鷹・生海が脳挫傷と診断 自主トレ中に打球事故…復帰まで1年~1年半「ショックでした」

AI要約

生海外野手が左側頭葉脳挫傷を負い、競技復帰は1年から1年半かかることが分かった。

生海はプロ野球選手として頑張りたいという意欲を示し、家族やチームのサポートを受けながらリハビリに取り組むことを決意した。

球団は状況を公表し、社会的な影響を考慮してサポートを呼びかけており、生海も前向きな気持ちで取り組む姿勢を示している。

 ソフトバンクは31日、生海外野手が今年1月に「左側頭葉脳挫傷」と診断され、競技復帰に1年から1年半かかることを発表した。球団によると、今年1月の自主トレ中に打球事故が起こったという。現在はリハビリに取り組んでいる。

 生海は福岡県出身で、九州国際大付高、東北福祉大を経て2022年ドラフト3位で入団。1年目の昨季は13試合に出場。オフには結婚したことを報告していた。

 球団は発表した経緯について、「選手を取り巻く環境を考え、内外に社会的な影響も当然あると予測している。これから1年、1年半をかけてリハビリをするという状況で、本人のメンタルのストレス軽減のために、公表という形で皆さんにバックアップしていただきながら、本人が頑張りたいという目的だったので、このタイミングで公表させていただいた。サポートをよろしくお願いします」と説明した。

 球団を通し、生海は「診断を受け状況を聞いた時にはショックでしたが、家族からの“またプレーする姿を見たい”という言葉と、自身としてもこれで終われないという気持ちがあり、リハビリを決断しました。奥さんのお腹には子どももいますし、プロ野球選手として復帰して元気な姿を見せたいという思いもあります。長くつらいリハビリになることはわかっていますが、同じような状況にある人がいれば、その人たちに勇気を与えることもできるかもしれません。今は体調が万全な日ばかりではないですが、気持ちは前向きです。球団やスタッフの皆さんに支えてもらいながら、これからリハビリに励みたいと思います」とコメントした。