日本ハム・新庄監督、今季最多貯金「10」お預け「何とかやり返したい」

AI要約

日本ハムは延長戦の末、3-4で接戦を落とし、3位に転落した。交流戦初黒星を喫し、貯金10はお預けとなった。

先発の金村は自己最多117球を投げ、好投したが、抑えの田中正が九回に同点弾を被弾。延長十回では河野が決勝の中前適時打を浴びた。

新庄監督は悔しさを糧に選手たちに奮起を求め、次戦に向けて気持ちを切り替えるよう指示を出した。

日本ハム・新庄監督、今季最多貯金「10」お預け「何とかやり返したい」

(日本生命セ・パ交流戦、日本ハム3-4DeNA=延長十回、1回戦、DeNA1勝、31日、エスコン)日本ハムは延長戦の末、3-4で接戦を落とし、3位に転落した。交流戦初黒星を喫し、今季最多の貯金「10」はお預け。新庄剛志監督(52)は開口一番「いいゲームでしたけどねぇ」。その上で「今までこれ(接戦)を勝ち取ってきたので明日は何とかやり返したい」と気持ちを切り替えた。

先発の金村は「要所を締められたし、よかった部分がたくさんあった」と自己最多117球を投げ、8回5安打2失点と好投。勝利投手の権利を持って降板したが、抑えの田中正が九回、オースティンに同点弾を被弾。延長十回は3番手の河野が森に決勝の中前適時打を浴びた。指揮官はいずれも1週間ぶりの登板となった両投手に「間隔の問題で空き過ぎていたところもある。次投げるときにビビって投げるか。この悔しさを糧に『抑えたろう』という気持ちで投げるか、そこの問題」と奮起を求めた。(加藤次郎)