると非難した。同誌が憲法秩序に反する活動をしているとし、同誌の事務

「得意なこと」は意外と自分では気づけない
2024.07.03

「得意なこと」は意外と自分では気づけない

 文章を書くことを仕事にしたことで、大企業の社長や起業家、科学者など、いわゆる社会的に成功した方々にたくさん取材する機会を得てきました。その数は、3000人を超えています。誰もが知る有名な会社の社長も少なくなく、「こんな機会はない」と本来のインタビュー項目になかったこともよく聞かせてもらいまし

「一歩間違えば落ちて死んでしまう細い道を歩いて…」モンゴル、トルコ、モロッコをめぐる「馬に魅せられた」作家のさすらい紀行
2024.06.18

「一歩間違えば落ちて死んでしまう細い道を歩いて…」モンゴル、トルコ、モロッコをめぐる「馬に魅せられた」作家のさすらい紀行

 漁師だった先祖のルーツやキリスト教弾圧と殉教者の歴史など、時間と場所を越え、独自の視点でテーマを追ってきた星野博美さん。今回のテーマとなった「馬」との出会いは2010年、長崎県五島列島だった。「合宿免許に行った自動車学校に、馬がいたんです。運転が上達せず傷ついた心を、馬が癒やし

「病院をより身近に」白衣の試着や顕微鏡観察 医師や看護師の仕事を体験するフェア開催=静岡市
2024.06.17

「病院をより身近に」白衣の試着や顕微鏡観察 医師や看護師の仕事を体験するフェア開催=静岡市

静岡県静岡市の静岡済生会総合病院は2024年6月8日、院内でさまざまなイベントを行う「済生会フェア」を開催しました。病院によりますと、済生会フェアは2024年で25回目となり、地域の人約2000人が来場したということです。今回のテーマは「インクルーシブ社会の実現のために地域で支え

「いい意味で裏切られた」 日本人の心を射止めた野球チェコ代表選手が自費で再来日 気に入ったものとは
2024.06.16

「いい意味で裏切られた」 日本人の心を射止めた野球チェコ代表選手が自費で再来日 気に入ったものとは

 昨年、日本中が盛り上がった野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。大会出場のため、そのとき初めて来日したチェコ代表のダビド・メルガンスさんは、日本が大のお気に入りになりました。今回は6月中旬に行われた千葉ロッテマリーンズの「チェコ ベースボールデー」に合わせ、自費で再び日本を訪れ

OpenAIの最新モデル「GPT-4o」にスカーレット・ヨハンソンが激怒、くすぶる倫理課題
2024.06.14

OpenAIの最新モデル「GPT-4o」にスカーレット・ヨハンソンが激怒、くすぶる倫理課題

OpenAIは2024年5月13日に新たなAI(人工知能)技術であるGPT-4oを発表したが、女優スカーレット・ヨハンソンはAIの「声」が「自分の声と似すぎている」と抗議した。その背景を読み解いていくと、AI開発企業が抱える二つの重大な課題が浮かび上がってきた。すなわち、倫理が欠け、規模の拡大

異国の地でスマホが壊れたらどうする? 航空券も鉄道のチケットもパーになる恐ろしさ(古市憲寿)
2024.06.13

異国の地でスマホが壊れたらどうする? 航空券も鉄道のチケットもパーになる恐ろしさ(古市憲寿)

 ウズベキスタンとカザフスタンへ行ってきた。紛争の続くアフガニスタンと名前が似ているせいか、「危なくないの」と心配された。現地で会ったアブくんという青年にも「スタンという名前のせいで治安が悪いと思ってませんでしたか」と聞かれる始末。 結論から言うと、おおむね治安は良好で、人は優し

2025年後期“朝ドラ”「ばけばけ」制作決定 ヒロインのモデルは小泉セツ
2024.06.12

2025年後期“朝ドラ”「ばけばけ」制作決定 ヒロインのモデルは小泉セツ

第113作目の連続テレビ小説は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語に決定した。作品名は「ばけばけ」となっており、作中人物、作品に込められた意味などを紹介する。■第113作目「ばけばけ」とは第113作目の連続テレビ小説は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの

「6月とは思えない暑さ」 子どもたちは水遊び 各地で「真夏日」を観測 広島
2024.06.12

「6月とは思えない暑さ」 子どもたちは水遊び 各地で「真夏日」を観測 広島

【安藤記者】「きょうは日差しが照り付けて厳しい暑さですが、子どもたちは水あそびを楽しんでいます」県内では、安芸太田町加計で32.6℃を観測し、今年一番の暑さに。また、広島市中区や世羅町、北広島町大朝では30℃を超え今年初めての真夏日となりました。

「完璧だ…」タックルで“柵破壊”し犯人確保 壊した柵は「修理を手伝う」 アメリカ・オクラホマ州
2024.06.09

「完璧だ…」タックルで“柵破壊”し犯人確保 壊した柵は「修理を手伝う」 アメリカ・オクラホマ州

アメリカ・オクラホマ州で、警察官が柵を突き破って犯人を追跡。犯人へと突き進むための見事なタックルに、同僚の警察官は「完璧だ…」と言葉を漏らした。アメリカ・オクラホマ州で5月19日、警察が盗難車を追跡していると、犯人の車がスピンしてクラッシュを起こした。男は車を乗り捨て、住宅の庭に

ニューヨーク人情酒場 寿司職人が攻略対象の乙女ゲー状態な職場! サイケデリック神絵師ヤスさんの琴線に触れたのはあのアーティスト
2024.05.31

ニューヨーク人情酒場 寿司職人が攻略対象の乙女ゲー状態な職場! サイケデリック神絵師ヤスさんの琴線に触れたのはあのアーティスト

一見華やかな大都会、ニューヨークでの暮らし。しかし、生活にはお金がかかる!生活を維持するために多くの移民が働く場所、それは飲食店。単身やってきたニューヨークで飛び込んだ先は大衆酒場。愉快な同僚と寿司との出会い、そして別れ。仕事って、生活って、幸せってな

スリで稼いだ金で土地・家まで買った女性に地域社会「衝撃」…特別措置に乗り出したイタリアの有名観光地
2024.05.29

スリで稼いだ金で土地・家まで買った女性に地域社会「衝撃」…特別措置に乗り出したイタリアの有名観光地

イタリア・ベネチアがサマーシーズンを控えてスリとの戦争に出た。28日(現地時間)、現地日刊紙「コリエーレ・デラ・セラ(Corriere della Sera)」によると、ベネチア警察当局は今年に入ってこれまでに、スリ窃盗容疑で6人を逮捕して14件の強制追放命令を下した。<

北海道・羅臼で出会った隣客は「面白いですよ…」ひとりで日本全国を巡って知る、観光地に暮らす“よろこび”
2024.05.19

北海道・羅臼で出会った隣客は「面白いですよ…」ひとりで日本全国を巡って知る、観光地に暮らす“よろこび”

夭逝の画家・中園孔二の記憶を訪ねて。『穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って』著者・村岡俊也インタビュー
2024.05.13

夭逝の画家・中園孔二の記憶を訪ねて。『穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って』著者・村岡俊也インタビュー