# 世界大戦

戦争の悲惨さ 平和の尊さを考える企画展 戦後79年 宇治市歴史資料館
1時間前

戦争の悲惨さ 平和の尊さを考える企画展 戦後79年 宇治市歴史資料館

第2次世界大戦の終戦から79年を迎え、戦争と平和を考える企画展が、6日から宇治市で始まりました。宇治市歴史資料館では第2次大戦で、戦地におもむいた人たちの装備品など137点が展示されています。出征する人を、家族や近所の人が祝うのぼりや日の丸の寄せ書きの展示が、送り出す側の市民の高揚感を連想させ

「エンジン多けりゃ速いんじゃない?」実は双発にしたけど無理だった! それでも“使えた機体”とは?
2024.07.05

「エンジン多けりゃ速いんじゃない?」実は双発にしたけど無理だった! それでも“使えた機体”とは?

 第二次世界大戦で運用された戦闘機を確認すると、なぜかプロペラが機体中央に配置された、エンジンが1基のいわゆる単発機が圧倒的に多いです。ジェット戦闘機が圧倒的に多い現代では、エンジンを2基搭載する機体も珍しくありませんが、プロペラ推進が主流だった80年前のレシプロ戦闘機はなぜ、エンジン1基のも

《ブラジル》戦中に迫害された枢軸国移民描く イタリア系監督が実録映画完成 「強制収容に衝撃。信じられない」
2024.07.05

《ブラジル》戦中に迫害された枢軸国移民描く イタリア系監督が実録映画完成 「強制収容に衝撃。信じられない」

 フランシスコ・マルガジ監督(66歳)が、第2次世界大戦中のブラジルで敵性国民として迫害された日独伊三国同盟移民と収容所を題材にしたドキュメンタリー映画『枢軸国の臣民』を2017年から制作しはじめ、6月に完成した。公開日程は未定だが、同監督は「この歴史をより多くの人に知ってほしい」と呼びかけて

「今こそ、強い立場の者が弱い者に手を差し伸べることが必要」『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』エドアルド・デ・アンジェリス監督【インタビュー】
2024.07.03

「今こそ、強い立場の者が弱い者に手を差し伸べることが必要」『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』エドアルド・デ・アンジェリス監督【インタビュー】

 1940年。イタリア海軍の潜水艦コマンダンテ・カッペリーニは、船籍不明の船を撃沈するが、それは中立国ベルギー船籍の貨物船カバロ号だった。サルバトーレ・トーダロ艦長(ピエルフランチェスコ・ファビーノ)はカバロ号の乗組員たちを救助して最寄りの港まで運ぶことを決めるが…。第2次世界大戦中の実話を基

戦車の「回る砲塔」っていつからあるの? 開発したのは自動車メーカー “排ガス地獄の車内”も変えた先見性
2024.06.30

戦車の「回る砲塔」っていつからあるの? 開発したのは自動車メーカー “排ガス地獄の車内”も変えた先見性

 戦車といえば、履帯(キャタピラ)を履いた車体があり、その上に「360度旋回可能な砲塔」を備えるものとイメージできるかもしれません。では、このような戦車の基本形はいつできたのでしょうか。 実は、この形に落ち着いたのは意外と早く、100年以上も前のことです。世界最初の戦車であるイギ

米軍「あれにはやられた」 大戦末期の旧日本海軍がとった「奇跡の作戦」とは “強運艦オールスターズ”集結
2024.06.28

米軍「あれにはやられた」 大戦末期の旧日本海軍がとった「奇跡の作戦」とは “強運艦オールスターズ”集結

 太平洋戦争末期の1945(昭和20)年にもなると、旧日本軍は制空権、制海権のほとんどを失い、シーレーンはほとんど壊滅していました。しかし、無双状態だったはずのアメリカ海軍潜水艦隊司令官ファイフ大将をして「苦い経験であり、私には言い訳がない」と述懐させ、アメリカ海軍第7艦隊参謀にも「あれはすっ

討論会でトランプ氏「中朝首脳はバイデン恐れず」 バイデン氏「好きにすればいい」
2024.06.28

討論会でトランプ氏「中朝首脳はバイデン恐れず」 バイデン氏「好きにすればいい」

11月の米大統領選に向けた27日夜(日本時間28日午前)の候補者討論会で、共和党のトランプ前大統領は、民主党のバイデン政権の安全保障政策について「常軌を逸している。第三次世界大戦に近づいている」と批判した。トランプ氏は中国の習近平国家主席や北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記を挙げ、「

沖縄「市街地のこんなに近くでも…」記者も参加した戦没者遺骨収容 〝未完の戦争〟実態描く「骨を掘る男」
2024.06.27

沖縄「市街地のこんなに近くでも…」記者も参加した戦没者遺骨収容 〝未完の戦争〟実態描く「骨を掘る男」

ドキュメンタリー「骨を掘る男」は、沖縄で40年以上にわたり、第二次世界大戦、ことに沖縄戦で亡くなった人たちの遺骨収容を続けている具志堅隆松氏(70)の活動に迫る。メディアは「戦後〇〇年」という表現をする。だが戦闘が終わっても戦争被害は終わらない。その象徴が戦没者遺骨の問題だ。本作は、そうした「

敵国の難民を救うのか──。デンマーク人一家の信念の物語「ぼくの家族と祖国の戦争」
2024.06.26

敵国の難民を救うのか──。デンマーク人一家の信念の物語「ぼくの家族と祖国の戦争」

敵国の難民を救うか、見殺しにするか──。第二次世界大戦下で信念を貫こうとした一家の物語を、「バーバラと心の巨人」のアンダース・ウォルター監督が描き、デンマークのアカデミー賞(ロバート賞)5部門ノミネートならびに本年度SKIPシティ国際Dシネマ映画祭国際コンペティション部門選出を果たした「ぼくの

