敵国の難民を救うのか──。デンマーク人一家の信念の物語「ぼくの家族と祖国の戦争」

AI要約

第二次世界大戦下で信念を貫こうとする一家の物語。ドイツ占領下のデンマークで敵国の難民を救うかどうかのジレンマに直面する一家。

12歳の息子が交流していたドイツ難民の女の子が感染症を患い、友を救うべきか国民感情を優先すべきか、決断を迫られる。

ピルー・アスベックとラッセ・ピーター・ラーセンが出演する心揺さぶるヒューマンストーリー。

敵国の難民を救うのか──。デンマーク人一家の信念の物語「ぼくの家族と祖国の戦争」

敵国の難民を救うか、見殺しにするか──。第二次世界大戦下で信念を貫こうとした一家の物語を、「バーバラと心の巨人」のアンダース・ウォルター監督が描き、デンマークのアカデミー賞(ロバート賞)5部門ノミネートならびに本年度SKIPシティ国際Dシネマ映画祭国際コンペティション部門選出を果たした「ぼくの家族と祖国の戦争」が、8月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。ビジュアルと予告編が到着した。

ドイツ占領下にある1945年のデンマーク。市民大学の学長ヤコブは、敗色濃厚となったドイツから500人以上の難民を受け入れるよう命じられ、妻のリスと共にジレンマに直面する。もし誰もが敵視するドイツ人を救えば、裏切り者扱いされる恐れがある。だが救わなければ、多くの死者が出る。

そんな中、12歳の息子が交流しつつあったドイツ難民の女の子が、感染症を患う。友を救うべきか、国民感情を優先するのか、決断の時が迫る──。

ヤコブを演じるのは「アクアマン/失われた王国」に出演したピルー・アスベック、息子役はこれがデビュー作となるラッセ・ピーター・ラーセン。歴史の一ページにスポットを当てた、心揺さぶるヒューマンストーリーに注目したい。

監督・脚本:アンダース・ウォルター

出演:ピルー・アスベック、ラッセ・ピーター・ラーセン​、カトリーヌ・グライス=ローゼンタール

2023年/デンマーク/デンマーク語・ドイツ語/101分/カラー/シネスコ/5.1ch

英題:BEFORE IT ENDS 日本語字幕:吉川美奈子

配給:スターキャット 宣伝:ロングライド

©2023 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

公式サイト:cinema.starcat.co.jp/bokuno