戦時下に葛藤する家族の物語『ぼくの家族と祖国の戦争』8月公開 予告編&ビジュアルも
2024.06.26

戦時下に葛藤する家族の物語『ぼくの家族と祖国の戦争』8月公開 予告編&ビジュアルも

 デンマークのアカデミー賞と言われるロバート賞に5部門でノミネートされた『Before it Ends(英題)』が、『ぼくの家族と祖国の戦争』の邦題で8月16日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国公開されることが決定した。

「地下鉄の父」があわや海の藻くず?日本の地下鉄と第一次世界大戦の浅からぬ関係とは
2024.06.26

「地下鉄の父」があわや海の藻くず?日本の地下鉄と第一次世界大戦の浅からぬ関係とは

 今から110年前の6月28日に発生した、セルビア人青年によってオーストリアの皇太子夫妻が殺害された「サラエボ事件」。第1次世界大戦はここから始まった。そのさなかにヨーロッパへ向かったのが、日本の「地下鉄の父」と呼ばれる早川徳次だ。日本の地下鉄史と第1次世界大戦との密接な関係とは。(鉄道ジャー

105歳がスタンフォード大学から修士号。「この時が来るのをずいぶん長く待ちました」と笑顔はじける(アメリカ)
2024.06.23

105歳がスタンフォード大学から修士号。「この時が来るのをずいぶん長く待ちました」と笑顔はじける(アメリカ)

「この時が来るのをずいぶん長く待っていました」アメリカ・ワシントン州で暮らす105歳のバージニア・ヒスロップさんが6月16日、カリフォルニア州にあるスタンフォード大学教育大学院で開かれた学位授与式で修士号の証書を受け取り、こう語った。第2次世界大戦によって学生生活が「中断」され、

20万人が命落とした地上戦から79年 沖縄慰霊の日
2024.06.23

20万人が命落とした地上戦から79年 沖縄慰霊の日

 沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。日米両軍の激しい戦闘で、住民を含む約20万人が命を落とした地上戦から79年。沖縄本島南部の慰霊碑では、犠牲者を悼み、手を合わす人々の姿が早朝から見られた。 最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに

「平和の光の柱」上空に 沖縄慰霊の日前夜祭 遺族らが黙とう
2024.06.22

「平和の光の柱」上空に 沖縄慰霊の日前夜祭 遺族らが黙とう

 沖縄は23日、1945年の第二次世界大戦末期の沖縄戦などで犠牲になった人を悼む「慰霊の日」を迎える。23日は最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で、県と県議会主催の沖縄全戦没者追悼式が営まれ、玉城デニー知事や岸田文雄首相らが参列する。 22日は公園内の

<eye>あの日見た景色は 沖縄戦から79年
2024.06.22

<eye>あの日見た景色は 沖縄戦から79年

 第二次世界大戦末期の1945年、沖縄では多くの住民を巻き込む激しい地上戦が繰り広げられた。犠牲者は日米合わせて約20万人で、一般住民は約9万4000人に上る。しかし、「鉄の暴風」と言われた艦砲射撃や空襲によって焼け野原になった島も、復興が進むにつれて当時の面影は薄れ、凄惨(せいさん)な戦場を

【LA情報も!】アンソニー・ホプキンス主演『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』
2024.06.21

【LA情報も!】アンソニー・ホプキンス主演『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』

映画『シンドラーのリスト』で描かれたシンドラーのように、ナチスから子供たちを救った英雄がイギリスにもいた。その命をかけた活動と、50年を経て当時の子供たちと再会したという実話を映画化。オスカー俳優のアンソニー・ホプキンスが確かな演技で魅せる。第2次世界大戦の直前。ロンドンで働くニ

イタリア・サルデーニャの浜辺に「平和の少女像」登場
2024.06.20

イタリア・サルデーニャの浜辺に「平和の少女像」登場

 地中海を臨むイタリアのサルデーニャ島の浜辺に「平和の少女像」(以下、少女像)が設置される。日本政府の圧力によって世界各地の少女像が撤去の脅威を受けているなか、今回設置される少女像の碑文には、第2次世界大戦時に日本が女性を相手に犯した犯罪に対する責任を明確に問う文言が含められる。

ヒトラーを欺いた男
2024.06.18

ヒトラーを欺いた男

(CNN) 80年前のノルマンディー上陸作戦(Dデー)で連合軍の兵士が見せた勇敢さを思い出し、祝福する時、以下の点は言及に値する。もしスパイの一団が連合軍のために働いていなかったなら、さらに多くの兵士が命を落としていた公算が大きかったのだと。Dデーが成功する可能性は、圧倒的に高い

「サイバー攻撃、民営化したインフラ運営企業全てがターゲットに」ブレイディみかこ
2024.06.18

「サイバー攻撃、民営化したインフラ運営企業全てがターゲットに」ブレイディみかこ

 英国在住の作家・コラムニスト、ブレイディみかこさんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、生活者の視点から切り込みます。*  *  * 配偶者がロンドンの病院で受けることになっていた手術が、前日に中止になった。NHS(国民保健サービス)の

池上彰さんが「第三次世界大戦は起きない」と考える理由。日本はこのまま平和でいられるのか?最新情勢を解説
2024.06.16

池上彰さんが「第三次世界大戦は起きない」と考える理由。日本はこのまま平和でいられるのか?最新情勢を解説

戦後79年、日本は一度も戦争の当事者国になっていない。しかし世界では、絶えることなく戦争や紛争が続いてきた。そして2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻。2023年10月には、イスラム組織ハマスとイスラエルの間で戦闘が始まった。世界はどこに向かうのか、日本はこのまま平和でいられ